Stade Mayennais FC

スタッド・マエナFC（Stade Mayennais Football Club）は、フランス北西部、メーヌ県の都市ラヴァルを本拠地とするサッカークラブです。現在、フランス最下部リーグのレジョナル1（フランス語版）（5部相当）に所属しています。

クラブは1901年に「ラヴァル・スポルト・クラブ（Laval Sport Club）」として創設されました。1903年に「ラヴァル体育学院（Patronage Laique de Laval）」に改称し、1921年に現在の名称になりました。1930年代から1940年代にかけて、スタッド・マエナは国内カップ戦であるクープ・ドゥ・フランスで好成績を収め、1935年に決勝に進出しました。しかし、決勝ではRCランスに0-3で敗れ、優勝を逃しました。

1970年代には、スタッド・マエナはリーグ・ドゥ（フランス2部）に昇格し、1976年にリーグ・アン（フランス1部）に初昇格しました。リーグ・アンでは、1978-79シーズンに10位、1979-80シーズンには9位に入るなど、中位に定着しました。しかし、1983-84シーズンにリーグ・ドゥに降格し、その後はリーグ・アンに返り咲くことができませんでした。

2000年代に入ると、スタッド・マエナは財政難に陥り、2003年に破産宣告を受けました。しかし、クラブはその後再建され、2006年にはレジョナル1に復帰しました。2010年にはクープ・ドゥ・フランスでベスト16に進出しましたが、パリ・サンジェルマンFCに1-3で敗れました。

スタッド・マエナのホームスタジアムは、ラヴァルにあるスタッド・アンリ・ドゥトール・ド・ラ・ヴィル・オー・ルネ（Stade Henri-Dutay de la Ville au Renard）です。スタジアムの収容人数は10,600人です。

スタッド・マエナのライバルは、同じラヴァルを本拠地とするラヴァルFCです。両チームは、ラヴァル・ダービーと呼ばれ、激しいライバル関係にあります。