Wah Chin Kings

ワッ・チン・キングスは兵庫県西宮市を拠点に活動するバスケットボールチーム。NBL（ナショナル・バスケットボール・リーグ）に所属している。チーム名は、中国語で「華人（華僑）」を意味する「華人」と、英語で「王」を意味する「キング」を組み合わせたもので、チームカラーは赤と黒。ホームアリーナはウインク体育館。

ワッ・チン・キングスは、1947年に中国系の人々によって創設された。当時は兵庫県神戸市に本拠地を置き、関西地区のバスケットボール大会に参加していた。1960年代にNBLに加盟し、1990年代にはリーグ優勝を果たすなど、強豪チームとして名を馳せた。しかし、2000年代以降は成績が低迷し、2010年にNBLから脱退した。

2011年にワッ・チン・キングスは西宮市に移転し、NBLに再加盟した。2013年にはリーグ優勝を果たし、翌2014年も連覇を達成した。しかし、2015年は優勝を逃し、2016年にはNBLから再び脱退した。

2017年にワッ・チン・キングスはBリーグに加盟した。Bリーグでは、初年度はB2リーグに所属し、2018年にはB2リーグで優勝を果たし、B1リーグに昇格した。2019年はB1リーグで10位に終わり、B2リーグに降格した。2020年はB2リーグで優勝を果たし、B1リーグに再昇格した。

ワッ・チン・キングスのホームアリーナであるウインク体育館は、西宮市にある屋内体育館。収容人数は1,500人。ワッ・チン・キングスは、ウインク体育館をホームアリーナとして、B1リーグの試合を開催している。

ワッ・チン・キングスの主な選手は、ガードの西村文男、フォワードの劉偉、センターの李大偉など。西村文男は、2017年にワッ・チン・キングスに入団したガードで、2018年にはB2リーグの新人王に輝いた。劉偉は、2018年にワッ・チン・キングスに入団したフォワードで、2019年にはB2リーグのベストファイブに選出された。李大偉は、2019年にワッ・チン・キングスに入団したセンターで、2020年にはB2リーグのベストファイブに選出された。

ワッ・チン・キングスは、2020年にB2リーグで優勝を果たし、B1リーグに再昇格した。チームは、西村文男、劉偉、李大偉などの主力選手に加えて、新加入選手も加わり、さらなる躍進が期待されている。