FCディナモ・モスクワ(ロシア語: ФК «Динамо» Москва)は、ロシアの首都モスクワを本拠地とするサッカークラブ。1923年創設で、ソ連時代には同国屈指の強豪として名を馳せ、ソビエト連邦リーグで11回の優勝を誇る。1992年以降はロシア・プレミアリーグに所属している。

ディナモ・モスクワは、ソビエト連邦時代に国内リーグで11回の優勝、ソビエト連邦カップで7回の優勝を記録した。1970年代には、レフ・ヤシン、イーゴリ・ネト、ヴァレリー・ヴォロニンなどの名選手を擁し、UEFAカップウィナーズカップで準優勝した。

1992年以降は、ロシア・プレミアリーグに所属している。2008年にリーグ優勝を果たし、2012年にロシア・カップで優勝した。

ディナモ・モスクワは、伝統的に強豪クラブとして知られている。しかし、近年は経済的な問題を抱えており、成績が低迷している。2016年に2部リーグに降格したが、2017年に1部リーグに復帰した。

ディナモ・モスクワは、白と青の縦縞のユニフォームを着用している。ホームスタジアムは、ディナモ・スタジアムである。

ディナモ・モスクワの主なライバルは、CSKAモスクワ、スパルタク・モスクワ、ロコモティフ・モスクワである。