スコットランド代表(愛称:タータン・アーミー)は、スコットランドサッカー協会(Scottish Football Association)によって編成されるスコットランドのサッカーのナショナルチームである。

1872年11月30日に、世界で初めて行われた国際サッカーの親善試合であるイングランド・スコットランド戦に臨み、0-0で引き分けた。この試合に代表チームとして出場したスコットランド代表の選手たちは後に世界で初めての本格的なサッカークラブであるクイーンズ・パークFCを設立し、クラブチームとして結成された史上最古のクラブでもある。

これまで22回FIFAワールドカップに出場しており、国際サッカー連盟(FIFA)発足後初のワールドカップである1930年大会から3大会連続で出場したほか、1954年、1958年、1974年、1978年、1982年、1986年、1990年と出場回数は10回を数える。しかし、1960年代には1966年大会の予選に敗れ、1970年大会にも出場できなかった。さらに1994年大会以降は4大会連続で予選落ちしており、大会本戦への出場は1998年大会まで途絶えていた。2018年大会で20年ぶりに本大会出場を果たし、決勝トーナメントに進出した。

UEFA欧州選手権には13回出場している。