フレズノ・グリズリーズ(Fresno Grizzlies)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノに本拠地をおくマイナーリーグの野球チーム。カリフォルニアリーグ所属で、2022年現在はMLB・コロラド・ロッキーズ傘下A+級チームとして活動している。
前身はアリゾナ州ツーソンを本拠地としていた「ツーソン・トロズ」。
2009年には、日本人選手の高津臣吾、藪恵壹の他、マット・キニー(元埼玉西武ライオンズ)、ラモン・オルティーズ(元オリックス・バファローズ)、ジョン・ボウカー(読売ジャイアンツ)らが在籍した。2011年にはマーク・クルーン(元横浜ベイスターズ・巨人)、エドガー・ゴンザレス(元巨人)が在籍した。
1901年にパシフィック・ノースウェスト・リーグに参加したシアトル・クラムディガーズというチームが起源とされる。1903年よりパシフィックコーストリーグに加盟。その後、幾度か球団名の変更があったが1968年までシアトルを本拠地としていた。
1969年にアリゾナ州ツーソンへ移転し、ツーソン・トロズに改称した。
1998年、MLBにアリゾナ・ダイヤモンドバックスが加盟したため、同じフェニックスに存在していたパシフィックコーストリーグ所属のサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下、フェニックス・ファイアバーズがツーソンに移転し、ツーソン・サイドワインダーズに改称した(ダイヤモンドバックスと提携)。ツーソンにあるツーソン・トロズはフレズノに移転し、現在のフレズノ・グリズリーズに改称、AAA級のチームとしてジャイアンツと提携した。
2002年、フレズノ移転以来使用していたピート・ベンセン・フィールドから現在のグリズリーズ・スタジアム(チュケチャンスィ・パーク)に移転。
2005年、フレズノ・ベースボールに球団を売却。
2010年8月3日にジャイアンツと2年の延長契約を結んだ。
2012年9月2日にジャイアンツと2年の延長契約を結んだ。
2014年9月18日にヒューストン・アストロズと2年契約を結んだ。
2019年シーズンからはワシントン・ナショナルズが提携球団となった(2020年までの2年契約)。
2021年シーズンからは、コロラド・ロッキーズ傘下のA+級のチームとして、ロウAウェストに所属して活動していくことになった。