NBAサマーリーグ | 07/15 01:30 | - | [5] PORトレイルブレイザーズ v HOUロケッツ [13] | L | 85-77 | |
NBAサマーリーグ | 07/11 23:00 | - | [20] HOUロケッツ v SAスパーズ [26] | W | 97-84 | |
NBAサマーリーグ | 07/10 00:00 | - | [12] OKCサンダー v HOUロケッツ [28] | W | 88-90 | |
NBAサマーリーグ | 07/08 02:00 | - | [3] HOUロケッツ v ORLマジック [3] | L | 77-91 | |
NBA | 04/10 19:30 | - | [16] ATLホークス v HOUロケッツ [30] | L | 130-114 | |
NBA | 04/08 23:30 | - | [5] HOUロケッツ v TORラプターズ [3] | L | 115-117 | |
NBA | 04/05 23:30 | - | [29] HOUロケッツ v BKNネッツ [16] | L | 105-118 | |
NBA | 04/03 23:00 | - | [3] MINティンバーウルブズ v HOUロケッツ [5] | L | 139-132 | |
NBA | 04/02 00:00 | - | [24] SACキングス v HOUロケッツ [29] | L | 122-117 | |
NBA | 03/31 00:00 | - | [25] SACキングス v HOUロケッツ [28] | L | 121-118 | |
NBA | 03/29 00:00 | - | [23] SAスパーズ v HOUロケッツ [28] | L | 123-120 | |
NBA | 03/27 02:00 | - | [30] HOUロケッツ v PORトレイルブレイザーズ [24] | W | 115-98 | |
NBA | 03/26 02:00 | - | [30] HOUロケッツ v PORトレイルブレイザーズ [24] | W | 125-106 | |
NBA | 03/24 00:30 | - | [30] HOUロケッツ v DALマーベリックス [9] | L | 91-110 | |
NBA | 03/22 00:00 | - | [19] WASウィザーズ v HOUロケッツ [30] | W | 97-115 | |
NBA | 03/20 19:30 | - | [2] MEMグリズリーズ v HOUロケッツ [30] | L | 122-98 | |
NBA | 03/19 00:00 | - | [26] INDペイサーズ v HOUロケッツ [30] | L | 121-118 | |
NBA | 03/17 00:00 | - | [1] PHXサンズ v HOUロケッツ [30] | L | 129-112 | |
NBA | 03/13 23:00 | - | [30] HOUロケッツ v NOペリカンズ [22] | L | 105-130 | |
NBA | 03/12 01:00 | - | [8] DALマーベリックス v HOUロケッツ [29] | L | 113-100 | |
NBA | 03/10 01:00 | - | [20] LAレイカーズ v HOUロケッツ [29] | W | 130-139 | |
NBA | 03/08 00:30 | - | [29] HOUロケッツ v MIAヒート [4] | L | 106-123 | |
NBA | 03/07 00:00 | - | [2] MEMグリズリーズ v HOUロケッツ [30] | W | 112-123 | |
NBA | 03/05 02:00 | - | [29] HOUロケッツ v DENナゲッツ [11] | L | 101-116 | |
NBA | 03/03 01:00 | - | [5] UTAジャズ v HOUロケッツ [28] | L | 132-127 | |
NBA | 03/02 01:00 | - | [16] LAクリッパーズ v HOUロケッツ [28] | L | 113-100 | |
NBA | 02/28 00:00 | - | [16] LAクリッパーズ v HOUロケッツ [28] | L | 99-98 | |
NBA | 02/26 00:00 | - | [15] HOUロケッツ v ORLマジック [15] | L | 111-119 | |
NBA | 02/18 03:30 | - | [28] HOUロケッツ v LAクリッパーズ [17] | L | 111-142 | |
NBA | 02/17 02:00 | - | [28] HOUロケッツ v PHXサンズ [1] | L | 121-124 |
ヒューストン・ロケッツ(英: Houston Rockets)は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンに本拠を置く全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム。ウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョン所属。チーム名の"Rockets"は本来サンディエゴに本拠地があった当時、当市では軍需産業が盛んなことからロケット弾を表しているが、後にヒューストンに移転してからはNASAのイメージから、平和的なロケットがイメージされるようになった。
以降のチームは1999年にドラフトで指名されたスティーブ・フランシス、2002年に獲得した姚明ら若手選手を核とした再建に入った。21世紀初頭の数シーズンを勝率5割前後で推移した後、2004年6月に、フランシスとの交換でトレイシー・マグレディを獲得し、マグレディと姚明をチームの中心に据えた。
得点王獲得経験もあるマグレディと姚明のコンビはリーグでも有数のデュオとして期待されたが、2人とも故障が多く、そもそも両者が揃ってコートに並び立つということ自体が少なかった。2004-05シーズンは勝率を6割まで伸ばしたが、プレーオフ初戦で敗退。翌シーズンは、マグレディや姚明の欠場が多く、序盤に大きく星を落としプレーオフを逃す結果となった。2006-07シーズン、2007-08シーズンも故障者に悩まされ続けるが、勝率は50勝以上を記録しプレーオフには2シーズン連続で進出。監督がジェフ・ヴァン・ガンディからリック・アデルマンに交代した2007-08シーズンにはNBA歴代2位となる22連勝を記録するなど、周囲を驚かせたが、プレーオフでは2シーズン連続でユタ・ジャズの前に敗退している。
新体制としてヘッドコーチにケビン・マクヘイルを起用し、前年までのプレイヤーはほとんどが放出されることとなった。2012年7月、ニューヨーク・ニックスで リンサニティ旋風 を巻き起こしたジェレミー・リンと契約。さらに、開幕直前の2012年10月にはオクラホマシティ・サンダーの主力の一翼を担い、2011-12シーズンにはシックスマン賞を獲得したジェームズ・ハーデンをトレードで獲得した。
2013年6月5日、ドワイト・ハワードがロケッツと契約したことを自身のツイッターで公表したが、NBAはFA交渉禁止期間外に交渉したことによりロケッツに制裁金15万ドルを科した。ロケッツはハワードと、6月13日に正式に契約を交わした。2013-14シーズンは、3人の主力とチャンドラー・パーソンズの成長、中堅選手の補強により54勝28敗と、姚明時代以降初めてとなる50勝以上を達成した。第4シードでプレーオフに進出したが、デイミアン・リラード、ラマーカス・オルドリッジらの牽引するポートランド・トレイルブレイザーズに敗れた。
2014-15シーズンは、ドワイト・ハワードが、膝の不調によりシーズンの大半を欠場する中、ジェームス・ハーデンがMVP級の活躍を見せチームを牽引。またトレバー・アリーザを再獲得してディフェンスを強化。ドナタス・モティエユーナスが成長し、更にジョシュ・スミスやコーリー・ブリューワーなどをシーズン途中に獲得するなど、チームの強化を図った結果、1994年以来の地区優勝を勝ち取った。プレーオフ1回戦ではダラス・マーベリックスに4勝1敗で勝利し5年ぶりのカンファレンスセミファイナルに進出。セミファイナルでロサンゼルス・クリッパーズを4勝3敗で下し、1997年以来のファイナルにも進出した。しかし、カンファレンスファイナルはリーグ最高勝率を残したゴールデンステート・ウォリアーズに1勝4敗と力負けした。
2015-16シーズンでは、タイ・ローソンを獲得し高みを付けたはずのロケッツだったがそのローソンは機能せず、ハーデンの個人プレーが目立つ形になりケビン・マクヘイルHCは4勝7敗の段階で解任。その後も波に乗れず、ローソンも3月で放出。結局41勝41敗で何とか第8シードでプレーオフに出場するに止まり、プレーオフ1回戦では昨季カンファレンスファイナルで対峙したゴールデンステート・ウォリアーズに1勝4敗で屈した。シーズン終了後、ハワードはプレーヤーオプションを破棄し完全FAとなってアトランタ・ホークスに移籍、ハーデン&ハワードの二頭体制は終わりを告げた。ハワードとハーデンの不仲説がシーズン中から噂されていたが、シーズン終了後、実際ロッカールームでも誰が中心となるかという戦術をめぐってハワード派、ハーデン派、どちらにも属さない派閥に分かれ良い雰囲気ではなかったことが、ハワードの移籍後メディアによって明かされた。
2016-17シーズン開幕前にハーデンが契約を4年延長し、ロケッツは長期的にハーデン中心のチームとしていくこととなった。新HCに就任したマイク・ダントーニはハーデンにポイントガードの役割を与えた。するとハーデンはトリプル・ダブルを量産するなど、MVP級の活躍を披露。更にクリント・カペラのセンター起用も的中するなど、リーグ屈指の攻撃力を展開し、55勝27敗でシーズンを終えた。カンファレンス第3シードでプレーオフに進み、ファーストラウンドでオクラホマシティ・サンダーとの対戦となった。第3戦のアウェイ初戦で1ゲームを落としたが、4勝1敗でセミファイナルへ進んだ。セミファイナルのサンアントニオ・スパーズ初戦では持ち味のオフェンス力が弾け、124-99で勝利したが、第2、3戦ではスパーズのディフェンス力とカワイ・レナードの活躍に押し切られ連敗した。続く第4戦で、エリック・ゴードンの6本を筆頭にスリーポイント19本を44.2%の成功率で決め、125-104の大差でシリーズをタイに持ち込んだ。シリーズの分岐点となる2勝2敗で迎えた第5戦は両チーム譲らず、レナードが左足首捻挫により途中退場する中、オーバータイムに縺れ込み、ロケッツ有利かと思われたが、ダニー・グリーンの7得点と、ジェームズ・ハーデンのラストショットがベテランマヌ・ジノビリによってブロックされるなど3点差で逃げ切られ、後がなくなった。第6戦は、最終戦に向けてレナードを休ませたスパーズであったが、これまで今ひとつ波に乗れていなかったラマーカス・オルドリッジに当たりが戻り34得点、12リバウンドを与える一方で、ロケッツはハーデンが10得点、6ターンオーバーに抑え込まれ、114-75の大差で敗れ、シーズンアウト。
2017-18シーズン開幕前の2017年6月28日に、リーグ屈指のポイントガードであるクリス・ポールをパトリック・ビバリー、ルー・ウィリアムス、サム・デッカー、モントレズ・ハレル等との大型トレードで獲得。2018年1月30日のフェニックス・サンズ戦に113-102で勝利したところから3月9日にトロント・ラプターズに108-105で敗れるまで17連勝を記録、チーム史上2番目に長い連勝を記録しゴールデンステート・ウォリアーズを抜いてカンファレンス首位に立った。更にそこから4月1日にサンアントニオ・スパーズに100-83で敗れるまで11連勝を記録、連勝中の3月25日に行われたアトランタ・ホークス戦に118-99で勝利し、チーム史上初のレギュラーシーズン60勝を達成した。最終的にリーグ最高の65勝17敗でレギュラーシーズンを終えた。プレーオフ1回戦でカンファレンス8位のミネソタ・ティンバーウルブズ相手に4勝1敗でシリーズを勝利した。その後ゴールデン・ステート・ウォリアーズとカンファレンス・ファイナルで対戦し、第5戦で3-2と追い詰めるも、ポールが負傷により6,7戦を欠場。ハーデン・カペラらが奮闘したが、2連敗を喫しファイナル進出とはならなかった。なお、オフにハーデンがMVPを受賞した。
2018-2019シーズンはハーデンとポールが噛み合わずに調子を落とす。しかし、ハーデンの超人的な活躍もあり盛り返し、最終的にカンファレンス4位の53勝29敗のカンファレンス4位でプレーオフに進出。一回戦でユタ・ジャズを4勝1敗で退けたが、準決勝で前年敗れたウォリアーズに2勝4敗で敗れた。
2018-19シーズンオフ、チームはハーデンと噛み合わなかったポールをオクラホマシティ・サンダーに放出。そしてサンダーからかつてのハーデンの同僚であり2016-2017シーズンのMVPであるラッセル・ウェストブルックを獲得し、ハーデンと強力なMVPデュオを結成した。
2019-20シーズンは3ポイントシュートが苦手なウェストブルックがインサイドに切り込むスペースを作るため、先発センターを務めていたカペラを4チーム間トレードでアトランタ・ホークスへ放出するという大胆な賭けに出る。代わりにミネソタ・ティンバーウルブズからロバート・コビントンを獲得し、他にもFAとなっていたデマール・キャロルとジェフ・グリーンと契約するなど、3ポイントシュートとディフェンスに長けた小柄な選手を集め、チームの最高身長が201cmという極端なスモールラインナップ、"マイクロボール"を形成。結果的にシーズンはカンファレンス4位の44勝28敗で終え、プレーオフ1回戦で因縁のサンダーと対戦。ポールの活躍に苦しめられたが、4勝3敗で辛勝する。続く準決勝ではカンファレンス1位のロサンゼルス・レイカーズと対戦。第1戦こそ機動力を活かして相手を翻弄し勝利を収めたが、第2戦以降は対策されて攻撃が機能せず、また守備でもレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのデュオを止めることができぬまま4連敗を喫し、この年も準決勝で敗退した。
ハーデンとウェストブルックのデュオも不発に終わり、2020年のオフにヘッドコーチのダントーニが辞任。そしてダントーニの続投を望んでいたハーデンと、より多くの役割を求めるウェストブルックが共にトレードを要求するという事態に陥る。これを受け、チームはオフの間にウェストブルックをジョン・ウォールとのトレードでワシントン・ウィザーズに放出。ハーデンは残留したもののシーズン開幕後はコンディショニング不足で不振に陥り、さらにチームを批判するようなコメントを続けたため、結果的に9試合を終えた時点で4チーム間のトレードでブルックリン・ネッツに放出され、ロケッツの一つの時代が幕を閉じた。そして見返りとしてビクター・オラディポら複数選手と多くのドラフト指名権を獲得し、チーム再建を進めていくこととなった。
2021年のNBAドラフトでは全体2位指名権を得て、NBAGリーグ・イグナイトでプレーしていたジェイレン・グリーンを指名し、他にもトレードでオクラホマシティ・サンダーからアルペラン・シェングンを獲得した。