サンティアゴ・ワンダラーズ

クルブ・デ・デポルテス・サンティアゴ・ワンダラーズ（スペイン語: Club de Deportes Santiago Wanderers）は、チリのバルパライソを本拠地とするサッカークラブである。1892年創設で、チリ最古のサッカークラブ。

サンティアゴ・ワンダラーズ（Santiago Wanderers）は、チリ南部バルパライソ州の州都バルパライソに本拠地を置くチリサッカーリーグ1部プリメーラ・ディビシオンに所属するサッカークラブである。クラブ名はイギリス移民により持ち込まれた。ワンダラーズとは「さすらい人」を意味し、ホームスタジアムである「エスタディオ・エルサース・カレラ」のニックネームは「ワンダランド」である。ホームスタジアムの収容人数は17,084名、本拠地である都市圏の推計人口は80万人である。

チームは1892年8月15日に創設され、1923年のリーグ創設時から参加している。1942年にリーグ初優勝し、1958年には2度目の優勝を果たしている。コパ・リベルタドーレスには8回出場しており、1969年にはベスト4に進出した。2017年にはプリメーラ・Bへの降格を余儀なくされたが、2019年にはプリメーラ・ディビシオンに復帰した。

伝統的に、クラブは青と白のストライプのユニフォームを着用している。クラブのマスコットはウサギである。

サンティアゴ・ワンダラーズは、チリで最も成功したクラブの一つである。リーグ優勝2回、コパ・チレ4回、スーペルコパ・チレ1回のタイトルを獲得している。また、コパ・リベルタドーレスには8回出場しており、1969年にはベスト4に進出した。

サンティアゴ・ワンダラーズの主なライバルは、同じバルパライソに本拠地を置くエベルトンである。両チームは、「クラシコ・ポルテーニョ」と呼ばれるダービーマッチを行う。

サンティアゴ・ワンダラーズは、チリを代表するクラブの一つであり、多くのスター選手を輩出している。最も有名な選手は、レフテル・ペレグリーノである。ペレグリーノは、1950年代から1960年代にかけて活躍したストライカーで、チリ代表としても活躍した。