べカシユナイテッド

ベカシユナイテッドFCは、インドネシアの西ジャワ州ブカシを本拠地とするサッカークラブです。現在、インドネシアリーグ2（2部）に参加しています。

クラブは、インドネシアの独立運動始まりの日である1945年8月17日に設立されました。設立当初は、地元のサッカークラブとして活動していましたが、2010年にインドネシアサッカー連盟（PSSI）がプロサッカーリーグであるインドネシア・スーパーリーグ（ISL）を発足させたことをきっかけに、プロサッカークラブとして参入しました。

ベカシユナイテッドは、ISLの初年度である2010年に10位、2011年に12位、2012年に10位と、中位に甘んじていましたが、2013年に5位、2014年に3位と大きく躍進し、2015年にはついに初優勝を果たしました。

2016年、ISLはAFFスズキカップとの日程が重なったため、中断を余儀なくされました。この間、ベカシユナイテッドは、インドネシアカップで準優勝し、2017年に開催されたAFCチャンピオンズリーグにも出場しました。

2017年、ISLは再開されましたが、財政難に陥り、多くのクラブが撤退しました。ベカシユナイテッドもその1つで、インドネシアリーグ1（1部）から降格することになりました。

2018年、ベカシユナイテッドはインドネシアリーグ2に降格しました。しかし、チームはすぐに立ち直り、2019年にリーグ優勝を果たしました。2020年に、インドネシアリーグ1に昇格しました。

ベカシユナイテッドは、アグレッシブな攻撃サッカーが特徴です。チームのホームスタジアムは、収容人数1万人（2016年現在は改修のため5,000人に削減）のベカシ・スタジアムです。

ベカシユナイテッドのサポーターは、「ベカシアニスタ」と呼ばれています。ベカシアニスタは、試合中、常にチームに声援を送っており、ホームゲームではスタジアムが満員になることも少なくありません。