結果

JFL 04/14 04:00 - Atletico Suzuka Club v クリアソン新宿 D 0-0
JFL 03/31 04:00 - Atletico Suzuka Club v ミネベアミツミ L 0-1
JFL 03/24 04:00 - FCティアモ枚方 v Atletico Suzuka Club L 3-2
JFL 03/10 04:00 - ヴェルスパ大分 v Atletico Suzuka Club W 1-2
JFL 11/26 04:00 - 鈴鹿ポイントゲッターズ v ラインメール青森 W 2-1
JFL 11/19 04:00 - 高知ユナイテッドSC v 鈴鹿ポイントゲッターズ D 2-2
JFL 11/12 04:00 - 鈴鹿ポイントゲッターズ v ヴィアティン三重 L 0-1
JFL 11/04 04:00 - 東京武蔵野シティFC v 鈴鹿ポイントゲッターズ L 2-0
JFL 10/29 04:00 - 沖縄SV v 鈴鹿ポイントゲッターズ L 2-1
JFL 10/22 04:00 - 鈴鹿ポイントゲッターズ v レイラック滋賀FC L 0-3
JFL 10/08 04:00 - ミネベアミツミ v 鈴鹿ポイントゲッターズ W 0-1
JFL 09/23 05:30 - FCティアモ枚方 v 鈴鹿ポイントゲッターズ W 1-2

Stats

 TotalHomeAway
Matches played 21 11 10
Wins 6 2 4
Draws 4 2 2
Losses 11 7 4
Goals for 19 7 12
Goals against 29 16 13
Clean sheets 4 2 2
Failed to score 9 6 3

アトレチコ鈴鹿クラブ(アトレチコすずかクラブ)は、日本のサッカークラブ。本拠地は三重県鈴鹿市。JFL所属。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つ。呼称はアトレチコ鈴鹿

History

名張時代

1980年3月に名張市を拠点に設立、1982年4月に三重県サッカー協会に加盟し、1991年に三重県サッカーリーグ1部へ昇格。

2005年2月に、前年の三重県1部で4位に入った「オキツモFCアドミラル」(オキツモ株式会社のサッカー部)を母体に、「W.S.C.名張アドミラル(「W.S.C.」は「ウエストスポーツクラブ」の略)」を創設。運営組織として「W.S.C.名張フットボール・サポート」を設立し、Jリーグ加盟を目指すことを発表した。さらに2006年2月には「M.I.E.ランポーレFC」へ名称変更、2006年2月22日に公式ウェブサイトを開設した。この年は三重県社会人選手権(天皇杯予選)ベスト8、三重県リーグ1部を2位で終え第41回東海社会人サッカートーナメント大会に進出。Aブロック優勝となって東海リーグ参戦が決定。同年11月1日には「三重FCランポーレ」へ名称変更する。

鈴鹿時代

2008年 - 2018年(東海リーグ)

2008年5月21日、「鈴鹿クラブ」と合併を発表。9月1日には、2009年シーズンから本拠地を鈴鹿スポーツガーデンに移し、「FC鈴鹿ランポーレ」へ改名することを発表。また、クラブカラーもそれまでの濃紺( )、スカイブルー( )、オレンジ( )から、青( )と緑( )へ変更された。

2009年シーズンは三重県社会人サッカー選手権大会優勝。東海リーグ2部を無敗で制し1部へ昇格。

2010年シーズン、2011年シーズンは三重県社会人サッカー選手権大会を連覇。2011年は三重県サッカー選手権大会(第91回天皇杯予選)を制し、天皇杯初出場。1回戦で中京大学に競り勝つも、2回戦で名古屋グランパスエイトに敗戦。

2012年にはサッカー単独競技から総合型地域スポーツクラブを目指すため法人名が「三重すずかスポーツクラブ」に改名された。三重県社会人サッカー選手権大会を四連覇し、三重県サッカー選手権(第92回天皇杯予選)も制して天皇杯に2年連続出場優勝(1回戦で浜松大学に勝利するも2回戦でジュビロ磐田に敗退)。また、東海リーグ1部で初優勝し第36回地域決勝へ初出場(グループリーグ敗退)。

2013年シーズンは三重県社会人サッカー選手権大会でヴィアティン桑名に敗れて五連覇ならず。東海リーグも6位にとどまる。

2014年シーズンは三重県社会人サッカー選手権大会でヴィアティン桑名に雪辱を果たすも三重県サッカー選手権大会(第94回天皇杯予選)で桑名に敗れて天皇杯出場ならず。東海リーグは2年ぶり2度目の優勝を果たすが、第38回地域決勝は1次ラウンド敗退。この年限りで4シーズン監督を務めた髙木成太が退任し、強化部長に就任した。

2015年シーズンは、開幕直前に前監督で強化部長の髙木成太がで退任した他、取締役の西條一博や育成世代のコーチ陣が相次いで退団。白子駅前センター商店街に構えていたクラブ事務所を退去するなど経営環境が劇的に変化したことにより選手補強に大きく影響。最終的にはこの年監督に就任した元ヴォルカ鹿児島監督の小澤宏一の尽力である程度の戦力は整えたものの、三重県サッカー選手権でヴィアティン三重に敗れて全社、天皇杯への出場を逃し、東海リーグもリーグ戦序盤の連敗などもあってFC刈谷に勝ち点1及ばず連覇を逃し、JFL昇格の目標は叶わなかった

2016年シーズン は、小澤宏一と複数年契約を結んで体制の立て直しを図ったが、東海リーグでFC刈谷との直接対決の2敗が響き2位。三重県サッカー選手権大会でヴィアティン三重を下して4年振りに第96回天皇杯に出場。また、第52回全国社会人サッカー選手権大会で準優勝して全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016出場を決め、1次ラウンドで3連勝して初の決勝ラウンド進出を果たした。決勝ラウンドで初日のFC今治戦に敗れるものの、2日目は三菱自動車水島FCに勝利し悲願のJFL昇格に望みを繋ぐ。最終日はヴィアティン三重との同県対決で「勝った方がJFL昇格」という大一番となった が、このシーズンそれまで一度も敗れていなかった三重相手に1-4と最後の最後で苦杯をなめる結果となり、大会を3位で終えJFL昇格を逃した。

小澤体制3年目の2017年シーズンは愛媛からGK曵地裕哉、熊本からDF藏川洋平、讃岐からMF藤田浩平ら、Jリーグ経験者を複数獲得。前年に引き続きヴィアティン三重を下して第97回天皇杯に出場、第53回全国社会人サッカー選手権大会への出場権も確保し、東海リーグではアウェイで刈谷と引き分けるなど首位をキープしていたが、2017年9月24日の東海リーグ・刈谷との直接対決に勝利もしくは引き分けでリーグ優勝という状況で敗れたことを受け、クラブは監督の小澤宏一を解任、藏川洋平が監督代行(プレイングマネージャー)をつとめることとなった。その後、リーグ最終戦で勝利し3年ぶり3回目の優勝を決めた。 また、第53回全国社会人サッカー選手権大会でも優勝を決めた。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017はグループリーグ敗退となった。

2018年シーズンは新監督にアルビレックス新潟レディース前監督で複数のJリーグ/JFLクラブでの監督経験のある辛島啓珠を招聘。ヴィアティン三重からGK髙宮大輔・DF野口遼太・MF小澤司、元京都のMF和田篤紀らを獲得。東海リーグでFC刈谷とのマッチレースを得失点差無しで制し、2年連続4回目のリーグ制覇。第54回全国社会人サッカー選手権大会は2回戦で敗退したものの、リーグ覇者として出場した全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2018では、1次ラウンドを2勝1分で突破すると、決勝ラウンドを2勝1敗で2位となり、JFL昇格の権利を得た。12月6日、JFL理事会で第21回日本フットボールリーグへの入会が承認された。シーズン終了後、辛島が監督を退任した。

2019年 - (JFL)

2019年

後任監督の選定は「女性監督で行く」という方針の元、「サッカー 女性 監督」というワードでGoogle 検索を行う段階からスタートした。その後多くのスポーツエージェント・代理人への女性監督の調査依頼などを経た結果、最終的にスペイン人女性のミラグロス・マルティネス・ドミンゲスに白羽の矢を立て、2019年1月9日に監督就任を発表した。なお、日本の全国リーグ(JFL、Jリーグ)所属の第1種男子チームに、女性監督を起用するのは史上初の事例となる。

藤枝からGK佐藤隼・FW遠藤純輝、FC今治からDF宮本和輝・MF小野祐輔らを完全移籍で、岐阜からMF全山海、山口からDF田中貴大(8月-)を期限付き移籍で、その他新卒2名を獲得した。リーグでは攻撃的サッカーを展開、リーグで3番目に多い47失点が足を引っ張ったものの、昇格組ながらリーグ4位の43得点を挙げ、9勝9分12敗の12位でフィニッシュ、FWエフライン・リンタロウが18ゴールを挙げて得点王に輝き、ベストイレブンにも選出された。

2020年

ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス体制2年目。北九州からMF紀藤隆翔、熊本からMF八久保颯らを完全移籍で、その他新卒2名を獲得。新型コロナウイルス感染症の影響により、開催方式が2回戦総当たりから後期日程のみの1回戦総当たりの15試合制へ変更となったリーグ戦では、開幕4試合で1分3敗と出遅れ、第19節終了時点で降格圏の16位に沈むが、第20節東京武蔵野シティFC戦で初勝利を挙げると、その後は5勝2分3敗と持ち直し、総合では6勝3分6敗の5位でフィニッシュした。

11月末、Jリーグ百年構想クラブの申請を行った。

2021年

2月25日にJリーグ百年構想クラブに認定された。

熊本からMF坂本広大・田村翔太、清水からFW平墳迅らを完全移籍で、新卒で3名を獲得。リーグでは、開幕6戦負けなしを記録、第4節終了時には首位に立つ活躍を見せるも、第7節から8試合勝ちなしと不振に陥り、第15節終了時点で14位に後退した。この責任を取って、7月5日付で監督のミラグロス・マルティネス・ドミンゲスが退任、コーチ兼テクニカルディレクターの小澤司が暫定監督として指揮を執ったのち、7月15日付で三浦泰年が監督兼ゼネラルマネージャーとして就任、結局、前半戦は5勝3分8敗の13位で終えた。後期も前期同様6戦負けなしでスタート、9月28日にはJリーグからJ3ライセンスが交付された。その後は勝ちと負けを繰り返しながら徐々に順位を上げていき、最終節で昇格圏の4位に浮上、「年間成績4位以内」というJ3加盟条件のひとつを満たしたものの、いわきFCが優勝し翌年J3加盟となり、J3ライセンスはないがJリーグ百年構想クラブであるヴェルスパ大分が3位に入ったため、「Jリーグ百年構想クラブ中2位以内」という条件を満たせず、J3参入はならなかった。

シーズン終了後、この年に退任した元執行役員が2020年以降のトラブル・不祥事をTwitter上で告発。2020年11月29日のソニー仙台FC戦について、クラブのオーナーの西岡保之(株式会社ノーマーク会長)から、わざと負けるよう指示されたと言及した。また、クラブが元執行役員に2500万円を支払ったことを明らかにした。(後述)。

2022年

水戸からMF中里崇宏、八戸から前田柊らを完全移籍で、横浜FCから元日本代表のFW三浦知良、讃岐からFW栗田マークアジェイらを期限付き移籍で、新卒で1名を獲得した。三浦知良の人気は絶大で、ホームの平均観客動員数は2,312人とJFLで3位となる。アウェーでも11月9日の国立競技場でのクリアソン新宿戦の観客は1万6千人超となり、JFLの最多記録を更新。11月23日の奈良での奈良クラブ戦でも1万4千人超が集まった。ただ、成績はJFLの中位で推移し、最終的に9位と低迷した。

一方、八百長疑惑などの不祥事により、2月28日、JFL規律委員会が鈴鹿の「懲罰の対象となりうる行為」を認定し、Jリーグ理事会は、鈴鹿の百年構想クラブ資格を「解除条件付き資格停止」とすることを決定した。 規律委員会は、4月5日に調査結果と懲罰処分を公表 し、当該試合について「八百長の企て」に該当すると認定し、試合結果を没収試合として、罰金500万円を課し、オーナーら3人にサッカー関連活動の禁止処分を下した。6月に、鈴鹿警察署は、運営会社から現金を脅し取ろうとした脅迫未遂の容疑で、元執行役員を逮捕したと発表した。

6月21日の臨時株主総会で、クラブ代表だった吉田を含む経営陣4人が全員退任し、GM兼監督の三浦泰年らが新役員として選任された。だが、Jリーグ理事会は、クラブの役員が八百長を企てたこと、運営会社の株主構成の変更が完了していないことからガバナンスの改善に至ってないと判断し、6月28日、鈴鹿のJリーグ百年構想クラブの資格の失格を決定した。

その後も、鈴鹿は、Jリーグから求められた運営会社のガバナンス体制の改善、新たな株主を期限の11月までに決めることができず、新スタジアム建設の資金調達を進めることができなかった。鈴鹿市は、11月28日、建設を中止するよう会社側に求め、会社と結んでいた協定を解除。建設計画は白紙に戻った。12月には、一部選手・スタッフがGM兼監督の三浦泰年について、過去に暴言などのパワーハラスメントがあったとして、日本サッカー協会に内部告発したことが報道された。選手全36人のうち、12月26日までに19人がチームを去り、最終的に25人前後が退団すると報道された。運営会社のガバナンス改善が進まず、2023年シーズンのJリーグ参入が難しくなったことなどが背景にあると指摘された 。

2023年

三浦が期限付き移籍満了で横浜FCに復帰 し、中里はY.S.C.C.横浜、その他ジェイリースFCに2人、レイラック滋賀FCに4人移籍するなど25人が退団した。残留した選手は岩脇、三宅、中村俊、前田ら11人で、福岡から桑原海人を完全移籍で、鳥栖から兒玉澪王斗を期限付き移籍で獲得。新加入の中心は大学生だった。

2月1日に臨時株主総会を開催し、代表取締役GMの三浦泰年など役員6名全員が同日付で退任し、新たに代表取締役社長として就任した渡邉淳など4名が役員に選任された。なお、三浦は引き続き監督として残留する。

同10月31日、自動車部品メーカー・工業系商社の株式会社協同が運営会社(株式会社アンリミテッド)の発行済み株式を全て取得し、同社が筆頭株主になったと発表した。なお、協同の社長は三浦泰年と旧知の仲である元プロサッカー選手の斉藤浩史である。リーグ戦成績は10勝6分け12敗の9位。

シーズン終了後、2月に社長に就任した渡邉淳ら3名が任期満了で退任。「ポイントサポータークラブ」としての活動も2024年1月を持って終了となり、2024年1月10日に行われた記者会見で、新たなクラブ名を「アトレチコ鈴鹿クラブ」(Atletico Suzuka Club)とし、青と緑のチームカラーは維持しつつエンブレム・ロゴも刷新されることとなった。

2024年

2月17日、監督の三浦泰年が辞任した。同月21日にプレスリリースで発表され、指導方法に悩みを抱えていたことを理由に今月に入って本人から申し出があったとされる。

鈴鹿アンリミテッドは、三重県鈴鹿市に本拠地を置く日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。2015年設立、2023年にJリーグに昇格。

鈴鹿アンリミテッドは、地元のサッカークラブである鈴鹿ポイントゲッターズと、鈴鹿市に本拠地を置くHonda FCが合併して誕生したチームである。2017年に日本フットボールリーグ(JFL)に昇格し、2022年にJFLで優勝してJリーグ昇格を決めた。

鈴鹿アンリミテッドのホームスタジアムは、鈴鹿市にある鈴鹿市御薗公園陸上競技場である。収容人数は15,000人。

鈴鹿アンリミテッドの監督は、2022年から指揮を執る尹晶煥である。尹晶煥は、現役時代には韓国代表として日韓ワールドカップに出場し、指導者としては水原三星ブルーウィングスやFCソウルなどを率いた。

鈴鹿アンリミテッドの主な選手は、MFの田中裕介、FWの小野裕二、DFの岩下敬輔などである。田中裕介は、2012年にガンバ大阪でJ1リーグ優勝を経験した選手である。小野裕二は、2010年に清水エスパルスでJ1リーグ得点王を獲得した選手である。岩下敬輔は、2018年に浦和レッズでAFCチャンピオンズリーグ優勝を経験した選手である。

鈴鹿アンリミテッドは、Jリーグ昇格を果たした2023年に、J3リーグで優勝してJ2リーグに昇格した。2024年は、J2リーグで戦っている。