U-23サッカーマカオ代表は、マカオサッカー協会によって編成されるマカオのサッカーの23歳以下のナショナルチームである。23歳以下の選手を対象とするオリンピックに出場するためのチームである。そのため、オリンピックの前年にはU-22サッカーマカオ代表、そのさらに前年にはU-21サッカーマカオ代表と呼称が変わる。

マカオは、中国のマカオ特別行政区を代表するサッカーのナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)と東アジアサッカー連盟(EAFF)に加盟している。

マカオサッカー協会(MACAU FA)によって運営されており、FIFAおよびAFCのメンバーではないため、ワールドカップやAFCアジアカップなどの国際大会には出場できない。しかし、EAFF主催の東アジアサッカー選手権や、2017年に開催されたAFCソリダリティーカップなどには出場し、存在感を発揮している。

マカオのサッカーは、ポルトガル統治時代の影響を受けており、テクニックに優れた選手が多いという特徴がある。また、近年は中国本土からの帰化選手も増えており、チームの強化が進んでいる。

マカオのホームスタジアムは、マカオ半島にあるエスタディオ・ド・ドローネルス(Estádio do D. José)である。収容人員は13,000人で、マカオ国内で最も大きなスタジアムである。

マカオのサッカーの将来は、中国本土からの帰化選手の受け入れや、ユース年代の育成に力を入れることで明るいものと期待されている。