コパ・ド・ブラジル | 29' | 9 | パルメイラス vs ボタフォゴSP | - | 0-0 | |
ブラジル セリエA | 05/05 21:30 | 5 | クイアバ vs パルメイラス | - | View | |
コパ・リベルタドーレス | 05/09 22:00 | 4 | リベルプールFC vs パルメイラス | - | View | |
ブラジル セリエA | 05/12 19:00 | 6 | パルメイラス vs アトレティコ・パラナエンセ | - | View | |
コパ・リベルタドーレス | 05/16 00:30 | 5 | パルメイラス vs インディペンディエンテ・デル・バジェ | - | View | |
ブラジル セリエA | 05/19 14:00 | 7 | クリシューマ vs パルメイラス | - | View |
ブラジル セリエA | 04/29 23:00 | 4 | [16] サンパウロ v パルメイラス [14] | D | 0-0 | |
コパ・リベルタドーレス | 04/25 00:30 | 3 | [2] インディペンディエンテ・デル・バジェ v パルメイラス [1] | W | 2-3 | |
ブラジル セリエA | 04/21 19:00 | 3 | [13] パルメイラス v CRフラメンゴ [2] | D | 0-0 | |
ブラジル セリエA | 04/17 23:00 | 2 | [7] パルメイラス v インテルナシオナル [6] | L | 0-1 | |
ブラジル セリエA | 04/14 21:30 | 1 | [18] ヴィトーリア v パルメイラス [16] | W | 0-1 | |
コパ・リベルタドーレス | 04/12 00:00 | 2 | [2] パルメイラス v リベルプールFC [3] | W | 3-1 | |
ブラジル カンピオナート・パウリスタ | 04/07 21:00 | 1 | パルメイラス v サントス | W | 2-0 | |
コパ・リベルタドーレス | 04/04 00:30 | 1 | サンロレンソ v パルメイラス | D | 1-1 | |
ブラジル カンピオナート・パウリスタ | 03/31 21:00 | 1 | サントス v パルメイラス | L | 1-0 | |
ブラジル カンピオナート・パウリスタ | 03/29 00:35 | 2 | [1] パルメイラス v ノヴォリゾンチーノ [2] | W | 1-0 | |
ブラジル カンピオナート・パウリスタ | 03/16 21:00 | 3 | [1] パルメイラス v ポンチプレッタ [2] | W | 5-1 | |
ブラジル カンピオナート・パウリスタ | 03/09 21:00 | 12 | [1] パルメイラス v ボタフォゴSP [4] | W | 1-0 |
Total | Home | Away | |
---|---|---|---|
Matches played | 73 | 37 | 36 |
Wins | 39 | 24 | 15 |
Draws | 21 | 8 | 13 |
Losses | 13 | 5 | 8 |
Goals for | 117 | 68 | 49 |
Goals against | 52 | 24 | 28 |
Clean sheets | 36 | 19 | 17 |
Failed to score | 18 | 7 | 11 |
SEパルメイラス(ポルトガル語: Sociedade Esportiva Palmeiras)は、ブラジル・サンパウロ州サンパウロを本拠地とするサッカークラブである。ブラジルの公用語であるポルトガル語の発音により、パウメイラスと表記されることも多い。
パルメイラスは1914年8月26日(以下すべて現地時間の日付)にイタリア系移民によって創設された。当初のクラブ名は、SSパレストラ・イタリア (Società Sportiva Palestra Italia) というものであったが、第二次世界大戦でブラジルが連合国側に立ったため、イタリアに由来する名称の使用を禁じられたことにより、1942年9月14日にSEパルメイラスと改名。また、このときイタリアの国旗に由来するクラブカラーの緑、白、赤のうち赤が外された。このときの改名を後押ししていたサンパウロFCとの最終戦の勝利による、カンピオナート・パウリスタのパルメイラスの優勝とそれにまつわるドラマによってサンパウロFCとの歴史的な因縁が生まれることとなる。
この旧名は2010年7月に取り壊された、旧ホームスタジアムのエスタジオ・パレストラ・イタリア(通称:パルケ・アンタルチカ)にその名残をとどめていた。ファンの間では赤を含めた緑、白、赤をクラブのカラーとして使用する例も多い。その他、過去にはイタリアの企業とも縁が深かった経緯があり、スポンサーとして、パルマラット (乳製品) 、ピレリ (タイヤ) 、フィアット (自動車) 等、イタリアを代表する企業(いずれも現地法人)がついていた。
1916年にカンピオナート・パウリスタに初参加したのち、1920年に初タイトルを獲得。1951年には世界初のクラブ世界選手権とされる、コパ・リオ(インテルナシオナル)に優勝するなどしたのち、1960年代に黄金時代を迎える。この当時、クラブはマスコミやファンなどによって、「フットボールアカデミー」という意味のアカデミア・ジ・フッチボウと呼ばれていた。この時期は、「ファーストアカデミー」を意味する、1965年-1970年のプリメイラ・アカデミア (Primeira Academia) と、「セカンドアカデミー」を意味する、1971年-1975年のセグンダ・アカデミア (Segunda Academia) に大別され、カンピオナート・ブラジレイロでは、1960年から1973年まで7回の優勝を経験している。1975年にはアルゼンチン代表との親善試合に2対1で勝利した。
その後、長らくタイトルから遠ざかっていたが、1992年にイタリアの食品会社パルマラットがスポンサーについたことによってクラブは上昇気流に乗る。豊富な予算を手にしたパルメイラスは、1993年のカンピオナート・ブラジレイロで、約20年ぶりの優勝を果たすと、翌1994年にも連覇を果たす。その後、1998年に初の南米主要タイトルとなるコパ・メルコスールで優勝したのち、1999年にはコパ・リベルタドーレスに優勝して南米一に輝いた。
その後、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの2003年と2013年シーズンでは、セリエBに降格したが、それぞれ1年でセリエAに返り咲き、2016年と2018年にはセリエAのタイトルを獲得している。
2020年シーズンでは、序盤こそ調子をつかめず苦戦したものの、クラブの歴史上、最長のブランクとなったパンデミックによる長期休養明けから徐々に調子を上げ、カンピオナート・パウリスタにて、現地時間の8月8日(以下すべて現地時間の日付)に最大のライバルのコリンチャンスとのダービーをPK戦で制し、この大会では12年ぶりのタイトルを獲得。 その後、調子を落とすと監督のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴを更迭、無名に近いアベウ・フェヘイラを新監督に大抜擢すると一気に調子をあげて、2021年1月30日にマラカナン・スタジアムで行われた、コパ・リベルタドーレス2020のグランドファイナルで、サントスFCを終了間際の劇的なゴールで破り、21年ぶり2度目の優勝を果たした。
続くFIFAクラブワールドカップ2020では、コパ・リベルタドーレス決勝からわずか1週間というタイトなスケジュールや、平均年齢25歳という若手中心のメンバー構成も相まって、経験不足なども足かせとなって、南米勢の史上最低となる4位で終える結果となった。
2021年3月7日、2020年シーズンを締めくくるコパ・ド・ブラジルにおいて本大会4度目のタイトルを獲得、アベウ・フェヘイラは本大会のタイトルを獲得した初めての外国人監督となった。総括すると、このシーズンを三冠で終えた。
パンデミックの影響で、ブラジルでは通常であれば年内に終了するシーズンが、2020年シーズンは2021年3月までずれ込んだ影響で2021年シーズンは短いブランクを挟んですぐに開始された。そのため2021年の男子プロチームの公式戦は合計91試合が行われ、クラブ史上最多となった。パルメイラスは昨シーズンの好調な結果も影響して、過酷なスケジュールを消化しながらコンディションを維持して結果を残す必要に迫られていたが、昨シーズンの結果として出場を果たしたスーペルコパ・ド・ブラジル、レコパ・スダメリカーナともにPK戦で落とし、続くカンピオナート・パウリスタも準優勝に終わり、シーズン前半はタイトルに手が届かずに終わる。
その後はコパ・リベルタドーレスに照準を合わせ、8月17日に準々決勝でここ10年来で最強と謳われていたダニエウ・アウヴェスを擁するサンパウロFCをセカンドレグの結果で破り、続く9月28日にはこのシーズンのセリエAでタイトルを獲得したフッキやジエゴ・コスタを擁する、さらに強敵のアトレチコ・ミネイロもセカンドレグの結果により辛くも破り、2シーズン連続、一年間に2度目のコパ・リベルタドーレスの決勝戦に駒を進める。11月27日、ウルグアイの首都、モンテビデオにあるエスタディオ・センテナリオで、一戦のみの一発勝負で行われたブラジル最強との呼び声の高いフラメンゴとの決勝戦は延長戦にまでもつれ込んだが、交代出場したデイヴェルソンが決勝点を挙げ、この大会では三度目となる一年間に二度となる二シーズン連続優勝を果たす。コパ・リベルタドーレスで二連覇を果たしたのは2000年シーズンと2001年シーズンを制したボカ・ジュニアーズ以来、20年ぶりのことであった。
年が明けて男子トップチームは、昨シーズンの歴代の南米代表クラブとしては最下位の4位という結果の雪辱を晴らすために、2022年2月3日から12日までアラブ首長国連邦のアブダビで開催された FIFAクラブワールドカップ2021に臨む。デビュー戦となった準決勝はFIFAクラブワールドカップ2020の3位決定戦でPK戦の末、辛酸を嘗めたアル・アハリと対戦して 2-0 で屠り決勝へと順当に駒を進めるも、現地時間の2月12日に行われた欧州の覇者、チェルシーFCとの決勝戦において接戦の末の延長戦でのペナルティエリア内でのハンドによるPKにより世界タイトルに届かずに終わる。
その他、2021年シーズンは女子プロチーム(通称パレストリーナス)の大幅な強化を行い、ブラジレイロン女子において準優勝を果たしたほか、育成年代の各カテゴリーの活躍も著しく、12月22日にパウリスタンU-20を5連覇により、5シーズンで男子プロ、女子プロ、育成年代の合計で100のタイトルを獲得するという記録を打ち立てて2021年シーズンを終えた。