アルゼンチンのバスケットボールチーム「ヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴ」は、ブエノスアイレス州イトゥサインゴを拠点とするプロバスケットボールチームである。チームは1971年に設立され、現在はアルゼンチン・バスケットボールリーグの2部リーグであるトルネオ・ナシオナル・デ・バスケトボルに所属している。

ヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴは、アルゼンチン・バスケットボールリーグで最も歴史のあるチームの一つである。チームは1980年代に全盛期を迎え、1980年、1981年、1982年の3連覇を含む計4度のリーグ優勝を果たした。また、1982年にはコパ・ラティーナも制している。

近年、ヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴは低迷が続いており、2000年代半ばから2部リーグでプレーしている。しかし、チームは2010年代後半に復活し、2018年には2部リーグで優勝して1部リーグに昇格した。

ヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴは、アルゼンチンのバスケットボール界で最も有名な選手の一人であるファブリシオ・オベルトがプレーしたチームとしても知られている。オベルトは、2002年にヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴでプロデビューし、2005年にNBAのポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。オベルトは、NBAで10シーズンプレーし、2012年に引退した。

ヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・イトゥサインゴは、ブエノスアイレス州イトゥサインゴにあるエスタディオ・デ・ポルテス・イトゥサインゴをホームアリーナとしている。エスタディオ・デ・ポルテス・イトゥサインゴは、1971年に建設され、収容人数は3,000人である。