RKDSV

RKDSV（ロッテルダム・カトリック・ドール・スポルト・フェライニギング）は、オランダのロッテルダムを拠点とするサッカークラブ。1921年に創設され、エラスムススタディオンをホームスタジアムとしている。クラブはオランダのサッカーリーグシステムのトップディビジョンであるエールディビジに所属している。

RKDSVは、1921年にロッテルダムのカトリック系学生グループによって創設された。1930年には、オランダのサッカー連盟に加盟し、1935年に、エールディビジに初昇格した。クラブは、エールディビジで数シーズンプレーした後、1940年に降格した。その後、クラブは、1955年にエールディビジに復帰し、1962年には、クラブ史上初の主要タイトルとなるKNVBカップを獲得した。

1970年代と1980年代、RKDSVは、エールディビジで中位を維持していたが、1990年代に入ると、クラブは財政難に陥り、1991年に、エールディビジから降格した。その後、クラブは、1995年にエールディビジに復帰したが、2000年に、再び降格した。

2000年代以降、RKDSVは、エールディビジに復帰することはできず、現在は、オランダのサッカーリーグシステムの2部リーグであるエールステ・ディビジに所属している。クラブは、2012年に、エールステ・ディビジで優勝し、エールディビジに昇格したが、1シーズンで降格した。

RKDSVは、オランダのサッカー界で最も古いクラブの一つであり、多くの有名な選手を輩出している。クラブの歴代最高得点は、ヤン・ファン・べーベレンであり、1952年から1962年までRKDSVでプレーし、115ゴールを挙げた。また、クラブの歴代最多出場記録は、ハンス・ファン・ブロケルであり、1959年から1979年までRKDSVでプレーし、415試合に出場した。

RKDSVは、ロッテルダムのカトリック系住民を中心に支持されているクラブであり、ホームスタジアムのエラスムススタディオンは、常に満員に近い状態となる。クラブのエンブレムは、青と白の縦縞のユニフォームを着たサッカー選手がボールを蹴っているデザインである。