フランス ディビジョン2 | 11/07 20:00 | 9 | ビアリッツ v ヴァンヌ | L | 14-16 | |
フランス ディビジョン2 | 10/11 12:00 | 5 | ビアリッツ v カルカソンヌ | W | 37-10 | |
フランス ディビジョン2 | 09/25 17:00 | 4 | ルーアン v ビアリッツ | W | 16-23 | |
フランス ディビジョン2 | 09/19 19:00 | 3 | ビアリッツ v ベジエ | W | 24-21 | |
フランス ディビジョン2 | 09/13 12:00 | 2 | モントーバン v ビアリッツ | L | 33-30 | |
フランス ディビジョン2 | 09/03 18:45 | 1 | ビアリッツ v ペルピニャン | W | 21-12 | |
フランス ディビジョン2 | 03/06 19:45 | 23 | ビアリッツ v ヌヴェール | L | 13-15 | |
フランス ディビジョン2 | 02/27 19:45 | 22 | グルノーブル v ビアリッツ | D | 13-13 | |
フランス ディビジョン2 | 02/20 19:45 | 21 | ビアリッツ v ペルピニャン | L | 18-22 | |
フランス ディビジョン2 | 02/14 19:45 | 20 | ヴァンヌ v ビアリッツ | W | 24-27 | |
フランス ディビジョン2 | 01/30 19:45 | 19 | ビアリッツ v ソヨー・アングレーム | W | 20-8 | |
フランス ディビジョン2 | 01/23 19:45 | 18 | オヨナ v ビアリッツ | L | 31-22 | |
フランス ディビジョン2 | 01/17 19:45 | 17 | ビアリッツ v モントーバン | W | 30-27 | |
フランス ディビジョン2 | 01/10 19:45 | 16 | ビアリッツ v カルカソンヌ | W | 43-22 | |
フランス ディビジョン2 | 12/22 13:15 | 15 | コロミエ v ビアリッツ | L | 22-15 | |
フランス ディビジョン2 | 12/12 19:45 | 14 | ビアリッツ v グルノーブル | W | 33-7 | |
フランス ディビジョン2 | 12/05 19:45 | 13 | ペルピニャン v ビアリッツ | L | 29-25 | |
フランス ディビジョン2 | 11/22 19:00 | 12 | ビアリッツ v Provence | W | 19-12 | |
フランス ディビジョン2 | 11/15 19:00 | 11 | ビアリッツ v ルーアン | W | 9-5 | |
フランス ディビジョン2 | 11/07 19:45 | 10 | モントーバン v ビアリッツ | L | 15-14 | |
フランス ディビジョン2 | 11/01 19:00 | 9 | カルカソンヌ v ビアリッツ | L | 32-16 | |
フランス ディビジョン2 | 10/18 18:00 | 8 | ビアリッツ v ベジエ | W | 30-20 | |
フランス ディビジョン2 | 10/13 12:25 | 7 | バレンス・ローマンズ v ビアリッツ | W | 26-35 | |
フランス ディビジョン2 | 10/04 18:45 | 6 | ビアリッツ v モン・ド・マルサン | W | 23-12 | |
フランス ディビジョン2 | 09/29 12:25 | 5 | ソヨー・アングレーム v ビアリッツ | L | 24-15 | |
フランス ディビジョン2 | 09/15 12:15 | 4 | ビアリッツ v オヨナ | W | 30-12 | |
フランス ディビジョン2 | 09/05 18:45 | 3 | ヌヴェール v ビアリッツ | L | 33-26 | |
フランス ディビジョン2 | 08/30 16:50 | 2 | ビアリッツ v ヴァンヌ | W | 18-17 | |
フランス ディビジョン2 | 08/25 12:25 | 1 | オーリヤック v ビアリッツ | L | 23-19 | |
フランス ディビジョン2 | 05/05 12:30 | 30 | ビアリッツ v モントーバン | W | 62-21 |
ビアリッツ・オランピック・ペイ・バスク(仏: Biarritz Olympique Pays Basque)は、フランスのアキテーヌ地域圏ピレネー=アトランティック県ビアリッツに本拠地を置くラグビーユニオンクラブである。ビアリッツ・オランピック、または単にビアリッツとして知られる。日本語ではビアリッツ・オリンピックとも。プロD2(2部)に所属。
クラブの歴史は19世紀末にまで遡る。アキテーヌ地域圏ピレネー=アトランティック県ビアリッツにあったある運動クラブは、1902年にビアリッツ・スタッド (Biarritz Stade)と名付けられ、ラグビー部門を開設した。1909年にはビアリッツ・スポルティン・クラブ (Biarritz Sporting Club)が設立された。1913年4月26日、ふたつのクラブの融合が行われた。新クラブの名称はビアリッツ・オランピック(Biarritz Olympique)となり、M.P.シャンパーニュが初代会長に就任した。1934年5月13日、ビアリッツ・オランピックはトゥールーズのスタッド・ド・ポン・ジュメルに集まった18,000人の前でフランス選手権決勝を戦ったが、アヴィロン・バイヨネに8-13で敗れた。バイヨンヌはビアリッツの隣町であり、ふたつのクラブの本拠地は3マイルほどしか離れていなかった。フランス選手権決勝がバスク地方のクラブ同士となったのは、この対戦が唯一である。
一年後、ビアリッツは再び全国選手権の決勝にコマを進め、今度はUSAペルピニャンと対戦した。ビアリッツは3-0で勝利し、初めてフランス王者となった。1930年代にはその後も成功を継続し、1938年のフランス選手権では、決勝で再びペルピニャンと対戦したが、今度は6-11で敗れた。その一年後、両クラブは決勝で再会し、6-0で勝利したビアリッツが2度目の国内王者となった。しかし、その後の半世紀間、ビアリッツはフランスリーグで際立った成績を残すことはなかった。1930年代、ビアリッツは決勝でペルピニャンと2度対戦しており、1勝1敗だった。その後は半世紀以上も決勝での対戦はなかったが、1992年には再びフランス選手権決勝で顔を合わせている。
1980年代末まで、BOという愛称を持つビアリッツがリーグの頂点に到達することはなかった。1989年、ビアリッツは1937年シーズン以来となるシャランジュ・イヴ・デュ・マノワールの決勝に出場したが、RCナルボンヌに12-18で敗れた。1992年のフランス選手権では、パリのパルク・デ・プランスで行われた決勝に進出したが、RCトゥーロンに14-19で敗れた。1997-98シーズンには初めてヨーロピアン・ラグビーカップ戦に参加し、欧州チャレンジカップに出場した。ビアリッツはプールステージで6試合中3試合に勝利したが、プールステージを通過することはできなかった。1998年、ビアリッツ・オランピックから、現在の名称であるビアリッツ・オランピック・ペイ・バスク (Biarritz Olympique Pays Basque)に名称が変更された。1998-99シーズンも前シーズンと同様であり、6試合中4試合に勝利したが、フランスのアジャンとCAブリーヴの後ろのプール3位で終えた。
3度目の欧州チャレンジカップのプールステージで、ビアリッツは1敗しかせずにプール首位となった。しかし、準々決勝ではイングランドのブリストル・ラグビー・クラブに敗れた。1999-00シーズンのクープ・ドゥ・フランスでは、決勝でブリーヴを24-13で破り、ビアリッツは1937年以来となる優勝を飾った。これによって、ビアリッツはハイネケンカップの出場権を得た。
2000-01シーズンのハイネケンカップでは、Thomond Parkで行われた準々決勝でアイルランドのマンスター・ラグビーに29-38で敗れた。2001-02シーズンのハイネケンカップでは、プールステージの6試合で2勝し、プール2位で準々決勝に進出したが、決勝に進むことはできなかった。
2002年、ビアリッツは過去10年間で初めてフランス選手権で決勝に進出した。サン=ドニのスタッド・ド・フランスに集まった78,457人の前で決勝が行われ、SUアジャンを25-22で下した。クープ・ドゥ・フランスでも決勝に進出し、19-21でアトランティック・スタッド・ロシェライに敗れて準優勝だった。2002-03シーズンのハイネケンカップでもビアリッツは成功を記録し、プールステージを首位で終えたが、準々決勝ではダブリンのランズダウン・ロードでレンスター・ラグビーに13-18で敗れた。
2003-04シーズンのハイネケンカップは過去最高の成績を記録し、ビアリッツは初めて準決勝に到達した。プールステージを首位で終え、準々決勝ではラネリ・スカーレッツを破った。準決勝では同じフランスのクラブ、スタッド・トゥールーザンに11-19で敗れた。2004-05シーズンのハイネケンカップでは、プールステージでロンドン・ワスプスに1敗を喫したが、プールの首位で6試合を終えた。準々決勝ではマンスターを破り、準決勝進出という前シーズンの成功を繰り返した。パルク・デ・プランスで行われた準決勝では、スタッド・フランセに17-20で敗れた。しかし、2005年のフランス選手権決勝では、とても困難な挑戦だったがスタッド・フランセを37-34で下して優勝した。
2005-06シーズンのハイネケンカップでは決勝でマンスターと対戦した。プールステージ緒戦ではイングランドのサラセンズに敗れたが、残り5試合に全勝してプール4で首位となった。準々決勝ではイングランドのセール・シャークスに11-6で勝利し、準決勝ではイングランドのバース・ラグビーに18-9で勝利した。決勝ではマンスターに19-23で敗れた。
しかし、ハイネケンカップでの敗北を忘れ、2005-06シーズンのトップ14で決勝に進出することができた。決勝ではトゥールーザンと対戦し、9-6とリードする接戦でハーフタイムを迎えたが、後半に勝利への襲撃を開始し、最終的には40-13で勝者に返り咲いた。2006-07シーズンのハイネケンカップではプールステージの6試合に全勝し、29ポイントでグループ首位となった。準々決勝ではエスタディオ・アノエタにノーサンプトン・セインツを迎えたが、試合をひっくり返されて7-8で競り負けた。
2010年のハイネケンカップのプールステージでは、いずれもアノエタでウェールズのオスプリーズとマンスターに勝利したが、5月22日の土曜日にスタッド・ド・フランスで行われて激しい戦いとなった決勝では、トゥールーザンに19-21で負けた。2012年5月18日、トゥイッケナム・ストゥープで行われた2011-12シーズンの欧州チャレンジカップ決勝で、ビアリッツはトップ14のライバルでもあるRCトゥーロンを21-18で破った。2013-14シーズンはトップ14で低迷し、ラグビー・プロD2(2部)に降格した。