結果

NBA 04/14 17:00 - [28] CHAホーネッツ v CLEキャバリアーズ [10] W 120-110
NBA 04/12 23:30 - [27] CHAホーネッツ v BOSセルティックス [1] L 98-131
NBA 04/10 23:30 - [28] CHAホーネッツ v ATLホークス [21] W 115-114
NBA 04/09 23:00 - [6] DALマーベリックス v CHAホーネッツ [27] L 130-104
NBA 04/07 22:00 - [4] OKCサンダー v CHAホーネッツ [27] L 121-118
NBA 04/05 23:00 - [9] ORLマジック v CHAホーネッツ [27] W 115-124
NBA 04/03 23:00 - [26] PORトレイルブレイザーズ v CHAホーネッツ [27] L 89-86
NBA 04/01 23:00 - [1] BOSセルティックス v CHAホーネッツ [27] L 118-104
NBA 03/31 22:00 - [6] LAクリッパーズ v CHAホーネッツ [27] L 130-118
NBA 03/29 23:00 - [5] GSウォリアーズ v CHAホーネッツ [13] L 115-97
NBA 03/27 23:00 - [3] CLEキャバリアーズ v CHAホーネッツ [4] W 111-118
NBA 03/25 23:00 - [27] CHAホーネッツ v CLEキャバリアーズ [8] L 92-115

シャーロット・ホーネッツCharlotte Hornets)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット市に本拠を置く北米プロバスケットボール協会 (NBA) のチームである。イースタン・カンファレンス、サウスイースト・ディビジョン所属。2014年まで使用していたチーム名のボブキャッツ(bobcatとは北米を代表する動物である山猫のこと)を、2014年5月20日よりホーネッツに変更した。ホーネッツとはスズメバチのこと。このチーム名は、現在のニューオーリンズ・ペリカンズがシャーロットを本拠地にしていた時代に使用していた(ペリカンズは1988年に設立され、2002年に本拠地移転に伴いチーム名をニューオーリンズ・ホーネッツに、2013年にニューオーリンズ・ペリカンズに変更した)。

2014年に「ボブキャッツ」から「ホーネッツ」に改称した際に1988年から2002年までのシャーロット・ホーネッツの歴史、チームの成績や記録をニューオーリンズ・ペリカンズから現シャーロット・ホーネッツのものとして扱われることが発表された。

History

シャーロット・ホーネッツ

シャーロット・ホーネッツは、1988年にノースカロライナ州シャーロットに設立された。シャーロットはアメリカ独立戦争時の激戦の地であり、イギリス軍に抵抗した指揮官がこの街を「スズメバチの巣」と呼んだのが、「スズメバチ」を意味する「ホーネッツ」という名称の始まりである。「ホーネッツ」の名はこのNBAのチームだけでなく、かつてシャーロットに存在した野球やフットボールのチームにも使われていた縁もあった。エクスパンション・ドラフトでは、マグジー・ボーグス、デル・カリーらを指名し、チーム初のドラフトではレックス・チャップマンを指名した。

創設後数年間は、他の新興チームと同様低い勝率に苦しんだが、1990年にケンドール・ギル、1991年にラリー・ジョンソン、1992年にアロンゾ・モーニングを獲得するとホーネッツの成績は上向き始めた。ラリー・ジョンソンは新人王受賞、モーニングはリーグ有数のセンターへと成長していき、若く才能のある選手を揃えたホーネッツは「未来のブルズ」と呼ばれた。

しかし1990年代半ばを過ぎるとギル、ジョンソン、モーニング、ボーグスは他のチームに移っていき、チームの中心選手はグレン・ライス、アンソニー・メイスン、ブラディー・ディバッツ、デビッド・ウェズリーらが担うようになった。チームは成績勝率5割から6割と健闘したが、優勝レースに顔を出すことはなかった。2000年にはチームの主力の一人だったボビー・フィルズを交通事故で失う悲劇があった。

21世紀に入ると、チーム移転の話が持ち上がるようになった。オーナージョージ・シンが起こしたスキャンダルや長年の不振の他、アリーナを巡る問題が取り上げられた。シャーロット・ホーネッツはシャーロット市にホームアリーナの建設を要請していたが、市議会がこれを拒否したことを契機にチームがルイジアナ州ニューオーリンズへ移転することが決定した。チームは2002年よりニューオーリンズ・ホーネッツと改称した。

シャーロット・ボブキャッツ

2002年からシャーロット・ホーネッツ(現・ニューオーリンズ・ペリカンズ)が、ニューオーリンズに本拠地を変更することが明らかになった後、NBAは2004年からシャーロットを本拠地とした新しいチームを発足させることを決定した。ボストン・セルティックスの元選手、ラリー・バードを筆頭としたグループの他にもいくつかのグループが参加を表明した。最終的にオーナーの億万長者ロバート・L・ジョンソン(Robert L. Johnson)率いるグループが権利を得た。ジョンソンは、アメリカのプロスポーツチームを単独所有する初めてのアフリカ系アメリカ人となった。

チーム名は一般公募で寄せられた約1250の案の中から「ボブキャッツ」「ドラゴンズ」「フライト」が最終候補に残り、ジョンソンがボブキャッツを選んだ。ボブキャッツ(ネコ科の動物のボブキャット)が同じシャーロットに本拠地を置くNFLのパンサーズのチーム名とネコ科で関連していること、オーナーの愛称がボブであることなどから決定した。

2004-2005シーズンから、チームは、イースタン・カンファレンスのサウスイースト・ディビジョンに参入し、マイアミ・ヒート、オーランド・マジック、アトランタ・ホークス、そしてワシントン・ウィザーズと競い合うことになった。NBAはアメリカに29チーム、カナダに1チームの計30チーム、2カンファレンス6ディヴィジョンの、現在のリーグ構成になった。

エメカ・オカフォー

ボブキャッツは2004年6月22日にエクスパンション・ドラフトを行い、元キングスのジェラルド・ウォーレスなどの若い選手を指名した。また、トレードを通じて2004年のドラフトで2番目の指名権を獲得し、エメカ・オカフォーを獲得している。初代のヘッドコーチはバーニー・ビッカースタッフで、3シーズン務めた。

バーニー・ビッカースタッフHC

2004年11月4日にワシントン・ウィザーズと初めての公式戦を行い、103対96で敗れている。11月6日に対オーランド・マジック戦で111対100で初勝利を収めている。2004-05シーズンは、18勝64敗、2005-06シーズンでは26勝56敗に終わった。

2006年6月15日に地元ノースカロライナ州育ちのマイケル・ジョーダンがチームの共同オーナーに就任し、筆頭オーナーのロバート・L・ジョンソンに次ぐ保有権を握ることになった。プレーオフ進出を目指すボブキャッツは、2007年にはジェイソン・リチャードソンを獲得し、さらに2008年には名将ラリー・ブラウンをヘッドコーチに迎えた。

  • 2008-2009シーズンは、ブラウンのコーチングが徐々にではあるが浸透し、勝率も改善の兆しを見せた。

初のプレーオフ進出

  • 2009-2010シーズン、チームはジェラルド・ウォーレス、レイモンド・フェルトン、ボリス・ディアウ、スティーブン・ジャクソン、D・J・オーガスティン、ジェラルド・ヘンダーソン・ジュニア、タイソン・チャンドラーら個性的なロースターが揃うと共に、 ラリー・ブラウンのコーチングがチームに浸透し、リーグ最小失点のディフェンスを武器にチーム創設以来初の勝ち越し、プレーオフ進出を果たした。しかし、プレーオフの壁は厚くオーランド・マジックにスイープされ、勝利をあげることはできなかった。

2010年3月17日にマイケル・ジョーダンがボブキャッツを買収し、筆頭オーナーとなった。取得額は2億7500万ドル(約250億円)で、元選手がNBAチームの筆頭オーナーを務めるのは初めてとなる。

  • 2010-2011シーズンは、ウォーレス、フェルトン、チャンドラーらの退団に伴い戦力が低下し、結果負け越しプレーオフ連続出場を逃した。
  • 2011-12シーズンは、ドラフト7位指名のビスマック・ビヨンボ、9位指名のケンバ・ウォーカーが入団したが、ロックアウトで短縮されたレギュラーシーズンを7勝59敗で終わり、1972-73シーズンに記録したフィラデルフィア・セブンティシクサーズの最低勝率を更新した。
  • 2012-2013シーズンは、21勝61敗と、昨シーズンからは勝率を上げたが、弱小チームからの脱却を図ることはできなかった。

2013年7月18日に、2014-15シーズンからシャーロット・ホーネッツに名称変更することがNBAより承認された。「ホーネッツ」の名称はシャーロット市民に長く親しまれた名称であり、ニューオーリンズ・ホーネッツがペリカンズに名称変更したことで「ホーネッツ」の名称が空いたため、変更が検討されていた。

2度目のプレーオフ進出

アル・ジェファーソン
  • 2013-14シーズンは、アル・ジェファーソンが入団し、43勝39敗を記録し、4年振り2度目のプレーオフ進出を果たしたが、1回戦でマイアミ・ヒートに4戦全敗のスイープを喫し、またしてもプレーオフ初勝利とはならなかった。

シャーロット・ホーネッツ

2014年5月20日、10年間使用してきたチーム名ボブキャッツからホーネッツに変更することを公式に発表した。改称の際にはニューオーリンズ移転以前の1988年から2002年までのシャーロット・ホーネッツの歴史、成績が現在のホーネッツのものとして扱われることになった。

  • 2014-2015シーズンは、インディアナ・ペイサーズからFAとなったランス・スティーブンソンを獲得したが、そのスティーブンソンが攻守両面でブレーキ役となってしまい、更にケンバ・ウォーカーやアル・ジェファーソンなど主力に怪我人が続出するなど、最後まで波に乗れず、2年連続のプレーオフ出場はならなかった。
  • 2015-2016シーズンは、スティーブンソンに見切りを付け (ロサンゼルス・クリッパーズに放出) 、ニコラス・バトゥム、ジェレミー・リン、ジェレミー・ラムなどを獲得し、得点力の向上に成功。開幕前にマイケル・キッド=ギルクリストを右肩の負傷でシーズン絶望となるという不運に遭遇したが、ウォーカーがエースに成長し、スティーブ・クリフォードヘッドコーチの手腕も冴え渡り、2016年3月21日のサンアントニオ・スパーズ戦では、1stクォーターの7-28から巻き返し、91-88の大逆転勝利を収めるなど、イースタンカンファレンスで旋風を巻き起こし、2シーズン振りのプレーオフを決めた。プレーオフは2シーズン前と同じくマイアミ・ヒートとの対戦。第3戦で記念すべきプレーオフ初勝利を挙げ、3勝2敗と先勝したが、その後連敗し3勝4敗で敗退。2ndラウンド進出は次期シーズン以降に持ち越しとなった。
  • 2016-2017シーズンは、開幕当初は好調を維持していたものの、中盤に入りマーヴィン・ウィリアムスやコディ・ゼラーなど負傷者が続出。ウォーカーは初のNBAオールスターゲームの出場メンバーに選出されるなど奮闘したものの、中盤の失速を取り戻すことは出来ず、36勝46敗で終了した。
  • 2017-2018シーズン

2018年4月8日、球団社長、GMに元ロサンゼルス・レイカーズGMであったミッチ・カプチャックが就任した。シーズン終了直後にスティーブ・クリフォードがヘッドコーチから解任された。

・2018-2019シーズン 新ヘッドコーチにジェームズ・ボーレゴを迎え入れ再スタートを切った。エースのウォーカーがキャリアハイのパフォーマンスでチームを牽引したが、思うように勝ち星は伸びなかった。結局シーズン終盤までデトロイト・ピストンズとプレーオフ出場を争ったが、一歩及ばず39勝43敗のカンファレンス9位でシーズンを終えた。更にオフにはFAとなったウォーカーがボストン・セルティックスへ移籍した。

・2019-2020シーズン エースのウォーカーの移籍により開幕から低迷した。しかし前年のドラフトで獲得したディボンテ・グラハム、マイルズ・ブリッジスや、ルーキーのP・J・ワシントンら若手が成長を見せ、来季以降に期待が持てるシーズンとなった。

・2020-2021シーズン 2020年のNBAドラフト全体3位でスター性溢れるラメロ・ボールを指名。さらにFAで新たなエースとしてゴードン・ヘイワードを獲得した。ラメロやヘイワードの活躍もありシーズン最終盤までプレーオフを争ったが、そこから怪我人が続出したこともあり失速し、カンファレンス10位でシーズンを終えた。オフにラメロが新人王を受賞した。

・2021-22シーズン

オフにデボンテ・グラハムや、マリーク・モンクを放出してしまったが、ドラフトでジェームズ・ブックナイトとカイ・ジョーンズを1巡目指名すると、トレードで、メイソン・プラムリーも獲得。そして、迎えたFA戦線でも、ケリー・ウーブレイやイシュ・スミスを獲得しオフの勝者となった。しかし、シーズンでは、序盤こそブリッジスがエース級の活躍を見せ、チームも好調だったものの2月に入り、ヘイワードが怪我をすると、一気に転落。2月のトレードデッドラインには、モントレズ・ハレルを獲得するも、いっこうに上位には戻れず。その後、巻き返して、シーズンは43勝39敗、カンファレンス10位で終えるも、プレーイントーナメントでホークスに惨敗。シーズン終了直後にボーレゴがヘッドコーチから解任された。

・2022-23シーズン

オフシーズンに入り、ドラフトこそ本命のマーク・ウィリアムズを獲得するも、新HCとして期待されていた、ケニーアトキンソンは辞任、FA戦線では、コディ・マーティンとの再契約にこそ成功するが、ブリッジスはDVの容疑で逮捕、ハレルも、マリファナを取引したとして起訴されるのど、

不遇に見舞われ、(ハレルはその後、フィラデルフィア・セブンティーシクサーズへ)オフの敗者となった。

**シャーロット・ホーネッツ**

シャーロット・ホーネッツは、ノースカロライナ州シャーロットを本拠地とするNBAチームです。ホーネッツは、2004年にニューオーリンズ・ホーネッツとして設立され、2014年にシャーロットに移転してシャーロット・ホーネッツに改名しました。

ホーネッツは、2016年にフランチャイズ初のプレーオフに進出し、その後2019年、2020年、2021年に連続でプレーオフに進出しています。ホーネッツは、フランチャイズ史上一度もNBAファイナルに進出したことがありません。

ホーネッツは、ラメロ・ボール、テリー・ロジアー、ゴードン・ヘイワード、マイルズ・ブリッジズ、PJ・ワシントンなどの選手を擁しています。ホーネッツは、攻撃的なチームとして知られており、2022-23シーズンにはリーグ3位の平均得点を記録しています。

ホーネッツは、スペクトラム・センターを本拠地としています。スペクトラム・センターは、20,200席の多目的アリーナで、1995年に完成しました。ホーネッツは、スペクトラム・センターで毎シーズン72試合を戦います。

ホーネッツは、シャーロットの街で人気のあるチームです。ホーネッツの試合は、常に多くのファンで賑わっています。ホーネッツは、シャーロットの街にとって重要な存在であり、市の経済や文化に貢献しています。