ACSヴィーナス・マラムレシュ

ACSヴィーナス・マラムレシュ（ルーマニア語: ACS Venus Maramures）は、ルーマニア北西部、マラムレシュ県の都市バイア・マレを本拠地とするサッカークラブ。クラブカラーは青色と黄色、エンブレムには女性女神の顔が描かれており、地元では単にヴィーナスと呼ばれている。

ヴィーナスは近隣の都市サトゥ・マーレを本拠地とするFCサトゥ・マーレとライバル関係にある。

クラブの公式マスコットは女性を擬人化したウサギで、サポーターは「ヴィーヌスマン」と呼ばれている。

クラブの歴史は古く、1924年に設立された。1942年にディビジアA（ルーマニアサッカーリーグ1部）に初昇格を果たし、1946-47シーズンは4位という好成績を残した。その後は低迷が続き、2002-03シーズンにディビジアC（ルーマニアサッカーリーグ3部）に降格した。

2008-09シーズンにディビジアB（ルーマニアサッカーリーグ2部）に昇格し、2013-14シーズンにはディビジアAに復帰した。2015-16シーズンにはディビジアAで2位となり、ルーマニア・カップで準優勝を果たした。

2016-17シーズンはディビジアAで優勝し、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。しかし、予選2回戦でアゼルバイジャン代表のガバラFKに敗れ、本大会出場はならなかった。

2017-18シーズンはディビジアAで3位となり、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。しかし、予選2回戦でギリシャ代表のオリンピアコスFCに敗れ、本大会出場はならなかった。

2018-19シーズンはディビジアAで4位となった。

クラブは現在、ディビジアAでプレーしている。