RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション、略称:RIZINRIZIN FF)は、日本の総合格闘技団体。

History

設立会見

2015年10月8日に六本木ミッドタウンで設立会見が行われ、12月29日と31日に大会を開催し、フジテレビ系列での地上波放送とスカパー!でのペイ・パー・ビュー放送を行うこと、PRIDEのエースだったエメリヤーエンコ・ヒョードル、桜庭和志ら参戦選手と高田延彦の統括本部長就任が発表された。また、元検事の弁護士2名と元警視庁刑事部理事官がコンプライアンス担当に就任、日本レスリング協会がRIZINに協力する意向を表明した。

2015年

旗揚げ興行として、2015年12月29日から31日までの3日間に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」を開催。この大会の様子は29日と31日両日にフジテレビ系列の地上波で録画中継され、スカパー!ではペイ・パー・ビュー生中継された。また、アメリカでも現地時間の12月31日の朝10時からSpike TVにて全米に録画中継された。29日の初回イベントは、オープニングにはPRIDEのテーマ曲、試合に使われるオープンフィンガーグローブもPRIDEを想起させる青いグローブが使われ、高田延彦の褌太鼓、佐藤大輔の製作による試合前の煽りVTR、立木文彦による煽りVTRのナレーション、レニー・ハートによる入場コール、テレビ中継の出演者が小池栄子・関根勤とPRIDE色が残る形でスタートした。一方、31日のイベントでは新しいイベントの色を出し、オープンフィンガーグローブの色も緑に変え、リングデザインやオープニングセレモニーの曲なども一新した。この12月29日と31日の2大会では「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」が開催され、ワンマッチに、PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル、PRIDEレジェンドの桜庭和志、元DREAM王者で元世界ランク2位の青木真也、のちにBellatorヘビー級暫定王者となるワレンティン・モルダフスキー、21勝2敗の強豪アナトリー・トコフ、19連勝中のシュートボクシング世界王者のRENA、K-1王者の武尊などが参戦。元K-1王者アンディ・サワーの総合格闘技デビュー戦も行われた。また主要企画として、のちにUFC王者・Bellator王者・PFL王者となるイリー・プロハースカ、ワジム・ネムコフ、ブルーノ・カッペローザなどの世界トップ選手、オリンピック金メダリスト・予選を勝ち抜いた世界中の総合格闘技団体の王者を集めたヘビー級トーナメントが開かれ、準決勝ではイリープロハースカ vs. ワジム・ネムコフという5年後には世界の頂上決戦となるカードも組まれた。大晦日大会で行われたGP決勝戦では、元戦極王者・元Strikeforce王者のキング・モーがGCF王者のイリー・プロハースカをKOして優勝。モーはこの2日間で3試合分のファイトマネー(当時のモーはRIZIN3試合で4000万円前後)と高額ファイトボーナス・副賞及びに優勝賞金4000万円など、合計1億円近い金額を手に入れた。

2016年

2016年になり、重量級選手の試合を主軸に据えながら開催された記念すべきナンバーシリーズ第1回目のRIZIN.1では、将来を期待され『RIZIN三銃士』と名付けられた3人のライトヘビー級の若手選手、ワジム・ネムコフ、テオドラス・オークストリス、イリー・プロハースカが揃い踏みし、セミメインで、のちにBellatorのトップ選手を全員倒してBellator王者となるRIZIN選手ワジム・ネムコフがRIZINの新鋭カール・アルブレックソンに僅差の判定で敗れる波乱が起こったが、RIZIN WGP 2015 準優勝のイリー・プロハースカがメインを務めて1R KO勝利でこの初回大会を締めた。9月のRIZIN.2では、この年の目玉企画としてRIZIN無差別級トーナメントの開幕戦が開幕。重量級の契約選手がさらに増え、シード枠でベスト8から参戦となる元UFCヘビー級王者シェイン・カーウィンとPRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバを除く、12人のヘビー級ファイター達がベスト8の枠を競い合った。一方でこの大会で組まれたRENA vs. 山本美憂の1戦を契機として、RENAを中心に女子選手の試合も多く組まれるようになった。その他のワンマッチでは、チャールズ・クレイジーホース・ベネットが木村"フィリップ"ミノルを僅か7秒でKOしてRIZIN最短KO記録を樹立し、メインではヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーが所英男を破り頭角を現した。12月のRIZIN.3になると、キック界日本No.1選手の那須川天心が18歳でRIZINと契約。5億円規模の長期大型契約を結んだ。那須川は12月29日のRIZIN.3でRIZINデビュー戦・総合格闘技デビュー戦を行い、パウンドでKO勝ち。続く31日のRIZIN.4にも本人の希望により参戦するとニンジャチョークで一本勝ちして中1日の2連戦をやり遂げ鮮烈なRIZINデビューを飾った。また、メイン企画の無差別級GPは、1回戦を突破したRIZIN主力選手のイリー・プロハースカが練習中の膝の靭帯断裂により準々決勝に出場出来なくなり把瑠都に勝利して準決勝に勝ち上がった場合に行われる予定だったミルコ・クロコップとの対戦が実現せず、元UFCヘビー王者のシェイン・カーウィンと元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバも怪我などでトーナメントに参加できなくなるトラブルもあったが、RIZIN.3のメインでは、日本格闘技を支えてきた2人の重量級選手、元PRIDE GP王者ミルコ・クロコップとRIZIN WGP2015優勝・元戦極・Strikeforce王者のキング・モーがトーナメント準々決勝で激突し、ミルコがモーをKOしたシーンでは会場が総立ちとなる盛り上がりを見せた。大晦日のRIZIN.4では、将来UFCフライ級2位となりUFC王座戦も行うカイ・カラ=フランスが出場したが、和田のカーフキックで何度もダウンして完敗しRIZIN継続参戦とならなかった。無差別級GP決勝戦は、ミルコ・クロコップがアミール・アリアックバリをKOして優勝。ミルコはこの2日間でファイトマネー3試合分(当時のミルコはRIZIN3試合で1億円前後)とファイトボーナス・副賞(数百万円の特注ダイヤモンドG-SHOCK、RIZINスポンサーCygames制作の世界最高額の特注ベルト&トロフィー、地中海旅行、他)及びに優勝賞金3500万円など、合計1億円以上を手に入れた。

2017年

2017年はRIZIN WORLD GPとトーナメントを3つの階級に渡り開催。4月のRIZIN.5から、UFCフライ級世界3位の実績を持つ元修斗王者の堀口恭司がRIZINと契約し参戦。7月のRIZIN.6になると、この年の目玉企画の1つである16人制のバンタム級トーナメントが開催され、トーナメントには元UFCトップランカーで元フライ級世界ランキング2位のイアン・マッコール、2団体王者のマネル・ケイプ、ロシアの強豪アクメド・ムサカエフ、元UFCのアンソニー・バーチャック、ドイツ2団体王者のカリッド・タハ、10勝無敗で3団体王者のガブリエル・オリベイラ、朝倉海に勝利しているムン・ジェフン、北米で評価の高いSuperior Challenge王者のケビン・ペッシ、PANCRASE王者の石渡伸太郎などの強豪が参戦。さらに10月のRIZIN.7からはRIZIN初の女子トーナメントとなる女子スーパーアトム級トーナメントが開催され、シュートボクシング・総合格闘技含めて23連勝中のRENA、世界6位のトップランカーであるマリア・オリベイラ、世界9位のアリーシャ・ガルシア、ポーランドの女子アトム級ランキング1位の若手シルビア・ユスケビッチ、レスリング全日本8度優勝・世界選手権3度優勝の山本美憂、DEEPで行われた予選から勝ち上がった浅倉カンナなどが参戦した。12月29日のRIZIN.8では朝倉海がRIZIN初登場。RIZINデビュー戦をKO勝利で飾った。そのRIZIN.8と大晦日のRIZIN.9では、それぞれのトーナメントの準々決勝~決勝戦が行われ、バンタム級トーナメントは、堀口恭司が1回戦から決勝まで全試合KO・一本による完全決着で優勝を飾り、女子トーナメントは決勝戦で浅倉カンナがRENAに一本勝ちして優勝を果たした。また、この年3つ目のトーナメントとなる「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」も開催され、那須川天心が2試合連続KO勝利で優勝を果たした。

2018年

2018年1月、USEN株式会社とYahoo!株式会社が運営する大手動画配信サイト『GYAO!』のライブ配信部門で、RIZINのPPV放送がGYAO!のすべてのコンテンツの中で年間総売上高1位を記録したことで表彰された。また、この年から開催される大会がナンバーシリーズ化された。5月に行われたRIZIN.10のワンマッチでは、将来UFCヘビー級2位となるジョルジーニョ・ホーゼンストライクが初参戦したがアンドレイ・コヴァレフを前にインパクトを残せなかった。また、ミルコの弟子で5年後にはPFLヘビー級王者となるアンテ・デリアもRIZINデビューを果たした。メインでは元フライ級世界ランキング2位で元UFCトップランカーのイアン・マッコールを堀口恭司が僅か9秒でKOした。7月に行われたRIZIN.11では、体重超過の元UFCファイター、メルヴィン・ギラードを元PRIDEライト級王者の五味隆典がKOして会場を総立ちにさせると勝利者マイクで「真夏に判定?駄目だよ、KOじゃなきゃ!!」と絶叫した。またこの大会では数年後には『UFC王者&RIZIN王者 vs. PFL王者』の構図となるイリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザの1戦も行われ、プロハースカがカッペローザを激しい打ち合いの末にKOした。さらにキックで65kg日本No.1選手のSB王者 海人も参戦し、海人は1ヶ月後のRIZIN.12にも連続参戦した。メインカードでは浅倉カンナがRENAと再戦して浅倉が再びRENAを退けた。8月のRIZIN.12では、矢地祐介が初のメインイベントを務めるも、負傷選手の代役でRIZIN出場チャンスを掴んだルイス・グスタボにKOで敗れた。勝利してRIZINデビューを飾ったグスタボはこれを期にRIZINの人気海外選手の1人となった。また、この大会から朝倉未来がRIZINと契約。元修斗・戦極王者の日沖発からKO勝利してRIZINデビュー戦を白星で飾った。9月30日に行われたRIZIN.13では、総合格闘技とキックボクシング、それぞれの競技のスーパースターであり、共にRIZINを代表するスター選手の那須川天心と堀口恭司がキックボクシングルールで対戦するというドリームマッチが実現。この大会は、当日の会場さいたまスーパーアリーナに台風第24号が直撃し、交通機関が麻痺して電車も運休する中での開催となったにもかかわらず、当時過去最高の来場者数27,208人を記録して大きな盛り上がりを見せた。大晦日のRIZIN.14では、ボクシング5階級制覇の世界No.1選手フロイド・メイウェザー・ジュニアが電撃参戦し、那須川天心と階級を超えたエキシビションマッチで対戦。同大会ではワンマッチでイリー・プロハースカが元Bellatorミドル級王者のブランドン・ホールジーにKO勝利。また、元UFCフライ級9位のジャスティン・スコッギンス、RIZINの人気選手となるトフィック・ムサエフやジョニー・ケースが初登場した。同大会では、RIZINバンタム級と女子スーパーアトム級の初代王座決定戦も行われ、バンタム級はRIZIN代表の堀口恭司とBellatorバンタム級の現役王者ダリオン・コールドウェルが、RIZINのベルトと団体の威信をかけて戦うビッグマッチが実現し、堀口恭司がBellator王者から一本勝ちで勝利して初代RIZINバンタム級王者となった。女子スーパーアトム級は浜崎朱加がRIZIN WGP 女子スーパーアトム級GP 2017 優勝者の浅倉カンナに勝利して初代RIZIN女子スーパーアトム級王者となった。この大晦日大会はチケットの一般販売開始と同時にチケットが即完売して29,105人の動員を記録した。

2019年

4月21日に横浜で開催されたRIZIN.15ではライトヘビー級初代王座決定戦が行われ、キング・モーにTKO勝利でリベンジを達成したイリー・プロハースカが初代RIZINライトヘビー級王座を獲得した。この大会のワンマッチでは、柔術で世界最高クラスの実績を持つホベルト・サトシ・ソウザがRIZINと契約し、元DEEP王者の北岡悟を柔術ではなく打撃でKOした。6月19日のRIZIN.16では、前座のキックマッチに中村寛がRIZIN初参戦。セミメインのRIZINスーパーアトム級タイトルマッチでは王者浜崎朱加が、世界最大の女子挌闘技団体Invictaの現役王者ジン・ユ・フレイに勝利してタイトルを防衛。メインでは那須川天心のISKAタイトルマッチが行われ那須川がKO勝利した。しかし、フジテレビのRIZIN地上波生放送では、2Rに那須川の対戦相手のマーティン・ブランコがドクターチェック中にフジテレビが独断でCMを入れた際、そのCM中に試合は再開されており、CM明けにブランコがダウンする最中からいきなり放送が再開される放送事故が起こった。それを見た視聴者からフジテレビに批判が殺到し、フジテレビの社長が謝罪することとなった。7月28日のRIZIN.17では、お互いを挑発し続けた朝倉未来と矢地祐介が激突して大会終了後まで大きな注目を集め続けた。8月18日に愛知で開催されたRIZIN.18では、ストロー級世界ランキング1位のジャレット・ブルックスと世界2位の越智晴雄がストロー級世界No.1決定戦を行うも、ブルックスの偶発性のバッティングによりノーコンテストとなった。(両者は12月大会で再戦し、ブルックスが判定勝利した。)メインのワンマッチでは朝倉海が現王者の堀口恭司をKOで破る大番狂わせを起こした。10月19日のRIZIN.19では、2年ぶりのグランプリとなる「RIZIN FIGHTING WORLD GP ライト級トーナメント 2019」の開幕戦が行われ、トフィック・ムサエフ、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボ、パトリッキー・ピットブル・フレイレの4人が準決勝に進出した。12月29日にはRIZINと友好関係にあるBellator MMAの日本初進出大会BELLATOR JAPANが開催され、RIZINは会場や機材・演出チーム・所属選手を貸し出し、さらに大会の半数以上の試合をRIZINが提供するなど、開催を大きくバックアップ。エメリヤーエンコ・ヒョードルの日本最終戦が行われ、Bellatorのスター選手、マイケル・ペイジやマイケル・チャンドラーが出場した。また、大晦日のRIZIN.20と併せて『RIZIN vs. Bellator』の5対5による対抗戦が行われ、Bellator代表選手が5人中2人も1.34kg~1.67kgと大幅に計量オーバーして失格となる問題を起こしたが、契約体重を守り行われた3試合ではRIZINの2勝1敗となった。大晦日のRIZIN.20では、堀口の長期の負傷欠場とそれに伴うバンタム級王座返上により空位となっていたバンタム級王座決定戦が行われ、RIZIN WGP 2017ベスト4選手のマネル・ケイプが朝倉海に勝利し、第2代バンタム級王者となった。ライトヘビー級タイトルマッチでは王者イリー・プロハースカがCB・ダラウェイをKOしてタイトルを防衛。女子スーパーアトム級タイトルマッチでは挑戦者のハム・ソヒが王者・浜崎朱加とハイレベルな戦いを繰り広げ、互角の展開の末に僅差の判定勝利をして第2代女子スーパーアトム級王者に輝いた。また、ライト級GPの準決勝と決勝戦が行われ、決勝戦ではトフィック・ムサエフがパトリッキー・ピットブル・フレイレからダウンを奪い、壮絶な試合の末に勝利。GP優勝を果たしたムサエフは勝利者マイクで「RIZIN FeferationがNo.1だ!」と叫んだ。この決勝戦は2020年時点で『RIZINファンが選ぶRIZINベストバウト投票』の1位に輝いた。この2大会は合計で約44,475人の動員を記録した。

2020年

2月22日に静岡で開催されたRIZIN.21では、DEEPバンタム級王者のビクター・ヘンリーや7年間無敗のヴガール・ケラモフがRIZIN初登場。メインで朝倉未来がUFCのTUFラテンアメリカ出場者 ダニエル・サラスにKO勝利。4月にはRIZIN.22とした横浜大会で王者マネル・ケイプの試合やトフィック・ムサエフvs.ルイス・グスタボなどが予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による、日本政府の大規模イベント自粛要請により大会が中止となった。その後もコロナの影響でイベントの開催はできず、榊原信行CEO曰く3大会が中止となったことでゲート収入だけで7~8億円の売上が失われ、夏に予定していたメガイベントも客入れが不可であることから開催出来ず、先が見えないまま政府の自粛要請解除を待ち続ける流れとなった。また、日本政府の発令したコロナウイルス蔓延防止対策の渡航禁止例で、海外選手が日本に入国できなくなったことで2代目バンタム級王者のマネル・ケイプがバンタム級王座を返上。他にも契約下にいた複数の強豪海外選手達が他団体に流出することとなった。その後、政府の緊急事態宣言の終了に伴い、大規模イベントの開催制限が緩和されたことで入場者5000人までという日本政府の発表した入場規制を厳守したうえで、8月9日と10日にRIZIN.22、RIZIN.23を同じ会場で2日連続開催。この2大会に際しては、クラウドファンディングで大会開催資金を募り、海外選手は日本政府の出したコロナウイルスによる渡航禁止令によりまだ呼べないことから、日本在住選手中心のカード編成となった。また、2019年から肩書がない状態で携わっていた高田延彦が、RIZIN.22より「キャプテン」に就任。8月9日のRIZIN.22では、ムエタイ界の世界No.1選手である19歳の吉成名高がRIZINと契約。吉成は無傷でKO勝利し、その後のRIZINの大会でも6連続KO勝利してRIZINスター選手の1人となった。また、この大会には当時プロ3戦目でまだ無名だった萩原恭平もRIZIN初出場。白川陸斗にKO勝利して、この試合をきっかけに一気にRIZINの人気選手へと駆け上がった。RIZIN.23ではバンタム級王座決定戦が行われ、朝倉海が扇久保博正に勝利して第3代バンタム級王者となった。9月27日のRIZIN.24では、K-1を離脱した皇治が初参戦するも那須川天心に敗れた。11月21日のRIZIN.25では、朝倉未来と斎藤裕によるフェザー級初代王座決定戦が行われ、斎藤が朝倉にRIZIN初黒星を付けて初代RIZINフェザー級王者となった。大晦日のRIZIN.26では、ハム・ソヒの参戦不可により空位になっていた女子スーパーアトム級王座決定戦が行われ、浜崎朱加が山本美憂に一本勝ち、バンタム級タイトルマッチでは怪我から復帰した堀口恭司が現王者の朝倉海にKO勝利し、それぞれ王者に返り咲いた。この大会のワンマッチでは、試合前の激しい煽り合いの果てに萩原恭平が平本蓮をKOした試合が大きな反響を呼び、レスリング リオ五輪銀メダリストの太田忍やクレベル・コイケのRIZINデビュー戦、元格闘家の有名YouTuberシバターの初参戦、那須川天心の試合前にK-1三階級制覇王者武尊の登場、堀口恭司が朝倉海に放った『カーフキック』などが、SNSですべてトレンド入りするなど、多くの話題を振り撒いた。

2021年

3月21日のRIZIN.27では、女子スーパーアトム級タイトルマッチで浜崎朱加が浅倉カンナに後半追い上げられるも勝利して王座防衛。ワンマッチの武田光司vs.久米鷹介は壮絶な1戦となった。6月13日(緊急事態宣言により5月23日から延期)にはRIZIN初の東京ドーム大会となったRIZIN.28ではトフィック・ムサエフとホベルト・サトシ・ソウザによるライト級初代王座決定戦が行われ、サトシが下馬評を覆してムサエフから一本勝ち。初代RIZINライト級王者に輝き、勝利者マイクで亡き父に、「お父さん、見ててくれたかい?長い時間がかかったから今日は一緒にいないけど、私の人生は変わったよ。達成できたよ。」と、会場の天井を見上げて涙を流しながら語りかけた。メインではクレベル・コイケが朝倉未来を絞め落として一本勝ちし、その様子はフジテレビの地上波で生放送され、連日続報が大きな話題となった。6月27日に大阪で開催されたRIZIN.29では、4年ぶりとなる4人制の「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」が行われ、偶発性のバッティングによるアクシデントで決勝に進んだ皇治からダウンを奪って白鳥大珠が優勝した。8月21日には国内最大手の配信会社U-NEXTとRIZINがパートナー契約を結び、U-NEXT独占配信でPPV有料配信に特化したRIZINの新しい大会『RIZIN LANDMARK』シリーズの開始を発表。コロナ対策で観客数をファンクラブ抽選の約100人に絞り、会場非公開で10月に第1回大会が開催されることとなった。9月19日のRIZIN.30では、キック王者になり本業の総合格闘技に戻ってきたRIZINアマチュアMMA 2016優勝者の鈴木千裕がRIZIN初参戦。さらに女子キック界の新星 ぱんちゃん璃奈、元K-1王者で総合格闘家に転向した久保優太などの新しい選手達も初参戦した。10月2日には、U-NEXTと共同運営の新シリーズの第1回大会であるRIZIN LANDMARK vol.1が開催され、試合数は4試合のみで、メインイベントに朝倉未来vs.萩原京平という人気選手同士の話題性の高いカードが組まれ、朝倉が判定勝ちを収めた。しかし、この大会を独占配信したU-NEXTのホームページにRIZINのPPV購入申し込み者とこの大会のための新規会員登録者が殺到したことで、過去最高のアクセス数により200万人以上会員のいるU-NEXTのサーバーがダウンして復旧不能になるという配信トラブルが発生。のちに『U-NEXTサーバー落ち事件』として語り継がれる問題となり、この騒ぎによって大会開始が1時間以上遅延したことがYahoo!ニュースなどで大々的に取り上げられて世間で大きな話題となった。さらに過去のデータや推移から15万件以上は売れると事前に見込まれていたこの大会のPPVが、U-NEXTのサーバー落ちで購入不可能となり、事前売上と試合結果が出た後の追加購入の合計で約9万件程度で止まり、RIZIN側に推定億単位の売上損失が出たことや当日に視聴できない購入者が続出したことでU-NEXTが謝罪することとなった。ただし、大会直前にPPVが一切購入出来ない状態だったにも関わらず事前申込数だけで、5週連続配信のB'zやサザンオールスターズの持っていたU-NEXTのライブ配信PPV購入件数の過去最高記録を一夜で大きく更新し、U-NEXTの歴代最高購入数の新記録を打ち立てる結果となった。10月24日に開催されたRIZIN.31では、フェザー級タイトルマッチで挑戦者の牛久絢太郎が王者斎藤裕を飛び膝蹴りで流血カットによるドクターストップで破り、斎藤裕が「まだ出来る!」と叫ぶ中で牛久が第2代フェザー級王者に輝いた。11月20日にはRIZIN.32が沖縄で初開催され、メインでRENAが劣勢な展開から山本美憂のタックルに膝蹴りを合わせて逆転KO勝利。11月28日にはRIZIN単独大会としては初のケージ使用となり新しい選手の発掘も兼ねた新シリーズのRIZIN TRIGGER 1stが開催されると、鈴木千裕vs.山本空良という、共にRIZINアマチュア大会出身者で優勝者同士の若手対決が行われ、メインでは萩原京平が昇侍にKO勝利した。大晦日のRIZIN.33では、ライト級タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザが挑戦者の矢地祐介に勝利し初防衛に成功。朝倉未来と斎藤裕が405日ぶりに再戦して朝倉が判定勝利でリベンジを果たした。この大会では日本人総合格闘家のトップ選手と日本団体の王者達を一同に集めた16人制の日本グランプリ「RIZIN FIGHTING JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント」の準決勝・決勝戦も行われ、優勝候補であった井上直樹や朝倉海を下した元修斗王者の扇久保博正が優勝を果たした。また、エキシビションマッチのシバター対久保優太戦では、炎上系YouTuberでもあるシバターが動画のネタとして仮病・怪我を装って試合のキャンセルをちらつかせながら行った陽動作戦に久保が引っかかり、2人の間で「シバターの怪我を考慮して1R目は蹴りのみで戦い、2R目からは全力で戦う」という試合展開の申し合わせが行われていたことが発覚。また、試合ではシバター本人がその申し合わせを一切行わず、普通に試合をして1Rで久保に勝利したことが大きな話題となった。久保優太とシバターはこの件でのちに謝罪することとなった。

2022年

2月26日に静岡で開催されたRIZIN TRIGGER 2ndでは、RIZINと再契約をしたクレベル・コイケが佐々木憂流迦にダウンを奪われながらも逆転一本勝ち。3月6日のRIZIN LANDMARK vol.2では世間に話題を振りまく平本蓮が約1年3ヶ月ぶりに試合を行い成長した姿を見せるはずだったが、鈴木千裕にフラッシュダウンを奪われるなど完敗してデビュー戦から2連敗を喫した。3月20日のRIZIN.34では元DEEP王者の弥益ドミネーター聡志が地元大阪府出身の萩原京平に一本勝ちを収めた。4月16日と17日には、同会場かつ2日間連続で大会が開催され、新型コロナウイルス対策の規制緩和により約1年4ヶ月ぶりに多くの海外選手が参戦。その4月16日のRIZIN TRIGGER 3rdでは、ルイス・グスタボが矢地祐介と約4年ぶりに再戦して、前回同様にグスタボがKO勝利した。グスタボはコロナで渡航禁止令中も他の海外団体からのオファーを断り続けて試合をせず、再びRIZINで戦うことを2年4ヶ月間も待ち続けていた。4月17日のRIZIN.35ではタイトルマッチ3試合が同時に行われ、女子スーパーアトム級タイトルマッチで挑戦者伊澤星花が王者浜崎朱加を判定で破り第4代女子スーパーアトム級王者となり、セミファイナルのフェザー級タイトルマッチで王者牛久絢太郎が初代王者で挑戦者の斎藤裕からハイキックでダウンを奪い初防衛。メインイベントのライト級タイトルマッチでは王者ホベルト・サトシ・ソウザが挑戦者のジョニー・ケースから一本勝ちして王座防衛に成功し、RIZIN王者史上初となる2度目の王座防衛に成功した。5月5日のRIZIN LANDMARK vol.3ではクレベル・コイケが萩原京平の攻撃で流血しながら一本勝ちを収めた。6月17日には、定額制動画配信サービス『RIZIN 100 CLUB』がサービス開始。月額880円で過去のRIZINの過去全試合が見放題となり、高画質映像・会見の別アングル・選手の独占インタビュー・ここでしか見れない企画動画などが配信されるサブスクサービスがスタートした。6月19日には那須川天心のキックボクシング引退試合となる那須川天心 対 武尊戦をメインとするRIZIN・K-1・RISEによる中立のメガイベント『THE MATCH 2022』がRIZIN運営により企画・運営されて開催。那須川がK-1王者の武尊からダウンを奪い判定で完勝した。この大会は東京ドームで56,399人の観衆を集め、ゲート収入20億円、PPV売上は50万件以上(約27億5000万円以上)、スポンサー費5億円以上という、1夜にして50億円以上の売上を記録したことがこの大会を放送したAbemaの親会社サイバーエージェントから発表された。これにより過去のPPV売上の日本記録を大きく更新して塗り替えた。2度目の沖縄開催となった7月2日のRIZIN.36では、当初メインを務める予定であった朝倉海が直前で欠場したことで急遽、RIZIN公式サブスク RIZIN 100 CLUB加入者のうち先着5万人までPPV料金(合計、約2億7500万円相当)が無料となる異例の措置が取られ、朝倉海の代わりにメインを務めた平本蓮が総合格闘技 初勝利を収めた。9月25日には、超RIZINとRIZIN.38が同日2部構成で開催され、超RIZIN(スーパーライジン)パートではボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニアが3年9ヶ月ぶり2度目の参戦。メインで朝倉未来と対戦し大きな反響を呼んだ。この大会の最前列のチケットは4枚がFanplusのオークションにかけられ、4枚全てに数百万円の値段が付き、最高額チケットは420万円で落札された。また、この大会は試合開始直前に花束贈呈者であるごぼうの党代表・奥野卓志が、メイウェザーへの個人的な不満から、メイウェザーに渡すはずだった花束をメイウェザーの目の前でリング内マットに投げ捨てたことが大きな話題となり、榊原CEOがすぐさま大会中にマイクを持つと、観客の前で「品性下劣な男をリングに上げてしまった」と奥野の行為を猛批判し、視聴者や観客に謝罪した。後日会見でも改めてプロモーターとして世界に向けて土下座して謝罪し、囲み取材では奥野に対して法的処置を検討している事も話した。同日のRIZIN.38パートでは、メインを務めた堀口恭司が約1年9ヶ月ぶりに参戦して金太郎から一本勝ち。この超RIZIN/RIZIN.38のPPV売上は好調で、THE MATCHの50万件には僅かに届かなかったが、海外売上の数字を合わせた世界合計でTHE MATCHに近いPPV件数を売り上げ、当時のRIZIN歴代1位のPPV売上を記録した。10月23日のRIZIN.39では、メインのフェザー級タイトルマッチで挑戦者クレベル・コイケが王者牛久絢太郎から一本勝ちして第3代フェザー級王者に輝いた。11月6日のRIZIN LANDMARK 4では、メインで平本蓮が弥益ドミネーター聡志を打撃で圧倒して判定勝ち。12月31日のRIZIN.40では、2019年以来となる『RIZIN×Bellator』の5対5による全面対抗戦が行われ、5試合中4試合がほぼ互角の白熱した展開となった。また、RIZIN.37からRIZIN.40にかけて、5年ぶりとなる女子MMAトーナメント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2022 女子スーパーアトム級トーナメント」が開催され、大晦日の決勝戦で、女子アトム級世界ランキング1位の伊澤星花が世界ランク2位のパク・シウを下し優勝を果たした。

2023年

4月1日のRIZIN.41では、K-1を離脱した芦澤竜誠がRIZINに初参戦し因縁のある皇治と対戦。芦澤が2-1で判定勝ちを収めた。芦澤と皇治はこの試合を最後にキックボクシングを引退。両者が総合格闘家に転向することを発表した。4月29日のRIZIN LANDMARK 5ではRIZIN初のダブルメインイベントとして牛久絢太郎がMMA復帰戦となる朝倉未来と対戦、斎藤裕が平本蓮と対戦し、朝倉と斎藤がそれぞれ判定勝ちを収めた。5月6日に有明アリーナで初の総合格闘技イベントとして行われたRIZIN.42では、堀口恭司のフライ級転向に伴うバンタム級王座返上を受けて、第5代バンタム級王座決定戦進出を賭けた2試合がダブルメインで行われ、怪我から約1年半ぶりの復帰戦となる朝倉海が元谷友貴と、井上直樹がフアン・アーチュレッタとそれぞれ対戦し、壮絶な試合に競り勝ったアーチュレッタと元谷からKO勝利した朝倉が7月30日のバンタム級王座決定戦に駒を進めた。また、この大会の最中にRIZIN公式YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破。この数字はこの時点でスポーツ公式チャンネルとしてはプロ野球のパ・リーグch(当時112万人)に次ぐ日本2位の記録となっており、RIZIN公式チャンネルの1動画辺りの平均再生数はこの時点で約22万回で、パ・リーグch(約14万回)の約1.6倍となっている。(参考:この時点のJリーグ公式chは登録者71万人、平均動画再生数は2万2000回)。6月24日にRIZIN初の北海道大会として開催されたRIZIN.43では、会場付近に熊の出没情報が出て榊原CEOが地元のニュース番組に出演する中、王者クレベル・コイケと挑戦者鈴木千裕によるフェザー級タイトルマッチが行われる予定だったが、前日計量でクレベルが汗が一切出なくなるトラブルから規定体重を400g超過したためRIZIN王者として初めて王座を剥奪された。試合は鈴木が勝利した場合のみ王座獲得となるフェザー級王座認定戦として行われ、クレベルが鈴木から一本勝ちしたことでノーコンテストとなり王座は空位となった。この大会は『RIZIN公式YouTube ch登録者数100万人突破記念』として、大会全編がYouTubeで無料生放送され、生中継中に200万人以上に視聴され、同時接続は33万6000人を超え、ランキングでもYouTubeライブ世界1位となった。7月30日の超RIZIN.2は前半Bellatorパート、後半RIZINパートとして2部構成で行われ、Bellatorパートでは元RIZIN選手の渡辺華奈が日本凱旋試合で判定勝ち。初代フライ級王座決定戦は堀口恭司と神龍誠が対戦するも、1Rに堀口の偶発的なアイポークでノーコンテスト。Bellatorライト級WGP1回戦のパトリッキー・ピットブルvs.AJ・マッキーはマッキーの直前の欠場により中止になりかけたが、オフで家族とバーベキューを楽しんでいたホベルト・サトシ・ソウザが試合の1週間前に急遽代役出場のオファーを受け、1週間で体重を9kg落としてパトリッキーと戦った。RIZINパートでは、RIZIN✕Belaltorの対抗戦として、RIZN代表の鈴木千裕がBellator PFP 1位・元Bellatorライト級王者・現Bellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、鈴木がBellatorの看板選手であるパトリシオを1RKOで下して会場の観客を総立ちにさせた。女子スーパーアトム級タイトルマッチでは伊澤星花がクレア・ロペスに一本勝ちしてタイトル初防衛に成功。バンタム級王座決定戦はフアン・アーチュレッタが、朝倉海の負傷を受けて急遽代役出場した扇久保博正に判定勝ちして第5代バンタム級王者となった。メインで行われた第4代フェザー級王座決定戦では、ヴガール・ケラモフが朝倉未来に1R一本勝ちを収め、第4代フェザー級王者に輝いた。9月24日のRIZIN.44では、クレベルが体重超過によるフェザー級王座剥奪からの再起戦として金原正徳と対戦し、金原が判定勝ち。一週間後の10月1日に開催されたRIZIN LANDMARK 6では、レスリング リオ五輪銀メダリストの太田忍が井上直樹と対戦する予定だったが、井上が欠場したことで第10代修斗世界バンタム級王者の佐藤将光が代役出場して太田忍と対戦した。11月4日にはRIZIN初の海外興行としてアゼルバイジャンでRIZIN LANDMARK 7が開催され、アゼルバイジャン代表選手とRIZIN世界選抜選手による対抗戦が行われ、大将戦となるRIZINフェザー級タイトルマッチでは、第4代フェザー級王者ヴガール・ケラモフと鈴木千裕が対戦し、1Rで鈴木がグラウンド状態でケラモフを蹴り上げ、グラウンド下からの打撃でKO勝ちを収めて第5代RIZINフェザー級王者に輝いた。また、12月4日には32人のRIZIN選手のカードが1袋に1枚入った『RIZINウエハース』がバンダイから発売。同商品は発売されると同時にAmazonホビーランキングで1位となり、多くのファンがSNS上で開封報告を行い、全国で品切れが相次いだ。その後、バンダイのウエハース史上歴代1位の売上という情報が出るとU-NEXTのRIZIN.45生特番で榊原CEOが「(発売開始から数週間で、)すでに100万個以上が市場に出ており、販売元のバンダイさんから連絡が来てすぐに第2弾の販売が決定しました」と報告した。大晦日のRIZIN.45では、メインで2階級のタイトルマッチが行われ、バンタム級タイトルマッチは王者フアン・アーチュレッタがウイルス性腸炎などによる体調不良から計量前に汗が出なくなり前日計量で規定体重を2.8kg超過して王座剥奪。協議の結果、挑戦者 朝倉海が勝利した場合のみ公式記録とする条件と、戻し体重の制限をすることで試合が行われ、朝倉がアーチュレッタをKOで下し王座返り咲きを果たした。新設されたRIZINフライ級の初代王座決定戦では、元RIZINバンタム級王者 堀口恭司と約6年負け無しのDEEPフライ級王者 神龍誠が対戦して堀口が一本勝ち。堀口が初代RIZINフライ級王者となり、RIZIN史上初の2階級制覇を成し遂げた。試合後には堀口が元RIZINガールの川村那月にリング上でプロポーズした。この大会は超RIZIN.1の持っていたRIZINの歴代PPV売上記録を更新し、RIZIN史上最大のPPV売上(販売数)を記録した。

2024年

2月24日に佐賀県で開催されたRIZIN LANDMARK 8では、諸事情による来日不可および怪我で欠場する選手が相次ぐも代役選手が奮闘する大会となり、メインで堀江圭功とルイス・グスタボが白熱した試合を繰り広げてグスタボが勝利した。3月23日に神戸で行われたRIZIN LANDMARK 9では、 井上直樹vs.佐藤将光などの好カードが組まれ、チケットも即完売。メインではホベルト・サトシ・ソウザがライト級に階級を落とした中村K太郎とノンタイトルで対戦し、サトシがハイキックでダウンを奪うなどしてK太郎をKOし、再起に成功した。


RIZIN(ライジン)は、日本で開催される総合格闘技(MMA)のトーナメントです。このトーナメントは、世界中から集まったトップクラスの選手たちが参加し、激しい戦いを繰り広げます。RIZINは、そのスリリングな試合内容やエンターテイメント性の高さで知られており、格闘技ファンにとっては見逃せないイベントとなっています。さまざまな階級やスタイルの選手たちが一堂に会し、技術と戦略を競い合います。また、RIZINは他の格闘技イベントとは異なり、特別なルールや舞台設定を取り入れることでも知られています。そのため、観客は常に予測不可能な展開や驚きに満ちた試合を楽しむことができます。RIZINは、格闘技の魅力を最大限に引き出すために、選手たちの技術と情熱が交錯する場として、日本国内外から多くの注目を浴びています。