ノムBSC

ノムBSC（ノムビーエスシー）は、神奈川県横浜市を拠点とする社会人サッカークラブ。

1998年、横浜マリノスの前身・日産自動車サッカー部の元ゼネラルマネージャーである野村総合研究所（現・野村ホールディングス）の野村芳彦が設立。クラブ名は「ノム（野村）」「BSC（ビジネス・スポーツ・クラブ）」の頭文字に由来する。

ノムBSCは創設当初からJリーグ加盟を目標に掲げ、2000年に神奈川県社会人サッカーリーグ1部昇格、2003年には神奈川県社会人サッカーリーグ1部優勝を果たす。しかし、JFL昇格を決める全国地域サッカーリーグ決勝大会では、2003年・2004年ともに準決勝で敗退。2005年には神奈川県社会人サッカーリーグ1部で2位に終わり、自動昇格を逃す。

2006年、ノムBSCは神奈川県社会人サッカーリーグ1部で優勝し、地域リーグ決勝大会に進出。決勝大会では、準決勝でノルブリッツ北海道を、決勝で佐川急便東京SCを降して優勝し、JFL昇格を果たした。

JFLでは、2007年シーズンに14位、2008年シーズンに17位で、ともに残留を果たす。しかし、2009年シーズンは18位に終わり、関東サッカーリーグ1部降格となった。

ノムBSCは2010年、関東サッカーリーグ1部で3位に入り、全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出。決勝大会では、準決勝でアルテ高崎を、決勝でSC鳥取を降して優勝し、JFL昇格を果たした。

JFLでは、2011年シーズンに15位、2012年シーズンに10位で、ともに残留を果たす。2013年シーズンは14位に終わり、関東サッカーリーグ1部降格となった。

ノムBSCは2014年、関東サッカーリーグ1部で優勝し、全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出。決勝大会では、準決勝で沖縄SVを、決勝でFC刈谷を降して優勝し、JFL昇格を果たした。

JFLでは、2015年シーズンに16位で残留を果たす。2016年シーズンは17位に終わり、関東サッカーリーグ1部降格となった。

2017年、ノムBSCは関東サッカーリーグ1部で5位に終わる。2018年、関東サッカーリーグ1部で2位に入り、全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出。決勝大会では、準決勝でFC大阪を、決勝でラインメール青森FCを降して優勝し、JFL昇格を果たした。

JFLでは、2019年シーズンに10位、2020年シーズンに13位で、ともに残留を果たす。2021年シーズンは19位に終わり、関東サッカーリーグ1部降格となった。

ノムBSCは2022年、関東サッカーリーグ1部で優勝し、全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出した。決勝大会では、準決勝で大阪経済大学FCを、決勝で奈良クラブを降して優勝し、JFL昇格を果たした。

ノムBSCは、Jリーグ加盟を目標に掲げ、2023年シーズンからJFLで戦う。