Pabrade Zina

パブラーデ・ジナは、リトアния・シロウテス郡の町パブラーデを本拠地とし、Aリーガでプレーしているサッカークラブです。1937年10月23日、PAB（パブラーデ・アエロスポクラブ）の名で発足し、クラブの最初の会長は、町のマヨル、カドギナス・グスタスでした。

クラブはすぐにパブラーデで最も優れたサッカークラブの1つとなり、1948年にはリトアния・ソビエト連邦共和国選手権に初優勝しました。1960年と1962年にもタイトルを獲得し、1953年と1958年には準優勝しました。また、B級ソ連選手権のベスト16にも出場しました。1949年10月9日、クラブは現在のジナの名に改称されました。パブラーデとシロウテス郡の略称（abėraš Zinas）がもとになっています。

1990年、ソビエト連邦からリトアнияが離脱してAリーガが創設されると、ジナはリトアнияサッカー連盟に加盟するクラブの1つとなりました。クラブは1990シーズンを7位で終え、1991シーズンには4位と順位を上げています。1992年、ジナはAリーガで初優勝を果たし、1993年にも連覇を達成しました。1993-94シーズン、ローマで行なわれているUEFAチャンピオンズリーグ1回戦に、クラブは初出場を果たしました。初戦でFCアララト・エレヴァン（現・FCアララト）に勝利しましたが、2回戦ではFCポゴニ・シチェンに敗れました。

1995年、ジナはAリーガを再び制しましたが、1996年シーズンは2位に沈みました。1997年、クラブは3度目優勝を飾りましたが、その直後、財政難に陥り、Aリーガのライセンスをはく奪されました。1998年、ジナは2部リーグに降格し、クラブは大きく混乱しました。2000年、クラブは破産してしまいます。

クラブは2003年、Aリーグに加盟する権利を有するいくつかのクラブと合併して復活を遂げ、2002年と2003年は5位、2004年は8位でシーズンを締めくくります。2005年、クラブは再び財政難に陥り、2006年シーズンは10位に沈み、ライセンス剥奪という判決を受けて2部リーグに降格しました。2007年、クラブは再びAリーガに昇格し、2014年までは1部リーグでプレーしていました。2015年と2016年は再び2部リーグに降格し、2017年、クラブは再びAリーガに昇格しました。

クラブのライ벌はシロナのFCシロナと、シロウテス郡のライバリエス・キベリウキスです。