ビクトリア・ユナイテッド・リンベ

ビクトリア・ユナイテッド・リンベ（フランス語: Victoria United of Limbe）は、カメルーン南西地方リンベを本拠地とするサッカークラブである。1954年創設。アフリカのサッカークラブで初めて、女性の会長の下でリーグ優勝を果たした。

ビクトリア・ユナイテッド・リンベは、1954年に創設された。クラブの初期の歴史は不明だが、1980年代初頭から全国大会に出場するようになった。1982年にはカメルーン・カップで準優勝し、1984年にはリーグ2部で優勝して1部昇格を果たした。

1980年代後半から1990年代前半にかけて、ビクトリア・ユナイテッド・リンベはカメルーンのトップクラブの一つとして君臨した。1988年にはリーグ優勝を果たし、1990年にはカメルーン・カップで優勝した。1991年にはアフリカチャンピオンズカップにも出場し、グループステージで敗退した。

1990年代後半以降、ビクトリア・ユナイテッド・リンベの成績は下降線をたどり、2000年代には2部リーグに降格した。しかし、2010年に1部リーグに復帰し、2012年にはリーグ2位となった。2013年にはカメルーン・カップで優勝し、19年ぶりのタイトルを獲得した。

2014年には、ビクトリア・ユナイテッド・リンベはアフリカチャンピオンズリーグにも出場した。グループステージで敗退したが、カメルーンのクラブとしては1991年以来となるアフリカチャンピオンズリーグ出場を果たした。

2015年には、ビクトリア・ユナイテッド・リンベは再びリーグ優勝を果たした。これはクラブ史上2度目のリーグ優勝である。2016年には、ビクトリア・ユナイテッド・リンベはアフリカチャンピオンズリーグに出場した。グループステージで敗退したが、2年連続のアフリカチャンピオンズリーグ出場を果たした。

ビクトリア・ユナイテッド・リンベは、カメルーンを代表するサッカークラブの一つである。リーグ優勝2回、カメルーン・カップ優勝2回を誇る。また、アフリカチャンピオンズリーグにも出場経験がある。