フォレスト・グリーンXIは、イングランド・グロスタシャー州ネイレスワースを拠点とするサッカークラブです。現在のクラブは、2010年に創設された森林環境を専門とする『エコマインド社』のオーナーである、デール・ヴィンス氏と、元プレーヤーであるヘンリー・ブラウン氏によって、森林の環境保護活動の一環として設立されました。

クラブは9部リーグからスタートし、2017年にカンファレンス・サウス(6部リーグ)に昇格しました。2018年にはリーグ2(4部リーグ)に昇格し、プロクラブの仲間入りを果たしました。

フォレスト・グリーンXIは、サッカークラブとして初めてカーボンニュートラルを達成し、再生可能エネルギーのみを使用しています。スタジアムの芝生はオーガニックで、ピッチは太陽光発電システムで照らされています。選手たちはベジタリアンまたはビーガンであり、クラブの食事はすべて植物性です。

クラブのユニフォームは、環境に優しい素材で作られており、スタジアムは地元の産物を使用しています。フォレスト・グリーンXIは、サッカーと環境保護活動の両立を掲げた、世界初のクラブです。

フォレスト・グリーンXIは、2022-23シーズンにリーグ2で18位となり、リーグ1への昇格を逃しました。しかし、クラブは引き続き環境に優しいサッカークラブとして、活動を続けています。