アトロミトス・メタモルフォシス

アトロミトス・メタモルフォシスFC（ギリシャ語: Ατρόμητος Μεταμόρφωσης, 英語: Atromitos Football Club）は、ギリシャ・アテネをホームタウンとするサッカークラブである。

1923年10月10日にアテネ郊外のアギタ・パラスケヴィで設立された。アトロミトスという名は古代ギリシャでアマゾンの長であるペンテシレイアを倒したアキレウスの愛称に由来し、クラブのエンブレムにはアキレウスが鎧を着用している姿があしらわれている。

1926年にアテネ大都市圏リーグに加盟し、1959年にはギリシャ・フットボールリーグ（2部）に昇格した。1962年にギリシャ・スーパーリーグ（1部）に初昇格したが、1シーズンで降格した。その後、1970年代、1980年代にスーペル・リーグ昇格と降格を繰り返した。

2003年にスーペル・リーグに昇格して以降、安定した成績を残している。2010-11シーズンには、キペロ・エラーダス（ギリシャ国内カップ）で準優勝を果たした。

2012-13シーズンには、スーペル・リーグで3位になり、UEFAヨーロッパリーグの予選に出場した。2013-14シーズンには、スーペル・リーグで4位になり、再びUEFAヨーロッパリーグの予選に出場した。

2014-15シーズンには、スーペル・リーグで3位になり、3度目のUEFAヨーロッパリーグ出場を果たした。2015-16シーズンには、キペロ・エラーダスで準優勝を果たした。

アトロミトスは、アテネ郊外に位置するペリステリ・スタジアムをホームスタジアムとしている。ペリステリ・スタジアムは、1922年に建設されたアテネで最も古いスタジアムの1つである。収容人数は10,000人である。