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Bリーグ2 04/20 05:00 32 神戸ストークス v 熊本ヴォルターズ - View
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熊本ヴォルターズ(くまもとヴォルターズ、英: Kumamoto Volters)は、日本のプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE B2 西地区所属。ホームタウンは熊本県熊本市。2012年創設。

History

2008年、プロチームとして日本バスケットボールリーグ(JBL)参入を目標に掲げ、アメリカ留学帰りの中学教師の湯之上聡が中心となり「NPO法人熊本にプロバスケットボールチームをみんなで創ろう会」を設立。翌2009年には認定NPO法人として認められる。以降3on3大会開催などの活動をしつつ、JBLの2部に当たる日本バスケットボールリーグ2部機構(JBL2)への参入申請を行った。

JBL2への参入はならなかったが、2013年秋に発足する新リーグ・ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)への参入が2012年9月に決定。9月12日に一般公募で決定したチーム名「熊本ヴォルターズ」を発表。9月25日にチーム運営に当たる会社「熊本バスケットボール株式会社」を登記した。

NBL

2013-14シーズン

ノーマン・デ・シルバ

NBLウエスタンカンファレンス所属となる。初代HCには前佛山ドラライオンズHCのノーマン・デ・シルバが就任。ACには前千葉ジェッツHCの冨山晋司ら。

2013年9月28日、初の公式戦となる開幕戦を熊本県立総合体育館で行い、和歌山トライアンズにGame1は60-87、Game2は94-100で敗れて黒星発進となった。

第2節は三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に連敗、第3節はアイシンシーホース三河(現シーホース三河)に連敗、益城町総合体育館で行われた第4節のつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)との対戦において、Game1は74-79で敗れて7連敗を喫するも、Game2は70-62でようやく初勝利をあげた(ここまで1勝7敗、勝率0.125)。

続く第5節は兵庫ストークス(現神戸ストークス)と対戦し、Game1に勝利してシーズン唯一の連勝を飾るも、Game2は敗れて2勝8敗(勝率0.2)とした。

第6節は和歌山(2度目)に連敗、第7節は三菱名古屋(2度目)に1勝1敗するが、第8節の三河(2度目)、および第9節のつくば(2度目)にはいずれも連敗してしまい、第10節で兵庫(2度目)に1敗1勝してようやく連敗を6で止めた(ここまで4勝16敗、勝率0.2)。

第11節は東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)と、第12節は栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)と対戦していずれも連敗するが、第13節は日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)と対戦して1敗1勝し、連敗を5で止めた(ここまで5勝21敗、勝率0.192)。

第14節は千葉ジェッツに、第15節はトヨタ自動車アルバルク東京(現アルバルク東京)に、第16節はレバンガ北海道に、第17節は神奈川(2度目)に、第18節は栃木(2度目)に、第19節は日立東京(2度目)に、第20節は千葉(2度目)に、第21節はトヨタ東京(2度目)に、第22節は北海道(2度目)にいずれも敗れた。

2014年3月28日、ノーマン・デ・シルバとのHC契約を解除し、冨山ACがHC代行として指揮を執るが、続く第23節で和歌山(3度目)に連敗したため4月4日に契約解除となり、代表取締役であった湯之上がHCを兼任した第24節、3度目となった兵庫とのGame1を83-81で辛くも制するまで、実に20連敗を喫した。しかしGame2は65-82で敗れ、第25節の三河(3度目)、第26節の三菱名古屋(3度目)、第27節のつくば(3度目)のいずれの対戦も連敗してシーズンを終えた。通算成績は6勝48敗(勝率0.111)でウエスタン・カンファレンス6チーム中6位。総観客動員数は37,101(平均1,325)人を数えた。

2014年8月に事務所を熊本市東区健軍本町8番19号から東区若葉1丁目13-5へ移転。

2014-15シーズン

NBLウェスタンカンファレンスに所属。元日本代表HCの経験が有り、昨シーズン三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋のコーチを務めた清水良規がHCに就任した。ACには和歌山トライアンズの元AC保田尭之が就いた。

開幕節は八代市総合体育館で和歌山トライアンズと対戦し連敗、第2節はアイシンシーホース三河(現シーホース三河)に連敗、第3節は日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)に連敗、第4節は広島ドラゴンフライズに連敗、第5節は三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に連敗、第6節は兵庫ストークス(現神戸ストークス)と対戦し連敗したのち、第7節の兵庫(2度目)戦においてGame1を81-79で制し、ようやく連敗を12(クラブ歴代ワースト3位)で止めた。しかしGame2は落として1勝13敗(勝率0.071)となった。

第8節は三河(2度目)に連敗、第9節は和歌山(2度目)に1敗1勝し、2度目の連敗を4で止めた(ここまで2勝16敗、勝率0.111)。

第9節は兵庫(3度目)に敗れ、第10節は千葉ジェッツと対戦し1勝1敗、第11節は三菱名古屋(2度目)に敗れ、第12節は広島(2度目)に連敗、第13節は三菱名古屋(3度目)に連敗、第14節はつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)と対戦して1敗1勝して3度目の連敗を7で止め、4勝24敗(勝率0.143)とした。

第15節は三河(3度目)に敗れ、第16節は栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)に連敗、第17節はレバンガ北海道に連敗、第18節は東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)と対戦して連敗、第19節はトヨタ自動車アルバルク東京(現アルバルク東京)と対戦して連敗、第20節は日立東京(2度目)に連敗、第21節は千葉(2度目)に連敗し、第22節和歌山(3度目)にようやく勝利して4度目の連敗を13(クラブ歴代ワースト2位)で止めて5勝35敗(勝率0.132)とした。

続く第23節、つくば(2度目)はGame1を81-73で勝利してシーズン唯一の連勝を上げるも、Game2では敗れて6勝36敗(勝率0.143)とした。

第24節はつくば(3度目)に連敗、第25節は北海道(2度目)に連敗、第26節は神奈川(2度目)に連敗、第27節はトヨタ東京(2度目)に連敗、最終節は広島(3度目)に連敗してシーズン5度目の連敗を11(クラブ歴代ワースト4位)としてシーズンを終了した。通算成績は6勝48敗(勝率0.111)、ウェスタン・カンファレンス最下位となった。

総観客動員数は伸び悩み、37,341(平均1,383)人にとどまったが、最大動員数は2015年4月5日の3,791人(クラブ歴代11位)を数えた。

2015-16シーズン

東西カンファレンス制が廃止され、リーグ全チーム5回戦総当たりとなる。HCは引き続き清水良規が務めた。

開幕節は広島ドラゴンフライズと対戦し連敗するが、第2節は千葉ジェッツと対戦してシーズン初勝利を挙げた。第3節は千葉(2度目)にGame1は勝利するもGame2を落とし、連勝を止められた(ここまで2勝3敗、勝率0.4)。

第4節は日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)と対戦して1敗1勝し、連敗(2度目)を止めた(ここまで3勝4敗、勝率0.423)。

第5節はレバンガ北海道と対戦して連敗、第6節は西宮ストークス(現神戸ストークス)と対戦して1敗1勝し、連敗(3度目)を3で止めた(ここまで4勝7敗、勝率0.364)。

第7節はサイバーダインつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)と対戦、Game1に勝利してシーズン2度目の連勝を挙げるが、Game2は敗れて5勝8敗(勝率0.385)とした。

続く第8節の三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)・第9節の栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)にはいずれも連敗するが、第10節のトヨタ自動車アルバルク東京(現アルバルク東京)には1敗1勝して連敗(4度目)を6で止めた(ここまで6勝13敗、勝率0.316)。

第11節は北海道(2度目)に勝利して3度目の連勝を飾るも、第12節の東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)・第13節のアイシンシーホース三河(現シーホース三河)・第14節の三河(2度目)にいずれも敗れた。第15節で広島(2度目)に勝利して連敗(5度目)を5で止めたが(ここまで8勝18敗、勝率0.308)、第16節の連戦(3度目)はいずれも敗れた。

続く第17節の三菱名古屋(2度目)には勝利するが、第18節のトヨタ東京(2度目)には敗れ、第19節の千葉(3度目)・第20節の日立東京(2度目)・第21節の北海道(3度目)にはいずれも連敗し、ようやく第22節の西宮(2度目)に1敗1勝し、6度目の連敗を8で止めた(ここまで10勝28敗、勝率0.263)。

第23節はつくば(2度目)に敗れるが、続く第16節(3度目)には連勝し、シーズン4度目にして最後の連勝を挙げる。

続く第24節の三菱名古屋(3度目)には1敗1勝し、13勝30敗(勝率0.302)まで調子を上げたものの、第25節の栃木(2度目)・第26節のトヨタ東京(3度目)・第27節の神奈川(2度目)にはいずれも敗北し、5連敗を喫する(13勝35敗、勝率0.271)。

そして第28節、神奈川との3度目になる対戦前日の2016年4月14日、熊本地震(前震)が発生した。アウェーゲームだったためすでに遠征していたこともあり、Game1は実施されたが(75-98で敗北)、翌16日未明における本震発生の報に接するとGame2は辞退、熊本へ戻り復興ボランティアに従事した。本拠地としていた益城町総合体育館をはじめ熊本県内各地は深刻な被害を受けており、試合を開催できる状況ではなかったことから、6試合を残して以降のリーグ参加を辞退、そのままシーズン終了となった。通算成績は13勝36敗(勝率0.265、全12チーム中10位)。途中終了ながら、総観客動員数は40,306(平均1,550)人を数えた。最大動員数は3,929人(2015年12月13日、クラブ歴代8位)。

B.LEAGUE

2016-17シーズン(B2 西地区)

bjリーグとNBLが統合してB.LEAGUEが発足、ヴォルターズはB2西地区所属となる。

開幕節は2016年9月24日、熊本県立総合体育館で香川ファイブアローズと対戦し、Game1を87-70、Game2は73-69で連勝した。

第2節は広島ドラゴンフライズと対戦し1勝1敗、第3節は島根スサノオマジックと対戦、Game1は敗れるもGame2に勝利し連敗を2で止めた(ここまで4勝2敗、勝率0.667)。

第4節は鹿児島レブナイズと対戦し連勝、第5節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し連勝、第6節は島根(2度目)に連勝、第7節は鹿児島(2度目)に連勝、第8節は香川(2度目)に連勝、第9節は愛媛(2度目)に連勝した。第10節は広島(2度目)と対戦し、Game1で敗れて連勝を13で止められるも、Game2は勝利し17勝3敗(勝率0.85)とした。

第11節は豊通ファイティングイーグルス名古屋と対戦して連勝、第12節はアースフレンズ東京Zと対戦して連勝、第13節は群馬クレインサンダーズと対戦して1敗1勝し連勝(2度目)を5で止められ、第14節は西宮ストークス(現神戸ストークス)と対戦して1勝1敗となり連勝(3度目)を止められ、第15節はバンビシャス奈良と対戦して1敗1勝し2度目の連敗を2で止めた(ここまで24勝6敗、勝率0.8)。

後半戦となる第16節は茨城ロボッツと対戦し連勝するが、第17節はパスラボ山形ワイヴァンズと対戦し、1敗1勝して連勝(4度目)を3で止められた。第18節は東京エクセレンス(現横浜エクセレンス)と対戦し1勝1敗して連勝(5度目)を止められ、第19節は信州ブレイブウォリアーズと対戦し1勝1敗、第20節は青森ワッツと対戦して連勝した(ここまで29勝9敗、勝率0.763)。

第21節は岩手ビッグブルズと対戦して1敗1勝し、連勝(6度目)を止められる。第22節は福島ファイヤーボンズと対戦して連勝するも、第23節は広島(3度目)に1勝1敗し連勝(7度目)を4で止められた。

第24節は鹿児島(3度目)に連勝するが、第25節は愛媛(3度目)に1勝1敗して連勝(8度目)を3で止められる。

第26節は島根(3度目)に1敗1勝し、2度目の連敗を2で止めた(ここまで38勝14敗、勝率0.731)。

第27節は香川(3度目)に1敗1勝、第28節は鹿児島(4度目)に連勝するも、第29節は広島(4度目)に1勝1敗して連勝(9度目)を4で止められた。最終節は香川(4度目)に1勝1敗し、通算成績を44勝16敗(勝率0.733)としたが、西地区3位でプレーオフ進出を惜しくも逃した。総観客動員数は一気に伸びて63,295(平均2,109)人を数え、ホーム最終節となった2017年4月30日における入場者数4,899人はクラブ歴代最多を記録した。

決算情報では、売上高は約2億2,100万円(221,832,163円)で前年比171.2%。前年度約,600万円(36,845,627円)の損失に対し、約160万円(1,593,406円)の営業利益を記録した。その他、経常利益が約1,000万円(10,075,220円)、当期純利益が約970万円(9,746,720円)となり、2012年9月の設立から4年目で初めての黒字を達成した。クラブ代表を務める湯之上聡は、公式Facebookをとおして「昨年は、熊本地震でチームの存続も危ぶまれ、先行きの見えない中でスタートしたシーズンでしたが、最終的には、過去最高の売り上げを達成し、僅かではありますが、黒字を出すこともできました」と報告。「この結果は、熊本は立ち上がるんだ、復興するんだ、熊本はまだまだ元気なんだ、という熊本県民の皆様と、その熊本を支えていただいた、全国の皆様のお力添えが無ければ、果たせなかった結果だと強く感じています」と感謝の言葉を述べた。

2017-18シーズン(B2 西地区)

開幕節は秋田ノーザンハピネッツと対戦して連敗を喫し、第2節は茨城ロボッツと対戦して連勝、第3節は広島ドラゴンフライズと対戦して1敗1勝、第4節は愛媛オレンジバイキングスと対戦して連敗した(ここまで3勝5敗、勝率0.375)。

第5節は香川ファイブアローズと対戦して勝利し、第6節は金沢武士団と対戦して連勝、第7節はパスラボ山形ワイヴァンズと対戦して連勝、第8節は群馬クレインサンダーズと対戦して連勝、第9節は茨城(2度目)に連勝、第10節はライジングゼファーフクオカと対戦し、Game1は勝利するもGame2で敗れて連勝を10で止められた(ここまで13勝6敗、勝率0.684)。

第11節は福島ファイヤーボンズと対戦し、Game1に敗れるもGame2は勝利して連敗を止めた。第12節はファイティングイーグルス名古屋と対戦し連勝、第13節は香川(2度目)に敗れ、第14節は仙台89ERSと対戦し1勝1敗、第15節は岩手ビッグブルズと対戦し連勝、第16節は広島(2度目)に連勝した(ここまで21勝9敗、勝率0.7)。

後半戦に入った第17節はバンビシャス奈良と対戦し連勝するも、第18節は香川(3度目)に1勝1敗して連勝を7で止められた。

第19節は信州ブレイブウォリアーズと対戦、1敗1勝して連敗を止めた。

第20節は愛媛(2度目)に連勝、第21節は青森ワッツと対戦して連勝したが、第22節は広島(3度目)に1敗1勝して連勝を5で止められ、第23節は奈良(2度目)に連勝するも、第24節の福岡(2度目)に1勝1敗して連勝を4で止められた(ここまで33勝13敗、勝率0.717)。

第25節は愛媛(3度目)に勝利、第26節は香川(4度目)に連勝するが、第27節はアースフレンズ東京Zと対戦して1勝1敗となった。

第28節は秋田(2度目)に連敗、第29節は福岡(3度目)に連敗するが、第30節は奈良(3度目)に1敗1勝してシーズン最長の連敗を6で止めた。

第31節は愛媛(4度目)に勝利、最終節は東京Z(2度目)に連勝し、通算成績41勝19敗(勝率0.683、西地区2位)という好結果を残し、「B2 PLAYOFFS FINAL 2017-18」への進出を決めた。

2018年5月27日、横浜アリーナで行われた富山グラウジーズとの入替戦において3点差で敗れ、B1昇格を逃した。

シーズンオフには、保田HCとの契約継続を発表した。総観客動員数は前シーズンを僅かに上回る64,712(平均2,157)人であった。最大動員数は2018年3月25日の4,044人(クラブ歴代6位)。

決算情報では、売上高が前年同期比37%増の3億402万円で、2期連続の黒字化を達成。当期純損益は同95%減の51万円。熊本地震に伴う支援金などがあったため、前年度に比べて減益となった。増収の要因となる主要収入を分類別にみると、スポンサー広告などの事業収入が前年同期比49.7%増の1億4,824万円、入場料収入が同19.6%増の8,623万円、グッズなどの物販収入が21.7%増の1,931万円であった 。

2018-19シーズン(B2 西地区)

自身の集大成と位置づけた保田HCの下、悲願のB1昇格を果たすため、B2得点王のチェハーレス・タプスコットや俊野佳彦などの大型補強を実施した。チームキャプテンは小林慎太郎・古野拓巳が就任する。

開幕節は熊本県立総合体育館で島根スサノオマジックと対戦し1勝1敗、第2節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し連勝、第3節は西宮ストークス(現神戸ストークス)と対戦し1敗1勝、第4節は東京八王子ビートレインズと対戦し連勝、第5節は広島ドラゴンフライズと対戦し勝利した。第6節は青森ワッツと対戦し、Game1は勝利するが、Game2には敗れて連勝を5で止められた(ここまで8勝3敗、勝率0.727)。

第7節はアースフレンズ東京Zと対戦して連勝、第8節は福島ファイヤーボンズと対戦して1敗1勝、第9節はファイティングイーグルス名古屋と対戦して1勝1敗、第10節は金沢武士団と対戦して連勝、第11節は香川ファイブアローズと対戦して連勝、第12節は広島(2度目)に勝利、第13節は仙台89ERSと対戦して連勝するが、第14節はFE名古屋(2度目)に1敗1勝して連勝を7で止められた(ここまで20勝6敗、勝率0.769)。

第15節は島根(2度目)に1敗1勝、続く第16節は茨城ロボッツと対戦し、シーズン初の連敗を喫した(ここまで21勝9敗、勝率0.7)。

後半戦となる第17節は香川(2度目)に勝利、第18節は群馬クレインサンダーズと対戦して連勝、第19節は信州ブレイブウォリアーズと対戦して1勝1敗(4連勝)、第20節はバンビシャス奈良と対戦して連勝、第21節は福島(2度目)に1敗1勝、第22節は金沢(2度目)に1敗1勝、第23節は愛媛(2度目)に連勝(3連勝)、第24節は広島(3度目)に1敗1勝、第25節はパスラボ山形ワイヴァンズと対戦して1勝1敗となるなど連勝が続かなかった(ここまで33勝14敗、勝率0.702)。

第26節は奈良(2度目)に連勝、第27節は愛媛(3度目)に連勝、第28節は香川(3度目)に勝利するが、第29節は奈良(3度目)に1敗1勝して連勝を5で止められたが(ここまで40勝15敗、勝率0.727)、第30節は島根(3度目)に連勝、第31節は香川(4度目)に連勝、第32節は広島(3度目)に連勝し、2度目となる7連勝を挙げてシーズンを終えた。小林慎太郎やチリジ・ネパウェなどの負傷者が出るなどのアクシデントもあったが、通算成績45勝15敗(勝率0.75)で初の西地区優勝を果たし、2年連続でプレーオフに進出した。

プレーオフ1回戦は東地区1位の群馬クレインサンダーズと対戦し、第3戦までもつれ込むが、1点差で敗北した。3位決定戦は同地区2位ワイルドカード枠でプレーオフに進出した島根スサノオマジックと対戦。第1戦は延長戦の末に敗北、第2戦も敗北し、悲願のB1昇格まであと1歩届かなかった。

観客動員数は過去最高となる77,076(平均2,569)人を数えた。最大動員数は2018年12月30日の4,545人(クラブ歴代2位)。プレーオフは5試合16,390(平均3,278)人を動員している。

2019年9月12日に発表された第7期(2018-2019シーズン)の決算発表において、445,680,000円の当期売上高を数え、3季連続となった黒字化と、過去最高の売上および利益が報告された。

2019-20シーズン(B2 西地区)

長年の課題であったディフェンスを強化すべく、ネナド・ヴチニッチ(英語版)をHCとして迎え、前季B2最優秀選手の石川海斗をはじめ、木田貴明・佐藤正成らが加入した一方、古野拓巳・俊野佳彦・福田真生らが移籍するなど、主力選手を大幅に入れ替えて新たなスタートを迎えた。シーズン開始前の西日本アーリーカップでは島根スサノオマジックに勝利し二連覇を果たした。

開幕節は、B3リーグより昇格してきた越谷アルファーズと熊本県立総合体育館にて対戦し、Game1に敗れるもGame2には勝利し1敗1勝とした。両日ともに3,000人を超える観客を動員し(Game2の3,697人はシーズン最多、クラブ歴代13位)、期待の大きさを窺わせたが、広島サンプラザホールで行われた第2節広島ドラゴンフライズとの対戦では、PG柿内輝心の負傷もあり大差をつけられて連敗を喫した(ここまで1勝3敗、勝率0.25)。柿内は手術を要するほどの重症で、以後シーズンに復帰することができなかった。

第3節は豊通ファイティングイーグルス名古屋と対戦し1勝1敗、第4節はバンビシャス奈良と対戦して1敗1勝、第5節は香川ファイブアローズと対戦して敗れた(ここまで3勝6敗、勝率0.333)。

第6節は茨城ロボッツと対戦して1勝1敗、第7節は青森ワッツと対戦して連勝するが、第8節で福島ファイヤーボンズと対戦し1敗1勝して連勝が止まり、続く第9節はアースフレンズ東京Zと対戦して1勝1敗となるなど、連勝を伸ばせなかった。

第10節は群馬クレインサンダーズと対戦して1敗1勝、第11節は信州ブレイズウォリアーズと対戦し、Game1では石川海斗が放ったハーフコートライン越えのブザービーターで劇的な逆転勝利を見せたが、Game2では大敗し1勝1敗となった(ここまで10勝11敗、勝率0.476)。

2019年11月29日、ボビー=ジョーンズとの契約解除が発表される。

第12節はパスラボ山形ワイヴァンズと対戦し1勝1敗(ここまで11勝12敗、勝率0.478)。

同年12月10日、ジャマール=ソープと1か月(~2020年1月6日)の短期契約を締結。

第13節は香川(2度目)に敗れ、第14節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し連敗した(ここまで11勝15敗、勝率0.423)。

同年12月19日、奥田雄伍と特別指定選手契約を締結し、野口龍太郎を練習生とした。

第15節は信州(2度目)に連敗し11勝17敗、勝率0.393となる。

同年12月27日、濱田貴流馬と選手契約(アマチュア)を締結。

第16節は東京Z(2度目)に臨み、Game1では敗れるもGame2は1点差で逃げ切り勝利、B.LEAGUE開幕以後最長となる7連敗を止めて12勝18敗、勝率0.4とした。

後半戦直前の2020年1月14日、マーカス=ブレイクリーとの新規選手契約・ウィタカケンタとの特別指定選手契約を発表。

第17節は群馬(2度目)で1敗1勝、第18節は広島(2度目)に1敗1勝、第19節は西宮ストークス(現神戸ストークス)と対戦し連敗、第20節はライジングゼファーフクオカと対戦し勝利した。第21節は仙台89ersと対戦し連敗するも、第22節は福岡(2度目)に連勝した(ここまで17勝24敗、勝率0.415)。

同年2月14日、佐々木隆成と新規選手契約(アマチュア)を締結。

第23節はB3リーグから昇格してきた東京エクセレンスと対戦し1敗1勝とするが、第24節は、県内における新型コロナウィルス感染症発生がGame1前日に確認され、観客がシーズン唯一1,000人を割るなど(918人、シーズン最少)コロナ禍の少なくない影響の中実施され、奈良(2度目)に連勝し20勝25敗、勝率0.444とした。

しかし続く第25~27節は実施が見送られ、無観客試合という形式でようやく実施された第28節は広島(3度目)と対戦し、両ゲーム100失点以上の大差をつけられ連敗した。

第29節以降はふたたび実施が見送られ、同年3月27日には残り全試合の中止が発表されてそのままシーズン終了となった。通算成績は20勝27敗(勝率0.426、西地区4位)。プレーオフは開催されず、レギュラーシーズンの成績上位2チームが自動昇格となり、条件に該当していた信州と広島がB1へ昇格した。ヴォルターズは昇格を果たせなかったが、4月27日、2020-21シーズンにおけるB1ライセンスを取得し、B1昇格に希望をつないだ。

第2節の連敗以後、1試合2,500人に届かなくなるなど観客動員数は低迷したが(2019年12月29日の2,426人が最多)、それでもリーグ4位となる44,616(平均1,859)人の総動員数を数え意地を見せた。

2020年9月15日に発表された第8期(2019-2020シーズン)の決算発表において、11,120,000円の営業損益を記録し、4季ぶりの単年赤字となったことが報告された。

2020-21シーズン(B2 西地区)

2021年8月3日、チームスローガンを「超えるバイ」に決定、「過去の自分たち」「これまでの常識」「感染症のまん延という逆境」「災害をはじめとする苦難」「長らく立ちはだかっているB1の壁」を超えるという決意を表明した。

2020年9月の株主総会において、クラブ創設時より代表取締役社長を務めた湯之上聡が体調不良のため退任すると、後任として代表取締役会長に住永栄一郎、取締役社長に西井辰朗(GM兼任)が就任した。

チーム体制では、ヴチニッチとHC契約を継続。契約を継続した石川海斗・木田貴明・小林慎太郎らに加え、佐々木隆成・ウィタカケンタ、マーベル・ハリス、イバン・ラベネル、デイビット・ドブラス、帰化選手のファイサンバらを獲得した一方で、6季にわたり在籍した中西良太が移籍した。チームキャプテンにはファイが就任するなど準備を進めていくが、新型コロナウィルス感染症の流行により新規外国籍選手と、一時帰国中だったヴチニッチの入国が遅れ、開幕戦に間に合わない事態となった。混乱を避けるため、新ACの岡田修がHCに、ACには橋爪純・西谷亮一(選手兼任)がそれぞれ就任、ヴチニッチはアドバイザリーコーチとしてオンラインで指導することとなり、外国籍選手はダニエル・オルトン、クリストファー・オリビエを急遽招聘してシーズンに備えたが、開幕直前になって新型コロナウィルス感染症によりチーム活動停止を余儀なくされるなど、準備不足の感は否めなかった。

開幕節はB3リーグから昇格してきた佐賀バルーナーズに1勝1敗、第2節は愛媛オレンジバイキングスに連勝し、第3節では仙台89ersと対戦、Game1を落として仙台に開幕5連勝を許すが、Game2では勝利して仙台の連勝を止めた。第4節はライジングゼファーフクオカと対戦し、1勝1敗(ここまで5勝3敗、勝率0.625)。

同年10月27日、ハリス、ラベネルの合流によりオルトン、オリビエが退団する。翌10月28日の香川戦後には両名の退団セレモニーが実施され、オリビエは来場して直接挨拶し、別れを惜しんだ。

第5節は香川ファイブアローズと対戦し勝利、第6節はバンビシャス奈良と対戦して1勝1敗となる(ここまで7勝4敗、勝率0.636)。

11月13日、濱田貴流馬のインジュアリーリスト入りおよび野口龍太郎との新規契約が発表される。

第7節は佐賀(2度目)に1勝1敗、第8節は中西の移籍先である西宮(現神戸)ストークスと対戦し連敗、第9節は愛媛(2度目)との対戦だったがコロナ禍により延期され(2021年1月16・17日に代替戦が行われ連勝)、第10節はアースフレンズ東京Zと対戦し1勝1敗となり、Game1の試合中に木田貴明が負傷した(ここまで9勝8敗、勝率0.529、代替戦を含めれば11勝8敗、勝率0.579)。

第11節は香川(2度目)に勝利するが、第12節は佐賀(3度目)に連敗、第13節は福岡(2度目)に1勝1敗した(ここまで11勝11敗、勝率0.5、含代替13勝11敗、勝率0.542)。

12月25日、柿内輝心のインジュアリーリスト入りおよび濱田のリスト離脱が発表される。

第14節は豊通ファイティングイーグルス名古屋と対戦して1勝1敗、第15節は越谷アルファーズと対戦して1勝1敗(ここまで13勝13敗、勝率0.5、含代替15勝13敗、勝率0.536)。

2021年1月6日、藤澤尚之が特別指定選手として加入した。

第16節はパスラボ山形ワイヴァンズと対戦して1勝1敗となり、Game2の試合中にラベネルが負傷した(ここまで16勝14敗、勝率0.533)。

同年1月16日、ハリスがシーズン途中で帰国、同21日に契約解除となった。

同22日、シャヒード=デイビスが加入。

第17節は福島ファイヤーボンズと対戦し1勝1敗、第18節は奈良(2度目)に敗れた。

第19節は青森ワッツと対戦し連勝する(ここまで19勝16敗、勝率0.543)。

2月4日、柿内のインジュアリーリスト離脱および西谷亮一の同リスト入りが発表される。

第20節は愛媛(3度目)に1勝1敗、第21節は香川(3度目)に連敗したうえ、Game1の試合中に小林、Game2の試合中に木田が負傷した(ここまで20勝19敗、勝率0.513)。

第22節はFE名古屋(2度目)に連敗し20勝21敗、勝率0.488となる。

2月26日、濱田が鹿児島レブナイズへ期限付き移籍、および磯野寛晃が練習生から新規加入。

第23節は西宮(2度目)に連敗し20勝23敗、勝率0.465となる。

3月5日、岡田HCが体調不良により欠場し、以後は橋爪純がHCを代行した。橋爪HC代行指揮下で臨んだ第24節は越谷(2度目)に連敗して20勝25敗、勝率0.444となる。

3月12日、デイビスとの契約延長が発表されるが、翌13日にはドブラスが練習中に負傷した(16日インジュアリーリスト入り)。

第25節は群馬クレインサンダーズに連敗して20勝27敗、勝率0.426となる。

3月16日、西谷がインジュアリーリストから復帰。

第26節は茨城ロボッツと対戦しGame1は敗北し20勝28敗、勝率0.417、Game2はコロナ禍で延期となる(4月7日に代替戦が実施され敗北)。次の第27節で奈良(3度目)に勝利するまで、昨シーズンを超えB.LEAGUE開幕以後ワーストとなる11連敗(クラブ歴代ワースト3位、代替試合を含めると12連敗)を喫した。

第28節は西宮(3度目)に1勝1敗して22勝29敗、勝率0.431(含代替22勝30敗、勝率0.423)となった。

3月31日、渡邉拓馬がチームの強化・編成アドバイザーに就任する。

4月1日、奥田雄伍が練習生として加入。

第29節はFE名古屋(3度目)に連敗するが(ここまで22勝31敗、勝率0.431、含代替22勝32敗、勝率0.407)、第30節は福岡(3度目)に連勝して24勝32敗、勝率0.429とした。

4月16日、ドブラスがインジュアリーリストから復帰するも、負傷の悪化した柿内との契約を解除した。

第31節の香川(4度目)・第32節の奈良(4度目)にはそれぞれ1勝1敗し、通算成績26勝34敗(勝率0.433、西地区6位)でシーズンを終了した。リーグ開始後は新型コロナウィルス感染者を1人も出すこともなく、西地区で唯一全60試合を完遂した。

全期間収容率50%で開催されたシーズンということもあり、総観客動員数は3万人にわずかに及ばず29,624(平均987)人にとどまったが、それでもリーグ3位(西地区1位)となりかろうじて面目を保った。最大動員数は2021年3月13日の1,802人(リーグ3位)。

4月28日、2021-22シーズンにおけるB1ライセンスを取得し、B1への昇格に希望を残した。

2021年9月16日に行われた第9期(2020-2021シーズン)の決算発表において2,497,000円の経常利益と、「黒字回復」「財政基盤の安定化」の達成が報告された。

2021-22シーズン(B2 西地区)

2021年7月6日、「クラブとして追い求めたいことが、昨シーズンと変わらない」ことから、スローガンを「超えるバイ -NEXT TIME FOR SURE-」に決定。

取締役社長に専念するとして西井辰朗がGMを辞すると、GMは空位とされ、新HCに就任したドナルド・ベックがAGMに就任した徳永隆聖と共に職務を代行することとなった。広島ドラゴンフライズから古野拓巳が3季ぶりに復帰したほか、LJ・ピーク、ジョーダン・ハミルトンらB1選手を中心に起用した一方、選手兼ACだった西谷亮一・2期連続B2アシスト王に輝いた石川海斗・チーム創設以来ヴォルターズに在籍していた小林慎太郎らが退団した。西谷は横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチに就任、石川はファイティングイーグルス名古屋へ移籍、小林は現役を引退し、彼の背番号「7」は球団初の永久欠番となる。

チームキャプテンには古野とハミルトンの両名が就任した。

開幕節は西宮市立中央体育館で西宮(現神戸)ストークスと対戦し連勝、第2節は熊本県立総合体育館で越谷アルファーズと対戦し、Game1には勝利するも、ハミルトンが負傷した影響もあってGame2には敗れて1勝1敗となった(ここまで3勝1敗、勝率0.75)。

2021年10月13日、ハミルトンのインジュアリーリスト登録が発表され、同15日、代役としてカイル・バローンの加入が発表される。

第3節は佐賀バルーナーズと対戦して1勝1敗となるが、Game2において新規加入のベンジャミン・ローソンが負傷した(ここまで4勝2敗、勝率0.667)。

第4節はバンビシャス奈良と対戦して1勝1敗、第5節は西宮(2度目)に連敗するも、第6節のライジングゼファーフクオカ戦には102-84で勝利した。試合中、ピークが52得点を挙げチームの個人最多得点記録を更新する。

第7節は佐賀と対戦し(2度目)、Game1は107-73で勝利するもGame2には敗れて1勝1敗となり、7勝6敗(勝率0.538)とした。

同年11月19日、ハミルトンの復帰に伴いバローンが退団する。

第8節は福島ファイヤーボンズと対戦して1敗1勝し、8勝7敗(勝率0.533)とするが、Game2において本村亮輔が負傷する。

第9節は福岡(2度目)に1敗1勝、第10節は仙台89ERSと対戦し連敗、第11節はアースフレンズ東京Zと対戦し、Game1は109-78で、Game2は118-52で連勝した。

第12節は福島(2度目)に連勝するが、第13節ではパスラボ山形ワイヴァンズと対戦し1敗1勝となり連勝を4で止められた(ここまで14勝11敗、勝率0.56)。

第14節は福岡(3度目)に102-80で勝利し、第15節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し1敗1勝となるが、第16節の青森ワッツとの対戦ではGame1に106-67、Game2は110-57で連勝し18勝12敗(勝率0.6)とした。

2022年1月5日、練習生であった奥田雄伍が金沢武士団へ移籍し、11日に加藤嵩都と特別指定選手契約を締結する。

シーズン後半戦の第17節は山形(2度目)に連勝するが、続く第18節は東京Zとの2度目の対戦であったがコロナ禍により延期となり(Game1は2度の延期の後消滅、Game2は4月27日に実施され勝利)、第19節では愛媛(二度目)に延長の末敗れ20勝13敗、勝率0.606となった(含代替21勝13敗1消滅、勝率0.618)。

第20節は香川ファイブアローズと対戦し、Game1ではハミルトンがチーム最多得点記録を53に更新する活躍を見せて107-77で勝利するが、Game2はコロナ禍により延期となる(3月9日に実施され敗れた)。ここまで21勝13敗、勝率0.618(含代替22勝14敗1消滅、勝率0.611)。

第21節は佐賀との3度目の対戦であったが、コロナ禍により延期となる(4月30日・5月1日に実施され1敗1勝し、含代替23勝15敗1消滅、勝率0.605となる)。

第22節は越谷との2度目の対戦であったが、Game1はコロナ禍により消滅となり、Game2は敗れて21勝14敗1消滅、勝率0.6とした(含代替23勝16敗2消滅、勝率0.59)。

第23節は愛媛(3度目)に1勝1敗し、22勝15敗1消滅、勝率0.595となる(含代替24勝16敗2消滅、勝率0.6)。

同年3月5日、古野が練習中に負傷し、以後シーズンから離脱した。

第24節は香川(2度目)を迎え、Game1は100-87で勝利、Game2も勝利して24勝15敗1消滅、勝率0.615(含代替26勝16敗2消滅、勝率0.619)とした。

同年3月11日、練習生だった柿内輝心と新規選手契約。

第25節は青森(2度目)に連勝、第26節は奈良(2度目)にGame1は112-63、Game2は113-53で連勝、第27節は愛媛(4度目)に勝利した。

第28節は福岡(4度目)にGame1に勝利、Game2では114-83で勝利して31勝17敗2消滅、勝率0.646とした(含代替33勝17敗2消滅、勝率0.66)。

続く第29節・第30節はコロナ禍により消滅となるが、第31節は西宮(3度目)に連勝し、シーズン最多の7連勝(含代替11連勝)を挙げ33勝16敗6消滅、勝率0.673(含代替35勝17敗6消滅、勝率同)となる。

レギュラーシーズン最終節となる第32節はFE名古屋と対戦して1敗1勝、通算36勝18敗6消滅(勝率0.667)で西地区2位(全体4位)となり、3シーズンぶりのプレーオフ進出を決めた。

同年5月4日、プレーオフにおけるクラブスローガン「GO TO NEXT STAGE!」とキービジュアルが発表される。

プレーオフ・クォーターファイナルは西地区3位(全体5位)の西宮と熊本県立総合体育館で戦い、Game1は最大17点差を逆転して勝利、Game2は2度の延長戦を制して突破した。しかし、セミファイナルにおいて東地区1位(全体1位)のFE名古屋に連敗を喫し、B1昇格を果たすことは叶わなかった。追い打ちをかけるように、西地区1位(全体3位)の香川と対戦予定だった3位決定戦は、チーム内で発生した新型コロナウィルス感染症の影響で試合参加要件を満たせず、いずれも不戦敗となって総合4位でシーズンを終えた。

観客動員数は29,205(平均1,168)人、仙台に次いでリーグ2位ではあったが、シーズン中入場券の完売は1度しかなく、最大動員数もレギュラーシーズン最終日である2022年5月1日(第21節Game2代替)の1,891人が最多で、収容率100%で開催したプレーオフ・クオーターファイナルは2試合2,876人しか入らず、3試合7,239人を動員した仙台に大きく水をあけられた。

2022年4月、2020-21シーズン中においてインジュアリーリスト制度の不正運用、および当時の所属選手に対するパワーハラスメント行為があったとして、クラブおよび取締役社長西井辰朗(事案発生当時は取締役社長兼GM)に対してリーグから制裁を科せられると、西井は取締役社長を辞任、住永栄一郎はシーズン末での代表取締役会長職辞任を発表し、球団設立時から運営の中心を担ってきた2人がクラブを去ることとなった。クラブはその後、シーズン中ながら次季へ向けた編成スタッフの体制を決定し、ベックのHC継続およびGM兼任・遠山向人のアソシエイトHCおよびAGM就任・徳永のAGM継続を発表した。

2021年12月1日、東区若葉1丁目13-5から中央区帯山4丁目17-1へ事務所を移転。

2022年9月15日に発表された第10期(2021-2022シーズン)の決算において、146,596,000円の経常損益が報告された。

2022-23シーズン(B2 西地区)

2022年6月20日、経営陣の刷新が発表され、7月1日には福田拓哉が取締役社長に就任した。

7月5日、チームスローガンを「NEXT STAGE」に決定し、併せてクラブ創設10周年記念ロゴを発表。

チームにおいてはドナルド・ベックのHC継続・GM就任が決まり、5シーズンぶりに復帰した前季B2最優秀選手のテレンス・ウッドベリーを筆頭に、菅澤紀行・田渡凌・谷口光貴などB1経験者、前季インカレ得点王の山本翔太など、多くの選手が加入した一方で、ジョーダン・ハミルトン、LJ・ピーク、古野拓巳・木田貴明・佐々木隆成ら前季の主力選手、および多数のスタッフが移籍するという大幅な再編成をおこなった。

同年8月16日、ベックのHC兼GM退任および指導者育成コーチ就任が発表され、GMには徳永隆聖AGMが、HCには遠山向人アソシエイトHC兼AGMがそれぞれ就任する、というさらなる体制変更が実施された。

新体制で臨んだプレシーズンマッチでは、鹿児島レブナイズ・ライジングゼファーフクオカと対戦し、いずれも勝利を収めた。

9月10日の福岡戦後、本村亮輔のゲームキャプテン就任および谷口・田渡の副キャプテン就任が発表された。

開幕戦は、B3リーグから昇格してきた長崎ヴェルカと熊本県立総合体育館にて対戦し、Game1は11点差で敗れるも、Game2では3点差で勝利した。

第2節はB2東地区へ移動した西宮(現神戸)ストークスと対戦し1勝1敗、第3節は前季B2西地区優勝した香川ファイブアローズに連勝するが、第4節の佐賀バルーナーズ戦はジャメール・マクリーンが負傷・欠場したこともあり連敗を喫してしまう(ここまで4勝4敗、勝率0.5)。

第5節は福岡に勝利し(5勝4敗、勝率0.556)、同年11月2日、マクリーンの代役としてケビン・コッツァーが加入する。

第6節は当時8連勝中の愛媛オレンジバイキングスと対戦し、Game1は二度にわたる延長戦を制して勝利するがGame2では敗れた。

第7節はバンビシャス奈良に連勝するが、Game1の試合中に本村が負傷、一時離脱を余儀なくされた(ここまで8勝5敗、勝率0.615)。

続く第8節は福島ファイヤーボンズと対戦し1勝1敗となるが、試合中に負傷したベンジャミン・ローソンが同年11月26日に一時離脱してしまう。

第9節、福岡(2度目)には連勝するが、第10節香川(2度目)、および第11節パスラボ山形ワイヴァンズ戦ではそれぞれ1勝1敗となる(ここまで13勝8敗、勝率0.619)。

同年12月12日、中京大学の中野友都が特別指定選手として加入する。

2016年以来、6シーズンぶりに益城町総合体育館で開催された第12節越谷アルファーズ戦、および第13節の佐賀(2度目)にはいずれも連敗してしまい、今季最多の5連敗を喫するも、第14節は福岡(3度目)に勝利して連敗を止め、第15節は愛媛(2度目)に連勝した(ここまで16勝12敗、勝率0.571)。

2023年1月4日、マクリーンの復帰に伴いコッツァーが退団。1月2日、第15節のGame2終了後には退団に先立ちセレモニーが実施された。

第16節は奈良(2度目)でGame2を落とし、連勝を4で止められ17勝13敗、勝率0.567となる(ここまで西地区3位、全体5位)。

シーズン後半戦最初の第17節は長崎(2度目)に敗れ、第18節は福島(2度目)に連勝した。

第19節はアースフレンズ東京Zと対戦してGame1に勝利、今季リーグ5番目に20勝を達成するも、Game2には敗れて連勝を3で止められた。

第20節は、昨シーズン復活の立役者の一人であるハミルトンが試合直近に移籍してきた西宮(2度目)を迎えるがこれに連勝し、22勝15敗、勝率0.595となったものの(順位変わらず)Game1に本村、Game2にローソンが相次いで負傷、一時離脱を余儀なくされた(両名ともシーズン中二度目の負傷離脱である)。

第21節は越谷(2度目)を迎え、Game1では勝利するも、試合中にウッドベリーがまたしても負傷してしまい、Game2では敗れてふたたび連勝を3で止められ23勝16敗、勝率0.59となった(順位変わらず)。

第22節は長崎(3度目)に連敗し23勝18敗、勝率0.561となり昨季の黒星数と並んでしまう(順位変わらず)。

2月21日、中野の特別指定選手活動終了が発表される。

第23節の福岡戦(4度目)で、2度目の負傷からローソンが復帰したGame1は、終了間際に連続3Pを許し延長戦となるも、これに勝利して連敗を3で止め、Game2は勝利し25勝18敗、勝率0.581とした(順位不動)。Game2終了後には中野の退団セレモニーが実施された。

第24節は青森ワッツと対戦し、1敗1勝して26勝19敗、勝率0.578となる(順位不動)。

第25節はB3リーグから昇格してきたアルティーリ千葉と熊本県立総合体育館で対戦、Game2では3,704人(クラブ歴代15位)の入場者を数えるも連敗し、26勝21敗(勝率0.553)となった(順位変わらず)。

2023年3月1日、臨時取締役会において、熊本バスケットは債務超過状態からの経営再建をはかるため、西川グループの傘下に入る旨の決定が発表された。グループは「熊本には熊本に根付くプロクラブとしての熊本ヴォルターズが必要だ」として支援を表明、これを受けて熊本バスケットは、2026-2027シーズンからの新B1参入の意思を表明した。

2023年3月14日、2023-2024シーズンにおけるB1ライセンスを取得。

第26節は東京Z(2度目)と対戦、終始優勢に進めたGame1とは打って変わり、激しく追い上げられる展開になったGame2は82-81と1点差で制して連勝、28勝21敗(勝率0.571)とした。

第27節は熊本県立総合体育館で長崎(4度目)と対戦し、後半に激しく追い上げられるも、田渡の20得点など好調なオフェンスで87-85と逃げ切って勝利、29勝21敗(勝率0.580)とした(順位変わらず)。

第28節は愛媛(3度目)と対戦して連勝、今季最長となる5連勝を挙げるとともに、「日本生命 B2 PLAYOFFS 2022-23」出場を決めた(ここまで31勝21敗、勝率0.596)。プレーオフ進出は2期連続、4度目である。順位は変わらず、西地区3位(全体5位)を維持している。

第29節はA千葉(2度目)と対戦し、Game1ではウッドベリーが久しぶりに出場するも83-94で敗れ、当シーズンの西地区3位が確定する。Game2は接戦に持ち込むも62-66で敗れて31勝23敗、勝率0.574とした(全体順位も変わらず)。

4月3日、奥村雄真とアシスタントトレーナー契約。

4月8日、ウッドベリーの負傷が発表される。

発声応援の解禁となった第30節は奈良(3度目)と対戦、両ゲームとも接戦となったがいずれも勝利し、33勝23敗(勝率0.589)としたが、Game2においてローソンが負傷・一時離脱した(3度目)。

レギュラーシーズンにおける最後のホーム開催となった第31節は佐賀(3度目)と対戦し、外国籍選手2名を欠いていたにもかかわらずGame1は接戦を制し79-78で勝利するが、Game2は、シーズン最多となる3,802人(クラブ歴代12位)の観客を前に奮戦するも、後半に力尽きて63-90で敗れ34勝23敗(勝率0.586)とした。総動員数51,296(平均1,710)人は、コロナ禍に見舞われた2019-2020シーズンの44,616(平均1,859)人を超えてクラブ歴代4位という数字を残した(平均数は歴代5位)。

シーズン最後となる第32節は香川(3度目)と対戦し、3度目の復帰となったローソン、およびマクリーンの両外国籍選手をプレーオフに備えて温存せざるを得なかったにもかかわらず、Game1は序盤から好調な攻めを見せて73-69で競り勝ったが、Game2は本村が途中欠場したこともあって73-79で敗北、1勝1敗となって35勝25敗(勝率0.583)でレギュラーシーズンを終えた。

4月13日、プレーオフにおけるクラブスローガン「The Special One」とビジュアルが発表される。

プレーオフ・クオーターファイナルは佐世保市体育文化館で長崎と対戦した。ウッドベリーが復帰し久しぶりのフルロスターであったが、Game1は最大17点差を逆転され73-76で負け、Game2は終盤に振り切られて76-88で敗北し、B1昇格はまたしてもかなわなかった。最終順位はレギュラーシーズンから変わらず西地区3位(全体5位)。

5月8日、シーズンにおける全日程の終了を発表。

5月28日、熊本県立総合体育館においてファン感謝祭が実施され、すでに帰国していたベック、マクリーン、ローソンを除く当シーズンのロスターが集まる最後の場となった。

5月29日、チームスタッフのペレズ・ジョバンニ(6/21京都ハンナリーズと契約)、田村愛李、阿部拓馬(7/7ベルテックス静岡と契約)が契約満了により退団。

6月6日、谷口が契約を解除して退団し(6/23福岡と契約)、ソウが横浜エクセレンスへ移籍した。6月9日にはベック指導者養成コーチがドイツのROEMERSTROM Gladiators TrierからHCとして招聘され退団し、ローソンが福井ブローウィンズへ移籍する。22日には田渡が福島へ移籍した。

2023年11月20日、第11期(2022-23シーズン)の決算が発表された。前年比120%の売上を記録したものの、191,595,000円の経常損益が報告された。

2023-24シーズン(B2 西地区)

2023年6月10日、遠山向人とのHC契約継続が発表される。継続に際し、遠山は「観る人が感動したり、子供たちが喜んだり、皆さんの心が動く美しいチームを目指」すべく尽力するとともに、念願のB1昇格を達成できるようともに戦おう、とブースターに向けて呼びかける旨のコメントを掲げた。

翌11日には山本柊輔、長島蓮との契約が継続された。

12日にはライジングゼファーフクオカから石橋侑磨が移籍する。

翌13日には本村亮輔、神里和、14日には山本翔太、菅澤紀行、15日はテレンス・ウッドベリー、16日に磯野寛晃と相次いで契約継続を発表。17日には越谷アルファーズから駒沢颯が移籍する。翌18日にはジャメール・マクリーンとの契約継続を発表するなど、10人を入れ替えた前シーズンとは対照的に9名の選手と契約を継続した。

19日にはヒル・ライアンの1シーズン振りの復帰など、スタッフの契約状況が報告される。併せて、桜十字グループからヘルスケアおよびフィジカルケアのサポートチームが新たに組織され、選手のサポート体制強化も図られることになった。

6月27日、アーロン・ホワイトの新規加入が発表される。

7月1日、バーンズ・マシュー・マイケルが通訳に起用される。11日には熊本保健科学大学との包括連携協定締結が発表され、競技力向上と障害予防を目的としたスポーツ医科学によるチーム支援の充実など、主力選手の相次ぐ故障離脱に苦しんだ前シーズンを鑑みたチームのさらなる支援体制強化が企画された。同31日には坂本彩香のアスレチックトレーナー就任が決まる。

14日、チームスローガンを「ぶちバケろ。」に決定。熊本への想いを強く打ち出し、「熊本のVOL(Voltage Of Life)」を赤く彩る「熊本の熱源」となることを目指す旨のコメントをあげた。

8月4日、東町グラン歯科・ルプレ歯科がオフィシャルデンタルパートナーに就任し、選手の歯科部門をサポートすることとなった。

9月5日、本村のチームキャプテン継続、およびマクリーン・磯野の副キャプテン就任が発表される。

9月9・10日、指宿総合体育館において鹿児島レブナイズとプレシーズンマッチを行い、Game1は82-82で同点(双方の話し合いにより延長戦は実施せず)、Game2は85-74で勝利したが、Game2終盤に磯野が負傷した(25日にインジュアリーリストへ登録)。17日には、クラブ史上初の国際交流試合として台湾のT1リーグに所属する台啤雲豹とのフレンドシップマッチに臨み、75-70で勝利した。

9月26日、市岡ショーンの新規加入が発表される。

10月7・8日に熊本県立総合体育館で迎えた開幕節は滋賀レイクスと初めて対戦し、Game1は86-100で敗れるもGame2は91-85で勝利し1敗1勝とした。

14・15日に行われた第2節は福島ファイヤーボンズと対戦し、Game1に勝利するもGame2は敗れて連勝を止められ2勝2敗、勝率0.500となる。

21・22日に開催された第3節、愛媛オレンジバイキングスとの対戦は、前節にホワイト・本村・石橋の3名を負傷で欠きながらもGame1に勝利したが、Game2は1点差で敗れて3勝3敗、勝率0.500とした。

同25日の第4節は石橋が復帰するも、愛媛戦で負傷した駒沢を欠くという状態でバンビシャス奈良を迎えて対戦し、64-62と僅差で勝利した。

28・29日の第5節は、6シーズンぶりにB2へ復帰した岩手ビッグブルズを迎えて対戦した。駒沢は復帰するも、本村・ホワイトを欠いたままであったが、いずれも勝利して今季初の同一カード連勝を果たし、6勝3敗、勝率0.667(西地区4位、全体6位)とした。

11月1日、2026-27シーズンからの新B1(B.LEAGUE PREMIER)参入は断念し、2030-31シーズンからの参入を目指す旨を発表した。

同2日、吉田千尋とのオフィシャルヨガインストラクター契約を発表した。

同4・5日に開催された第6節は、新築された菊陽町総合体育館の杮落とし興行として開催された。2度目となる愛媛との対戦は、ホワイトの復帰によりGame1は103-73で、Game2は終盤の猛追を振り切って97-89でいずれも勝利、連勝を5に伸ばし8勝3敗、勝率0.727とした(西地区2位、全体4位)が、翌6日に本村のインジュアリーリストへの登録が発表される。

8日、ディクソンJRタリキの新規加入が発表された。

11・12日に開催された第7節は越谷アルファーズと対戦し、いずれも大差で敗れて8勝5敗、勝率0.615となった(西地区3位・全体6位)。

17・18日の第8節はライジングゼファーフクオカと対戦し、Game1には99-75で勝利したが、Game2は83-91で敗れて9勝6敗、勝率0.6とした(順位変わらず)。

25・26日開催の第9節は青森ワッツを迎えて対戦し、Game1に89-100で敗れて連敗を喫すも、Game2は95-88で勝利して10勝7敗、勝率を0.588とした(西地区4位・全体7位)。

12月2・3日開催の第10節は、B3から昇格してきたベルテックス静岡を迎えての初対決となった。Game1は先行される展開となるも逆転して69-65、Game2は接戦を制して81-79で逃げ切って勝利、連勝を3とした。静岡とは勝率で並んでいたが、連勝により差をつけ12勝7敗、勝率0.632とし、西地区3位・全体4位に浮上した。

7日、ディクソンとの契約解除が発表される。

9・10日開催の第11節は、新潟アルビレックスBBと対戦した。両チームとも主力選手を欠き、万全ではない状態での初顔合わせとなる試合は、中盤までに優勢となるも終盤に追い上げられる展開となったがいずれも勝利し、14勝7敗、勝率0.667で西地区3位は維持するも全体順位は5位となった。

15日、中野有都との特別指定選手契約が発表される。

16・17日の第12節は、同率で並ぶ越谷(2度目)を迎えて対戦した。Game1は終盤に追いつかれ延長戦となるも117-111で競り勝ち、Game2は終盤に突き放して84-74で勝利して、越谷との対戦史上初となる同一カード連勝を果たした。連勝も7に伸ばして16勝7敗、勝率0.696とし、地区順位は変わらぬも全体順位を4位に上げた。

しかし、20日の第13節奈良(2度目)との対戦では、前節の疲労から攻守ともに強度を欠いて78-86で敗北し16勝8敗、勝率0.667となったた(順位は変わらず)。

23・24日開催の第14節は滋賀(2度目)と対戦し、Game1は83-105と大差で敗れた。Game2はウッドベリー欠場の中奮闘し、一時4点差まで詰めるも、最後に振り切られ73-81で敗れて3連敗し16勝10敗(勝率0.615)、地区順位は維持したが全体順位を5位に下げた。

26日、東山真との通訳兼サポートスタッフ契約が発表される。

30・31日の第15節、および2024年1月6・7日の第16節は、熊本地震によって被害を受けた「熊本城の復興状況を伝えていくとともに、イベント売上の一部を、熊本城の復興のために寄付」すべく、BLACK VOLFES と銘打って実施された。第15節は福島(2度目)、第16節は奈良(3度目)を熊本県立総合体育館に迎えて対戦し、いずれも勝利して4連勝をあげ(今季3回目)、20勝10敗、勝率0.667で前半戦を終えた。地区順位は3位を維持、全体順位は1つ上げて4位とした。

なお、6日にはB2リーグ最速で通算観客動員40万人を達成している。

18日、本村がインジュアリーリストから復帰した。

後半戦最初の戦いとなる20・21日の第17節は、本拠地を移転して名称が変わった神戸ストークスと対戦した。外国籍選手が不在となるなどチーム状況が良好でなかった神戸に対し、Game1は序盤で最大20点以上の大差をつけたものの、終盤に猛追を受け一時は2点差にまで詰め寄られたが、辛くも逃げ切って77-70で勝利する。Game2は神戸に外国籍選手が復帰したこともあり、序盤は拮抗するも、石橋の好調な3Pなどで後半は流れをつかみ89-69で勝利、今季2度目の6連勝をあげた。22勝10敗(勝率0.688)で西地区2位に浮上し、全体順位も3位とした。

27・28日の第18節は、益城町総合体育館にパスラボ山形ワイヴァンズを迎え対戦した。前節に負傷したウッドベリーを欠いていたにも関わらず、Game1は102-89、Game2は100-83といずれも勝利し、2017-18シーズン以来となる8連勝を上げ24勝10敗(勝率0.706)とした。順位は西地区2位・全体3位を維持しつつも、地区1位である滋賀とのゲーム差を1とした。

29日、野口侑真との特別指定選手契約を発表。

31日の第19節は滋賀(3度目)と対戦した。本村・ウッドベリーを欠き、前半は劣勢となるが、加入したばかりの野口が出場早々にプロ初得点を挙げるなど、後半に流れを奪うとそのまま逃げ切って104-101で勝利し、25勝10敗として地区首位の滋賀と勝率(0.714)で並び(順位は変わらず)、連勝を9に伸ばした。同日、通訳として起用されていたマイケルとの契約を解除した。

2月3・4日の第20節は静岡(2度目)と対戦した。引き続き本村・ウッドベリーを欠いたこともあり、前節の疲労から攻守ともに粘りを欠いてGame1は72-80で敗れ連勝は止まったが、Game2は100-83で勝利して26勝11敗(勝率0.703)となり西地区1位・全体2位へ浮上した。

9・10日の第21節は福岡(2度目)と対戦した。ウッドベリーを欠く中での首位攻防戦となったGame1は終始圧倒されて54-75で大敗、Game2はミスからの失点が響いて得点を伸ばせず78-85で敗れ、連敗を喫した。26勝13敗、勝率も0.667となり一気に地区3位・全体4位へ後退した。

17・18日の第22節は神戸(2度目)と対戦した。ウッドベリーは復帰するも駒沢・本村を欠いた中、Game1は98-89で勝利、Game2は4Qに失速して逆転されるが、マクリーンのブザービーターで再逆転し85-84で勝利して、28勝13敗(勝率0.683)とした。勝率では2位福岡に追いつくが、順位に変動はなかった。

23・24日の第23節はアルティーリ千葉と対戦した。駒沢は復帰するも本村を欠く中、Game1は73-98と大差で敗れ長島が負傷する。Game2は、ウッドベリーの奮戦もあってその長島を欠いた状態でも接戦となるが、最終盤に突き放されて95-106で敗れて28勝15敗(勝率0.651)となった(順位に変動はない)。

26日、中野の特別指定選手活動終了が発表される。

3月2・3日の第24節は、集客数増加を企図した「3333W(クワッドスリーダブル)イベント」と銘打って実施され、静岡(3度目)を迎えて対戦した。長島・本村を欠いた状態で、Game1は終始劣勢に立たされたがその都度追いすがり、2度の延長戦を経て108-101でようやく勝利した。Game2は、長島・本村に加えて後半から神里を欠いてしまい、11点差を逆転されてしまったが、最終盤で再逆転して86-85で辛くも勝利し30勝15敗(勝率0.667)とした。順位に変動はない(地区3位・全体4位)。Game2終了後には、中野の特別指定選手活動終了を記念して撮影会が実施された。

熊本ヴォルターズは、熊本県をホームタウンとし、B.LEAGUE B3リーグに所属するプロバスケットボールチームです。チーム名は、熊本県の県鳥である「肥後拵(ヴォルター)」に由来しています。2014-15シーズンより発足し、B3リーグに加盟。2016-17シーズンには、B3リーグ西地区優勝、B3リーグプレーオフ準優勝という成績を収め、B2リーグ昇格を果たしました。2017-18シーズンはB2リーグで戦い、地区15位でシーズンを終えました。2018-19シーズンは、B2リーグ西地区6位でシーズンを終え、B2残留を果たしました。2019-20シーズンもB2リーグ西地区6位でシーズンを終え、B2残留を果たしました。2020-21シーズンは、B2リーグ西地区5位でシーズンを終えました。2021-22シーズンは、B2リーグ西地区4位でシーズンを終えました。2022-23シーズンは、B2リーグ西地区2位でシーズンを終え、B1昇格を果たしました。