ASカルチョ・クロイツリンゲン

ASカルチョ・クロイツリンゲン（AS Calcio Kreuzlingen）は、スイス北部の街、クロイツリンゲンを本拠地とするサッカークラブチーム。スイス4部リーグにあたる1. リーガ・クラシックに所属する。1994年にイタリア系移民のグループにより創設されたが、2007年にクロイツリンゲンの地元サッカークラブ「FCクロイツリンゲン」と合併。2014-15シーズンにはスイス3部リーグにあたるセカンドリーグに昇格し、2020-21シーズンには2部リーグにあたるプロモーションリーグに昇格した。

クラブのエンブレムは、クロイツリンゲンが位置するトゥールガウ州の紋章をモチーフにしている。チームカラーは緑と白で、ホームスタジアムはクロイツリンゲンの北東にあるスポートプラッツ・ノイエル・フィシュバルク。クラブのモットーは「Insieme per Kreuzlingen（クロイツリンゲンと共に）」である。

ASカルチョ・クロイツリンゲンは、現在までに国内タイトルを獲得したことはないが、スイスカップでは2016-17シーズンに4回戦に進出した。また、2019-20シーズンにはUEFAリージョンカップに出場し、グループステージでドイツのクラブチームである1. FCハイデンハイムと対戦した。

クラブの主なライバルは、同じトゥールガウ州を本拠地とするFCヴィンタートゥールやFCフラウエンフェルトなどである。ASカルチョ・クロイツリンゲンは、地域密着型のクラブとして、若手選手の育成にも力を入れており、ユースチームも活発に活動している。