マケドニア代表は北マケドニアサッカー連盟によって編成される、北マケドニアのサッカーのナショナルチーム。北マケドニアの男子サッカーを統括するサッカー協会にあたる組織として、北マケドニアサッカー連盟があり、その競技部門がナショナルチームである。国際サッカー連盟(FIFA)および、欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟している。

マケドニア代表は、1991年にユーゴスラビアが崩壊した後に設立された。ユーゴスラビアの崩壊以前も、マケドニアにはユゴスラビア国内リーグで戦っていたFKヴァルダル・スコピエというプロサッカークラブが存在しており、その選手たちが中心となってナショナルチームが作られた。1993年に初めて国際親善試合に出場し、クロアチアに3-0で勝利した。1994年に国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟が承認され、1996年には初めてUEFA欧州選手権予選に出場した。1998年には初めてFIFAワールドカップ予選に出場した。

マケドニア代表は、これまでFIFAワールドカップには一度も出場したことがないが、UEFA欧州選手権には4回出場している。2002年のUEFA欧州選手権は、初出場ながらベスト8進出を果たした。2016年のUEFA欧州選手権では、グループステージでスペインに1-2で敗れたものの、ウクライナに2-1で勝利し、クロアチアと0-0で引き分けてグループ2位で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦では、ポルトガルに0-1で敗れた。

マケドニア代表のホームスタジアムは、スコピエにあるフィリップ2世アレナである。フィリップ2世アレナは、2009年に建設されたスタジアムで、収容人数は33,460人である。