NBAプレシーズンゲーム | 10/11 23:00 | - | BOSセルティックス v PHIセブンティシクサーズ | W | 112-101 | |
NBAプレシーズンゲーム | 10/09 23:30 | - | BOSセルティックス v NYニックス | L | 107-114 | |
NBAプレシーズンゲーム | 10/08 22:00 | - | PHIセブンティシクサーズ v BOSセルティックス | W | 106-114 | |
NBAサマーリーグ | 07/15 22:30 | - | [22] BOSセルティックス v ORLマジック [29] | W | 94-77 | |
NBAサマーリーグ | 07/14 22:30 | - | [20] BOSセルティックス v NYニックス [20] | L | 89-97 | |
NBAサマーリーグ | 07/13 02:00 | - | [6] LAレイカーズ v BOSセルティックス [24] | W | 90-95 | |
NBAサマーリーグ | 07/09 23:30 | - | [17] BOSセルティックス v WASウィザーズ [17] | L | 98-103 | |
NBAサマーリーグ | 07/08 19:00 | - | [4] MIAヒート v BOSセルティックス [14] | L | 99-88 | |
NBA | 05/30 00:30 | 183 | [11] MIAヒート v BOSセルティックス [2] | L | 103-84 | |
NBA | 05/28 00:30 | 183 | [2] BOSセルティックス v MIAヒート [11] | W | 104-103 | |
NBA | 05/26 00:30 | 183 | [2] MIAヒート v BOSセルティックス [2] | W | 97-110 | |
NBA | 05/24 00:30 | 183 | [2] BOSセルティックス v MIAヒート [11] | W | 116-99 | |
NBA | 05/22 00:30 | 183 | [2] BOSセルティックス v MIAヒート [11] | L | 102-128 | |
NBA | 05/20 00:30 | 183 | [11] MIAヒート v BOSセルティックス [2] | L | 111-105 | |
NBA | 05/18 00:30 | 183 | [8] MIAヒート v BOSセルティックス [1] | L | 123-116 | |
NBA | 05/14 19:30 | 195 | [3] PHIセブンティシクサーズ v BOSセルティックス [2] | W | 88-112 | |
NBA | 05/11 23:30 | 195 | [2] BOSセルティックス v PHIセブンティシクサーズ [3] | W | 95-86 | |
NBA | 05/09 23:30 | 195 | [3] PHIセブンティシクサーズ v BOSセルティックス [2] | L | 115-103 | |
NBA | 05/07 19:30 | 195 | [2] BOSセルティックス v PHIセブンティシクサーズ [3] | L | 115-116 | |
NBA | 05/05 23:30 | 195 | [2] BOSセルティックス v PHIセブンティシクサーズ [3] | W | 114-102 | |
NBA | 05/04 00:00 | 195 | [3] PHIセブンティシクサーズ v BOSセルティックス [2] | W | 87-121 | |
NBA | 05/01 23:30 | 195 | [3] PHIセブンティシクサーズ v BOSセルティックス [2] | L | 119-115 | |
NBA | 04/28 00:30 | 189 | [2] BOSセルティックス v ATLホークス [17] | W | 128-120 | |
NBA | 04/25 23:30 | 189 | [1] ATLホークス v BOSセルティックス [2] | L | 119-117 | |
NBA | 04/23 23:00 | 189 | [2] BOSセルティックス v ATLホークス [17] | W | 129-121 | |
NBA | 04/21 23:00 | 189 | [2] BOSセルティックス v ATLホークス [17] | L | 122-130 | |
NBA | 04/18 23:00 | 189 | [17] ATLホークス v BOSセルティックス [2] | W | 106-119 | |
NBA | 04/15 19:30 | 189 | [17] ATLホークス v BOSセルティックス [2] | W | 99-112 | |
NBA | 04/09 17:00 | - | [16] ATLホークス v BOSセルティックス [2] | W | 114-120 | |
NBA | 04/07 23:30 | - | [17] TORラプターズ v BOSセルティックス [2] | W | 102-121 |
ボストン・セルティックス(Boston Celtics; // SEL-tiks)は、アメリカ合衆国・マサチューセッツ州ボストン市に本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。イースタン・カンファレンス、アトランティック・ディビジョン所属。チーム名のCelticとは「ケルト人の」という意味。ボストン近辺はアイルランド人が多く移民した土地であったことにちなんでいる。
セルティックスは、NBAの全てのチームの中で最も多くチャンピオンシップを手に入れた名門である。1959年から1966年までは、ビル・ラッセルがチームを牽引し、8連続優勝している。1980年代には、ラリー・バードに率いられて、ロサンゼルス・レイカーズと熾烈なライバル争いを繰り広げた。セルティックスは、ニューヨーク・ニックスと共に、現在のNBAが発足した当初に参加したチームの中で、同じ都市にフランチャイズがあり続けているチームである。
ボストン・セルティックスは、NBAの前身である BAA (Basketball Association of America) 発足にともない設立された。創設者はボストン・ガーデンオーナーのウォルター・ブラウン。セルティックスの名は、1920年代にニューヨークを本拠地としていた強豪チーム、ニューヨーク・セルティックスにあやかってつけられている。このニューヨークを本拠地としていたチームをオリジナル・セルティックスと呼ぶ。
設立当初の数年間、セルティックスの勝率は5割に満たず、チーム成績はリーグ下位に甘んじるシーズンが続いた。1950年よりレッド・アワーバックを監督兼球団副社長(選手人事担当者)という役職でチームに迎え、以後半世紀に渡って、人材の登用や試合の采配で才能を発揮しセルティックスをリーグきっての名門に育て上げて行くこととなる。同年、ポイントガードのボブ・クージーがチームに加わり、翌年にはビル・シャーマンが入団したことにより、セルティックスは地区でも上位に入る中堅以上のチームに成長した。クージーは1952年から連続8シーズンの間リーグのアシスト王であり、後に殿堂入りを果たしている。1953年のドラフトでセルティックスはフランク・ラムジーを獲得し、ベンチからスタートしてチームに貢献する「シックススマン(6番目の選手)」として活躍させた。アワーバックは能力のある選手を敢えてスターターには起用しないという采配を最初に導入した監督だった。この起用法はのちのセルティックスの黄金時代を支えることになり、現在でも重要な戦術の一つとなっている。1982年にNBAシックスマン賞も設けられることになった。
セルティックスがリーグ史に残る強豪へと変貌するのは1956年からだった。このシーズンにトム・ヘインソーンとビル・ラッセルを獲得したセルティックスはチーム史上初の優勝を経験。続く1957-58シーズンは優勝を逃したが、1959年からは8年連続の優勝を成し遂げた。1962年にドラフトで獲得したジョン・ハブリチェックは新たな中心選手として連覇を支えた。
アワーバックが監督を退き後任のラッセルが選手兼監督としてチームを率いた1966-67シーズンには連覇が途絶えたが、翌1967-68シーズンからは再び2連覇を達成。セルティックスは1957年から13年間で11回の優勝を果たす黄金時代を過ごした。ラッセルはリーグ初のアフリカ系アメリカ人ヘッドコーチである。
ラッセルが1969年を最後にチームを離れると、セルティックスは数年間優勝から遠のいた。しかし1972-73シーズンに球団史上最高勝率を記録し、1974年と1976年には再び優勝に返り咲いた。フェニックス・サンズと戦った1976年のファイナル第5戦はリーグ史上屈指の名勝負として名高い。この時代の中心選手はハブリチェックやデイブ・コーエンス、ジョジョ・ホワイトなどだった。セルティックスは1976年の優勝をピークに、次第にリーグでも下位のチームへと低迷していった。
セルティックスに再び黄金期が訪れるのは1980年代に入ってからだった。1978年にドラフトで指名したラリー・バードは翌1979年よりチームに参加、翌シーズンにセルティックスはケビン・マクヘイルとロバート・パリッシュを同時に獲得。この3名は史上最強のフロントラインと評価され、チームを牽引した。セルティックスは1980年代のNBAでロサンゼルス・レイカーズとともに覇を競い、1981年と1984年、1986年にリーグを制した。特に1984年と1985年、1987年には両チームがNBAファイナルで直接対決したシーズンだった。
バードは1992年に、マクヘイルは1993年に引退し、パリッシュが1994年に退団すると、将来を嘱望されていたレジー・ルイスが急死したこともあり勝率5割を下回る低迷期に入った。
1996年にアントワン・ウォーカー、1998年にポール・ピアースと好選手が入団し、1997年からリック・ピティーノがヘッドコーチを務めたが、かつての黄金時代から想像できないプレーオフ出場もままならない低迷を続けた。
セルティックスが復調の兆しを見せるのはピティーノ監督が解任された後の2000-01シーズン途中からで、ジム・オブライエン監督のもと選手がまとまり、2002年には49勝33敗、2003年には44勝38敗に達した。
しかしダニー・エインジがゼネラルマネージャーに就任し、ウォーカーがダラス・マーベリックスに放出された2004年以降のセルティックスは、チーム戦略のミスから戦力ダウンを繰り返した。その結果、勝率は5割を前後し、再び低迷、2007年には24勝58敗まで落ち込んだ。
危機感を抱いたチーム首脳陣は、2007年シーズンに向けて、レイ・アレン、ケビン・ガーネットと立て続けに大物選手を獲得し、ポール・ピアースと共に3選手から成る「ビッグ・スリー」を形成、戦力を大幅に向上させた。ビッグ・スリー中心にチームは巻き返しを始め、レギュラーシーズンは怒涛の快進撃を見せ、66勝16敗でリーグ1位の結果となった。
リーグ全体の第1シードとしてプレイオフに挑み、1回戦のアトランタ・ホークス戦を4勝3敗と格下相手に苦戦をしたものの、その後のキャブズ戦、ピストンズ戦に勝利し1987年以来となるカンファレンスチャンピオンとなりNBAファイナルに進出した。対戦相手は奇しくも1980年代に何度も名勝負を展開したレイカーズ。戦前の下馬評では、強豪揃いの西カンファレンスを問題なく勝ちあがってきたレイカーズの方が有利と言われた。しかしビッグ・スリーと控えメンバーがバランスよく活躍したセルティックスはホームゲーム1、2を連取する。2勝1敗で迎えたアウェーのゲーム4では最大24点のビハインドを跳ね返しての大逆転勝利を収めた。この点差からの逆転はファイナル記録となった。3勝2敗でホームに戻ったセルティックスはゲーム6で131点を奪う見事な勝利を挙げ、22年ぶりのチャンピオンに返り咲いた。ファイナルMVPは平均21.8点を記録した生え抜き選手であるピアースが選出された。
優勝後、プレーオフには出場し続けるも、スリーキングスを結成したマイアミ・ヒートが東で躍進し、さらにはレイ・アレンがそのヒートに移籍したことにより第二次 "BIG3" は幕を閉じた。その後、ピアースとガーネットをトレードで放出、新たな指揮官にブラッド・スティーブンスを招聘しチームの再建が始まった。
2013年以降は積極的にトレードを行い、アイザイア・トーマス等の有望な若手や多くのドラフト1巡目指名権を獲得。2016年にはアル・ホーフォードを獲得し、更にトーマスがエースに成長し再建開始から僅か数年でイーストのトップチームに舞い戻った。
2017年のNBAドラフトにてセルティックスは1位指名権を獲得していたがフィラデルフィア・セブンティシクサーズと指名権をトレード し、全体3位でジェイソン・テイタムを指名した。2017年8月22日、エースのトーマスやジェイ・クラウダー等とのトレードでクリーブランド・キャバリアーズからカイリー・アービングを獲得した。2017-18シーズンの開幕戦はアービングの古巣のキャバリアーズとの対戦となった。この試合では今季ユタ・ジャズからFAで移籍して来たゴードン・ヘイワードが、試合開始5分で足首の重傷によって離脱するという不運に見舞われ、敗れた。次のミルウォーキー・バックス戦にも敗れ開幕から2連敗してしまうが、そこからチームは球団史上4番目に長い16連勝を記録、連勝中は昨季王者のウォリアーズを倒すなどした。シーズン終盤にはアービングまで怪我による長期離脱を強いられたが、プレーオフ1回戦ではテリー・ロジアー、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタムなどの活躍によりカンファレンス7位のミルウォーキー・バックスを第7戦で退けた。チームはアービング、ヘイワードを欠きながらもカンファレンス決勝まで勝ち上がり、レブロン・ジェームズ擁するキャバリアーズ相手に3勝2敗と先に王手をかけるも、そこから2連敗しファイナル進出はならなかった。
2018-2019シーズンも開幕から安定して勝利を重ねたが、アービングがテイタムやブラウンら若手を批判したり、ブラッド・スティーブンスHCとも衝突するなど多くの問題行動を起こす。それでもチームは49勝33敗でイースト4位としてプレーオフに出場した。プレーオフでは1回戦でイースト5位のインディアナ・ペイサーズをスイープしたが、続く2回戦で前年勝利したバックスに1勝4敗で敗れた。
2018-2019シーズンオフ、FAとなったアービングがブルックリン・ネッツへ移籍した。セルティックスは、シャーロット・ホーネッツから FA となっていたケンバ・ウォーカーを獲得し、チームへと新たに加え、再始動を切った。
2019-20シーズンはウォーカーが強いリーダーシップを発揮してチームをまとめ上げ、テイタムとブラウンは共に個人成績を大きく伸ばした。特にテイタムは、オールスター戦に初めて選出されるなどチームの主力エースへと成長した。結果的に東カンファ3位でプレーオフに進出。プレーオフ第2戦では前年の覇者であるトロント・ラプターズに勝利するなど、カンファレンス決勝まで進出したが、マイアミ・ヒートに2勝4敗で敗退した。
2020-21シーズンは現有戦力を維持する形の補強を行った。ジェイソンテイタムと5年約1億9500万ドルのマックス契約を結んだ。 シーズン前半はケンバウォーカーが膝の故障で欠場が続いたが、チームは勝率5割前半をキープするまずまずの成績で前半戦を終えた。ジェイソンテイタムは、エースとして昨シーズンを上回る活躍を見せ、オールスターのスタメンに選ばれ、ジェイレンブラウンも昨シーズンを上回る活躍を見せ、自身初のオールスターに選ばれた。オールスター前にケンバウォーカーが復帰し成績を伸ばすことが期待されたが、DF面では穴となる上に、オフェンス面では平均得点は20得点を下回り、お世辞にも効率の良いオフェンスを展開出来ているとは言い難いものだった。それもあり後半戦に入ったあたりから徐々にチームの勝率は下がり、アイソレーション重視のオフェンスは不安定感が残った。そしてシーズン終盤になるとジェイレンブラウンが肘の故障でシーズンアウトとなり、プレイオフでの巻き返しも困難な状況になった。 セルティックスはシーズン7位でシーズンを終え、プレーイントーナメントでワシントン・ウィザーズと対戦。ジェイソンテイタムの50得点もあり、ウィザーズに勝利した。プレイオフ1回戦はジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング、ケビン・デュラント擁するブルックリン・ネッツと対戦し4-1で敗れた。
2021-22シーズンは監督であったブラッド・スティーブンスがGMに就任。監督はイーメイ・ユドーカが引き継いだ。ブラッドスティーブンスの最初の動きとして、シーズン、プレイオフともに不振だったケンバウォーカーをオクラホマシティ・サンダーのアル・ホーフォードとトレード。万能なベテランビッグマンであるアル・ホーフォードを2シーズンぶりに帰還させる形で補強を行った。他にもジョシュ・リチャードソンを獲得するなど、積極的に補強を行った。シーズン開幕後は、ロバート・ウィリアムズ3世やアル・ホーフォードは、ビッグマンながらガードの選手もハイレベルに守れるという強みを生かし、スィッチを多用したディフェンスを採用。ウィングの選手もパワーとスピードの両方を備えている選手が多かったため、このスイッチを多用するディフェンスはディフェンシブレーティングリーグ1位という成績を残した。特にロバート・ウィリアムズ・3世の貢献は大きく、リーグ有数の実力を持つビッグマンから、クイックなガードまで全てハイレベルに守れる上に、平均ブロック数でリーグトップのブロック力を持つ選手に成長した。しかし、オフェンス面では、ケンバウォーカーの放出もあったのか、ショットクリエーションを軸にしたオフェンスは不安定感が残り、結果的には順位はカンファレンス8位、9位あたりをさまよう形になった。しかし、後半戦からはローテーションプレイヤーを絞り、チームバスケットを意識するとともにトレードデッドラインでジョシュ・リチャードソンとロメオ・ラングフォードをトレード。サンアントニオ・スパーズのプレイメーカーであるデリック・ホワイトを獲得。オフェンスでは、チームバスケットとショットクリエーションを状況に応じて使い分けることで、もともと武器であったショットクリエーション能力に安定感が足され、チームは連勝に次ぐ連勝で一気に勝率を上げた。ローテーションプレイヤーを絞ることで、主力選手のプレイタイムが増加し、疲労が溜まることが不安視されたが、大量点差で終わることが多かったため、結果的には終盤で主力選手を休ませることが出来た。最終的には、東カンファレンス2位、ディフェンシブレーティングリーグ1位という好成績でシーズンを終えた。 プレイオフでは、1回戦で昨シーズンと同じブルックリンネッツとの対戦となり、接戦が強いられると予想されていたが、ブルックリンネッツ相手に4-0のスウィープで勝利し、前評判を大きく覆す形となった。その間、故障により戦線離脱を余儀なくせれたロバート・ウィリアムズ・3世の代わりにグラント・ウィリアムズがロールプレイヤーとして勝利に大きく貢献した。その後ミルウォーキー・バックス、マイアミ・ヒートを相手に4-3の接戦を制し、NBAファイナル出場を決めた。 ファイナルではゴールデンステート・ウォリアーズと対戦。第4戦までは、2勝2敗と接戦に持ち込むも、ウォリアーズの経験値の高さには敵わず、2連敗。ジェイレンブラウンがシリーズを通してスパークするも、エースのジェイソンテイタムはいまいちパフォーマンスが上がらず、4-2で敗北し、優勝を逃した。