CFBマカオ

CFBマカオ（ポルトガル語: Clube de Futebol de Benfica de Macau）は、ポルトガルのスポーツクラブ、SLベンフィカのマカオ支部として設立されたサッカークラブである。マカオサッカーリーグに所属している。

チームは1951年にジョゼ・アントニオ・ドス・サントスとマリアーノ・ドス・サントス・シウバによって設立された。当初はSLベンフィカのマカオ支部として設立され、1952年にマカオサッカー協会のメンバーとなった。1973年にマカオサッカーリーグに初出場し、1974年に初優勝を果たした。チームは1970年代から1980年代にかけてマカオサッカーリーグを席巻し、1974年から1987年まで14連覇を達成した。

1990年代以降はモンテカルロやランカイなど他チームの台頭により、タイトル獲得は減少しているが、それでもマカオサッカーリーグの強豪として知られている。2016年にはマカオFAカップで優勝し、30年ぶりのタイトルを獲得した。

チームはマカオ半島の北西部にあるタイパ島にあるエスタディオ・ド・タイパをホームスタジアムとしている。エスタディオ・ド・タイパは1995年にオープンしたサッカー専用スタジアムで、収容人数は1万人である。

CFBマカオのユニフォームは、チームのエンブレムと同じく赤いシャツに白いショーツ、赤いソックスである。チームのエンブレムには、SLベンフィカのエンブレムを基調に、中央にマカオのシンボルである蓮の花が描かれている。

チームの主なライバルは、モンテカルロ、ランカイ、スポルティング・デ・マカオなどである。