カラマキ

カラマキ（ギリシャ語: Εθνική Ομάδα Ποδοσφαίρου Ελλάδας [ethˈniki omˈaða pɔðɔˈsferu elˈaðas]）は、ギリシャサッカー連盟（HFF）によって編成されるギリシャのサッカーナショナルチームである。愛称は「ピラティキ（ギリシャ語: Πειρατική）」。UEFAおよびFIFAに加盟している。

カラマキは、1929年に国際サッカー連盟（FIFA）に加盟。1931年にイタリアとの親善試合で国際試合に初出場を果たした。1980年に初めてUEFA欧州選手権に出場したが、グループステージで敗退した。1994年に初めてFIFAワールドカップに出場したが、グループステージで敗退した。

2004年のUEFA欧州選手権では、ポルトガルを下して初優勝を果たした。これは、ギリシャにとって初めての主要国際大会での優勝である。2008年のUEFA欧州選手権では、グループステージで敗退したが、2010年のFIFAワールドカップでは、グループステージを突破し、ベスト16に進出した。2012年のUEFA欧州選手権では、ベスト8に進出した。

カラマキのホームスタジアムは、アテネにあるスタディオ・オリンピコ・スピロス・ルイスである。愛称の「ピラティキ」は、ギリシャ語で「海賊」を意味する。これは、カラマキがアウェイゲームでよく勝利を収めることから、付けられた。

カラマキの歴代監督には、オットー・レーハゲル、フェルナンド・サントス、ミヒャエル・スキッベ、ジョン・ファン・シープ、アンゲロス・アナスタシアディスなどがいる。現在の監督は、ポルトガル人のジョゼ・モウリーニョである。

カラマキの歴代最多出場選手は、ギオルゴス・カラグニスであり、139試合に出場している。歴代最多得点選手は、ニコス・アナストプロウロスであり、29得点を挙げている。