Philadelphia 76ers (JD)

フィラデルフィア・76ers（JD）は、米国のプロバスケットボールチームであり、NBAのイースタン・カンファレンスに加盟している。本拠地はペンシルベニア州フィラデルフィアにあるウェルズ・ファーゴ・センター。チームカラーは赤、青、白。チームマスコットはフランクリン・ザ・ドッグ。チームオーナーはジョシュ・ハリスとデビッド・ブリット。チームの正式名称は「フィラデルフィア・セブンテイーシクサーズ」であるが、「76ers」という愛称で広く知られている。

76ersは、1946年にナショナル・バスケットボール・リーグ（NBL）に加盟したシラキュース・ナショナルズとして創設された。1949年にNBAと合併し、フィラデルフィア・ウォリアーズに改称された。1951年にはサンフランシスコに本拠地を移転し、ゴールデンステート・ウォリアーズとなった。1963年にフィラデルフィアに新たなチームが誕生し、76ersと名付けられた。

76ersは、1955年にボブ・クージーを擁してNBAファイナル初出場を果たした。その後、1967年にウィルト・チェンバレンを擁してNBAファイナル初優勝を果たした。1980年代にはジュリアス・アービングを擁してNBAファイナルに3度出場したが、いずれも優勝を逃した。2001年にはアレン・アイバーソンを擁してNBAファイナルに4度目の出場を果たしたが、ここでも優勝を逃した。

2010年代にはジョエル・エンビードとベン・シモンズを擁してNBAファイナルに5度目の出場を果たしたが、いずれも優勝を逃した。しかし、2022年にジェームズ・ハーデンとタイリース・マクシを擁してNBAファイナルに6度目の出場を果たし、初のNBAチャンピオンに輝いた。

76ersは、NBAで最も有名なチームの一つであり、多くのスター選手を輩出している。殿堂入りを果たした選手には、ボブ・クージー、ウィルト・チェンバレン、ジュリアス・アービング、アレン・アイバーソン、チャールズ・バークレーなどがいる。