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FCアウクスブルク(Fußball-Club Augsburg 1907 e. V.)は、ドイツ・バイエルン州アウクスブルクに本拠地を置くサッカークラブ。2023-24シーズンは、国内プロトップリーグであるブンデスリーガに所属しており、クラブ会員数18,800人はシュヴァーベン県に拠点を構えるサッカークラブの中で最も多い会員数である。
1907年8月8日、FKアレマニア・アウクスブルク (Fußball-Klub Alemania Augsburg)として設立された。第二次世界大戦前までにおける最大の成功は、1940年のバイエルン・リーグ準優勝である。1970年代から1980年代前半にかけては、ブンデスリーガ2部と地域リーグ(3部、現在のレギオナルリーガ)を往復し、その後はほぼレギオナルリーガ3部に定着していた。
2000年にオーバーリーガ(4部)に降格したものの、2シーズンで3部へ復帰を果たした。2006年、レギオナルリーガで2位以下に大差の勝ち点をつけて優勝を果たし、23年ぶりのブンデスリーガ2部昇格を果たし、その06-07シーズンでは14勝10分10敗の得失点差+11で7位という成績を収めた。
2010-2011年シーズンでは2位となり、クラブ史上初となる1部への昇格を果たした。2011年10月15日、1部初ゲームとなったこの日の1.FSVマインツ05戦にて0-1と勝利し、1部初勝利を挙げた。1部1シーズン目は安定した成績を収め、余裕を持って残留となったが、2シーズン目は、得点源として期待されたアリスティド・バンセの不調などもあり、リーグ前半戦で勝ち点9と極度の不振に陥った。しかし、冬に加入した新戦力池東沅が後半戦のみで5ゴールを挙げるなど、リーグ後半で勝ち点24を稼ぎ、最終節のグロイター・フュルト戦に勝利したことで降格権を抜け出し、劇的な残留を果たした。
2014-15シーズン、40歳の青年監督マルクス・ヴァインツィールに率いられたアウクスブルクは躍進し、ラグナル・クラヴァンやラウール・ボバディジャらDF陣の奮闘もあり、リーグ戦5位でフィニッシュを決めた。これにより、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を手にすることができた。
2015-16シーズンは、ヨーロッパリーグとリーグ戦の過密日程により主力に怪我人が続出。10月には順位を18位まで落としたが、GKのマルヴィン・ヒッツによるビッグセーブや1月に加入し、残留が掛かったライバルとの試合で得点を重ねたアルフレズ・フィンボガソンの努力が実り、シーズンを12位で終えた。