NHL | 04/07 02:30 | 1 | [15] CALフレームズ v LAキングス [21] | W | 4-1 | |
NHL | 04/05 02:00 | 1 | [15] CALフレームズ v ANAダックス [8] | L | 1-3 | |
NHL | 04/03 01:30 | 1 | [9] ANAダックス v CALフレームズ [12] | L | 4-3 | |
NHL | 04/01 01:00 | 1 | [10] SJシャークス v CALフレームズ [13] | W | 2-5 | |
NHL | 03/30 01:00 | 1 | [21] LAキングス v CALフレームズ [12] | L | 4-1 | |
NHL | 03/28 01:00 | 1 | [30] COLアバランチ v CALフレームズ [12] | W | 2-4 | |
NHL | 03/25 23:00 | 1 | [12] CALフレームズ v STL ブルース [13] | W | 3-2 | |
NHL | 03/24 00:00 | 1 | [12] CALフレームズ v NASプレデターズ [14] | L | 1-3 | |
NHL | 03/21 23:00 | 1 | [12] CALフレームズ v WASキャピタルズ [2] | L | 2-4 | |
NHL | 03/20 01:30 | 1 | [19] LAキングス v CALフレームズ [12] | W | 2-5 | |
NHL | 03/18 01:00 | 1 | [25] DALスターズ v CALフレームズ [12] | W | 1-3 | |
NHL | 03/16 01:00 | 1 | [13] BOSブルーインズ v CALフレームズ [10] | L | 5-2 | |
NHL | 03/14 01:00 | 1 | [2] PITペンギンズ v CALフレームズ [11] | W | 3-4 | |
NHL | 03/12 00:00 | 1 | [12] CALフレームズ v WINジェッツ [22] | W | 3-0 | |
NHL | 03/10 02:00 | 1 | [8] MONカナディアンズ v CALフレームズ [12] | W | 0-5 | |
NHL | 03/05 21:00 | 1 | [15] NYアイランダーズ v CALフレームズ [12] | W | 2-5 | |
NHL | 03/04 02:00 | 1 | [26] DETレッドウィングス v CALフレームズ [13] | W | 2-3 | |
NHL | 03/01 02:00 | 1 | [19] LAキングス v CALフレームズ [14] | W | 1-2 | |
NHL | 02/26 20:00 | 1 | [16] CALフレームズ v CARハリケーンズ [25] | W | 3-1 | |
NHL | 02/25 00:30 | 1 | [18] CALフレームズ v FLAパンサーズ [17] | W | 4-2 | |
NHL | 02/24 00:30 | 1 | [18] CALフレームズ v TBライトニング [21] | W | 3-2 | |
NHL | 02/22 01:00 | 1 | [19] CALフレームズ v NASプレデターズ [16] | W | 6-5 | |
NHL | 02/19 05:47 | - | [19] CALフレームズ v VANカナックス [26] | L | 1-2 | |
NHL | 02/19 03:00 | 1 | VANカナックス v CALフレームズ | L | 2-1 | |
NHL | 02/16 02:30 | 1 | [16] PHIフライヤーズ v CALフレームズ [19] | W | 1-3 | |
NHL | 02/14 02:00 | 1 | [29] ARZコヨーテ v CALフレームズ [19] | L | 5-0 | |
NHL | 02/08 00:00 | 1 | [18] CALフレームズ v PITペンギンズ [4] | W | 3-2 | |
NHL | 02/05 19:00 | 1 | [17] CALフレームズ v NYレンジャーズ [9] | L | 3-4 | |
NHL | 02/04 00:30 | 1 | [18] CALフレームズ v NJデビルズ [25] | W | 4-3 | |
NHL | 02/02 03:00 | 1 | [3] MINワイルド v CALフレームズ [15] | W | 1-5 |
カルガリー・フレームス(Calgary Flames)は、カナダ、アルバータ州カルガリーを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のプロアイスホッケーチームである。
1972年、NHLはニューヨーク・アイランダースと共にアトランタ・フレームスの参入を発表した。「フレームス」の名前は南北戦争中の1864年のアトランタ方面作戦によるアトランタ炎上に由来する。
NHLが1972年からジョージア州アトランタにフランチャイズチーム(アトランタ・フレームス)を設立すると発表したとき、ホッケーファンの多数は、アメリカ合衆国南部にチームを作るなんて馬鹿げたことだと冷ややかな反応を示した。そしてこの反応はある意味で正解であった。フレームスは毎年リーグ最下位争いを演じ、アトランタに本拠地を置いた8期中プレイオフでは一度も勝利できなかった。
1980年になると、アトランタの経済低迷を背景にしてチームはカルガリー資本へと売却され、チーム名がカルガリー・フレームスとなる。アルバータ州におけるチーム初年度は、ケント・ニールソン (Kent Nilsson) の49ゴールの活躍などがあり、プレーオフでは1回戦でシカゴ・ブラックホークスを下し、2回戦ではフィラデルフィア・フライヤーズを第7試合で破り、準決勝でミネソタ・ノーススターズ (現ダラス・スターズ) に敗れた。
1986年までにフレームスは、ダグ・ライズボロー(Doug Riseborough)、ラニー・マクドナルド (Lanny McDonald)、ダン・クイン(Dan Quinn)やゴーリーのマイク・バーノン(Mike Vernon)らを獲得。プレーオフ1回戦ではバンクーバー・カナックスを破り、2回戦でも第7戦でスティーブ・スミス (Steve Smith) の偶然のオウンゴールによりエドモントン・オイラーズに辛勝、またセントルイス・ブルースをも第7戦で下した。しかし、決勝では常勝モントリオール・カナディアンズには歯が立たず、1勝4敗で敗退した。
1989年についにフレームスは、決勝でカナディアンズを下しスタンレー・カップ初優勝をかざり、キャプテン、ラニー・マクドナルドの引退に花を添えた。この優勝は、カナディアンズの本拠地でビジターチームが優勝を決めた初の例となった。当時の主力メンバーは、セオレン・フルーリー、ジョー・ニューウェンダイク、ゲイリー・ロバーツ、アル・マキニス、マイク・バーノン。
その後7年連続でプレーオフ進出を逃し、1989年当時の主力が次々に他のチームに移籍または引退していった。その間に後に主力となるジャローム・イギンラ(Jerome Iginla)をドラフトで獲得した。イギンラは2003年前後にキャプテンとなった。イギンラは、元ナッシュビル・プレデターズのトーマス・ヴォークーン(Tomas Vokoun)と喧嘩に近い状態になることが多かった。
2004年復活を果す。この年は、カナダのチームとしては初めてウェスタン・カンファレンス3地区の優勝チームを軒並み下し、スタンレー・カップ進出を成し遂げた。ノースウェスト・ディビジョンのバンクーバー・カナックスを第7試合で、セントラル・ディビジョンのデトロイト・レッドウイングス (この年レギュラーシーズン最高成績チームに与えられるプレジデント・トロフィーを受賞)を第6試合で、そしてウェスタン・カンファレンス決勝ではパシフィック・ディビジョンのサンノゼ・シャークスを第6試合で連破し、スタンレー・カップ決勝ではタンパベイ・ライトニングと対戦した。
1993年以来自国チームのカップ獲得から見放されてきたホッケー大国カナダの国民は、まさに「シンデレラ物語」を地でいくフレームスに対し熱狂的な声援を送ったとされる。在ワシントンD.C.のカナダ大使館は、メープルリーフの代わりにフレームスの旗を掲げ、またサンノゼ市民会館でも同様の光景が見られたと伝えられる(このシリーズでシャークスが敗れると、サンノゼ市長はこの市民会館を「世界中のフレームスファンの総本山である」と宣言した。)。フレームスはもともとは保守的とされたサンノゼ市に熱狂をもたらした。
スタンレー・カップ決勝では、フレームスのホームでの第6試合で疑惑のノーゴール判定があったこともあり、決勝は第7戦までもつれ込んだ。第6戦で再延長戦を制したタンパベイ・ライトニングは、第7戦第2ピリオドまでフレームスに僅か7ショットしか許さない奮闘を見せた。フレームスは後半怒涛の攻撃を見せるが、やや遅きに失し2004年6月7日1対2で勝利を逃した。
この快進撃は、2003-2004年度中に獲得したミカ・キプラソフ(Miikka Kiprusoff)の活躍抜きには語れない。彼はサンノゼ・シャークスで、控え選手にもなれないほどだったが、2003年度中にトレードで移籍。ここから怒涛の快進撃を見せ、とうとう守護神のロマン・タレック(Roman Turek)をNHL引退にまで追いやった。
2004-2005年は2004年から2005年のNHLロックアウトでシーズンがなくなったが、翌2005-2006年には最優秀ゴーリーに送られるヴェジーナ賞を獲得した。このキプラソフの活躍で、2003-2004年以降はフレームスは必ずプレーオフに出ている。ちなみに2003-2004年に、ホーム用ジャージーとビジター用ジャージーが入れ替わったため、フレームスは新しいジャージーを発表した(赤ベースのユニフォームに黒いCが燃えている)。