メキシコ・ユニバーシアードチーム

メキシコ・ユニバーシアードチームは、メキシコ大学スポーツ連合（Federación Deportiva Universitaria de México、以下FEDUM）が編成する、夏季ユニバーシアードにおけるサッカー競技の代表チームである。

メキシコは、1979年メキシコシティ大会でサッカー競技に初参加し、2001年北京大会で金メダル、2005年イズミル大会で銀メダルを獲得している。2007年バンコク大会では、アメリカ合衆国に敗れ、3位決定戦でタイに勝利し、銅メダルを獲得した。2009年ベオグラード大会では、準々決勝で日本に敗退し、8位に終わった。2011年深圳大会では、グループリーグでイタリア、韓国、ウクライナと同組となり、1勝2敗でグループリーグ敗退となった。

メキシコ・ユニバーシアードチームは、中南米大学スポーツ連盟（Federación Deportiva Universitaria de Centroamérica y el Caribe、以下ODUCC）に加盟しており、中南米大学選手権に出場している。メキシコは、2006年グアダラハラ大会で優勝、2008年サントドミンゴ大会では3位となっている。

メキシコ・ユニバーシアードチームの監督は、元メキシコ代表のラウル・ララが務めている。ララは、2002年日韓ワールドカップに出場し、2006年ドイツワールドカップでは監督としてチームを率いた。

メキシコ・ユニバーシアードチームの主力選手は、CFパチューカ所属のFWヘルマン・カンテロ、CFアメリカ所属のMFグイド・ロドリゲス、クルス・アスル所属のDFジュニオル・モレノなどである。