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タイ・リーグ3(タイ語: ไทยลีก 3、英語: Thai League 3)、通称T3は、タイ王国のリーグ構成において上から3番目に位置するサッカーリーグである。2017年に創設された。スポンサーの協賛により、2017年は「ユーロケーキ・リーグ・プロ」 (Euro Cake League Pro)、2018年〜2019年は「オムシン・リーグ・プロ」 (Omsin League Pro) とも呼ばれた。
2017年、タイ・リーグが従来のプレミア、ディヴィジョン1、リージョナルリーグ・ディヴィジョン2の名称を一斉に変更するのに合わせて、従来のディヴィジョン1(タイ・リーグ2)とディヴィジョン2(タイ・リーグ4)の間に新たなリーグを創設した。タイ・リーグ3の参加クラブを決定するため、2016年シーズンに限ってリージョナルリーグ・ディヴィジョン2の地域リーグ数を6から8に拡大し、各地域の上位2クラブでノックアウト方式のチャンピオンズリーグを行った。しかし、準決勝を前にしてプミポン国王の崩御により残り試合は全て中止された。準決勝に進出していた4クラブの順位は後に確定され、トラートFC、カセサートFC、ノーンブワ・ピッチャヤFCの上位3クラブがタイ・リーグ2に昇格することになった。そして、4位のスラートターニーFCほかタイ・リーグ2昇格を逃した13クラブに加えて各地域3~5位のクラブの合計32クラブが新設されたタイ・リーグ3に昇格することになった。ただし、ライセンス不交付などで3クラブが消滅したため、最初のシーズンとなる2017年は29クラブで構成されることになった。
2020年、COVID-19パンデミックの影響によってタイ・リーグは秋春制への移行ならびにタイ・リーグ4をタイ・リーグ3に統合することを決定した。これによってT3のフォーマットが従来のT4に準ずるものになったほか、2020-21シーズンに限りタイランド・アマチュアリーグへの降格が行われないことになった。