ペルシカッド1999 FC

ペルシカッド1999 FCは、インドネシアの西ジャワ州で行われるプロサッカーリーグであるリーガ1に参加するサッカークラブである。西ジャワ州の州都にして最大の都市バンドゥンを本拠地とする。

クラブの歴史は、1994年にインドネシアの小学校卒業試験である「セコロ・ダサ・アタス（Sekolah Dasar Atas）」の略称「セダ（Seda）」と名付けられたクラブの創設にさかのぼる。2006年には、バンドゥンの企業グループ、ペルシカッド（Perserikatan Sepak bola Kabupaten Bandung）がセダを買収。クラブ名を「ペルシカッド・テガルレゴ（Persicad Telaga Reja）」に改名し、強化に着手した。

2009年には、クラブ名を「ペルシカドゥ1999」に再改名。2017年にリーガ1に昇格を果たした。2018年には、リーガ1において、17位でシーズンを終え、リーガ2に降格した。しかし、2019年に再び昇格し、現在に至る。

ペルシカッド1999 FCのスタジアムは、スタディオン・スジャナ・ウィラタナで、収容人数は3万人。チームカラーは赤と白で、クラブエンブレムには、盾を手にした戦士が描かれている。

ペルシカッド1999 FCの主なライバルは、同市を本拠地とするペルシブ・バンドゥンである。両チームの対戦は「バンドゥン・ダービー」と呼ばれ、常に熱い戦いが繰り広げられる。

ペルシカッド1999 FCは、インドネシアを代表するサッカークラブの一つであり、多くのタイトルを獲得している。主なタイトルは、リーガ2優勝1回（2019年）、ピアラ・インドネシア準優勝1回（2019年）である。