Sti College Balagtas

スティ・カレッジ・バラグタスは、フィリピン共和国中央ルソン地方、ブラカン州、バラグタスにある私立大学。

野球や女子バレーボールなどで知られている。男子バスケットボール部は、2018－19年シーズンよりNCAAに昇格。周囲を驚かせるプレーで一躍名門の仲間入りを果たす。

チーム名はドラゴン、チームカラーはレッド。ホームアリーナはタカンにあるマガルラン・ドーム。

NCAA昇格初のシーズンとなった2018－19年シーズンは、18チーム中12位。翌2019－20年シーズンは、POで敗れシード争いに食い込めなかったが、NCAA史上最多得点記録を書き換えるなど、着実に力を付けている。

2021年、ケソンのイーストウッド・シティにあるSMシティ・イーストウッド内にあるコロシアムで、スティ・カレッジとマンダウエの試合中に観客がコートに乱入、両校の選手が加わり乱闘に発展。リーダー格のアロン・ fekete・バートレイら3人が出場停止処分を受けるなど、大きなダメージをこうむった。

その一方、翌2022年シーズンは、14勝4敗と躍進。4つあるシード枠を賭けたPOまで進んだが、ファイナル4進出はならず、9位で終えた。

NCAA2022－23年シーズンは、新外国人としてマヌ・カステラノスを獲得。17勝3敗とリーグ最多の勝利数を挙げ、初のリーグ制覇を達成。ファイナル4では、準決勝でサン・セバスチャンのデブラスに勝利したが、決勝でイバ・ヤールのクオッコーに敗れ、準優勝に終わった。

2022年11月20日に熊本県荒尾市で開催された「第7回荒尾国際バスケットボール大会」に外国チーム枠で出場。イラン、スリランカ、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどの強豪とともに、熱戦を繰り広げた。

NCAA史上初となるリーグ制覇を成し遂げたスティ・カレッジは、NCAAの名門大学を相手にどれだけ通用するか。上昇気流に乗る強豪校の動向に注目が集まっている。