スペイン セグンダ | 10/28 16:30 | 13 | [8] スポルティング・ヒホン v エスパニョール [3] | L | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 10/20 19:00 | 12 | [1] エスパニョール v レガネス [2] | L | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 10/14 19:00 | 11 | [2] エスパニョール v バリャドリード [6] | W | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 10/09 19:00 | 10 | [14] ビジャレアルB v エスパニョール [2] | L | 3-1 | |
スペイン セグンダ | 10/05 19:30 | 9 | [22] FCカルタヘナ v エスパニョール [3] | W | 0-2 | |
スペイン セグンダ | 10/02 19:00 | 8 | [5] エスパニョール v ラシンフェロル [9] | W | 3-0 | |
スペイン セグンダ | 09/25 19:00 | 7 | [6] テネリフェ v エスパニョール [3] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 09/17 16:30 | 6 | [2] エスパニョール v エルデンセ [13] | D | 3-3 | |
スペイン セグンダ | 09/08 19:00 | 5 | [6] レバンテ v エスパニョール [2] | W | 1-4 | |
スペイン セグンダ | 09/03 16:30 | 4 | [6] エスパニョール v アモレビエタ [10] | W | 3-2 | |
スペイン セグンダ | 08/27 17:30 | 3 | [9] ミランデス v エスパニョール [5] | W | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 08/19 17:00 | 2 | [12] エスパニョール v ラシン・サンタンデール [4] | W | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 08/13 17:30 | 1 | [7] アルバセテ・バロンピエ v エスパニョール [11] | D | 1-1 | |
欧州親善試合 | 08/05 15:00 | - | FCユトレヒト v エスパニョール | L | 3-0 | |
ワールドクラブ親善試合 | 07/29 08:30 | - | エスパニョール v アルワクラSC | W | 1-0 | |
欧州親善試合 | 07/26 17:00 | - | エスパニョール v ラスパルマス | W | 2-1 | |
欧州親善試合 | 07/23 17:30 | - | エスパニョール v カディス | L | 0-1 | |
スペイン ラ・リーガ | 06/04 19:00 | 38 | [19] エスパニョール v アルメリア [16] | D | 3-3 | |
スペイン ラ・リーガ | 05/28 17:00 | 37 | [13] バレンシア v エスパニョール [19] | D | 2-2 | |
スペイン ラ・リーガ | 05/24 20:00 | 36 | [19] エスパニョール v アトレティコ・マドリード [2] | D | 3-3 | |
スペイン ラ・リーガ | 05/21 12:00 | 35 | [11] ラージョ・バジェカーノ v エスパニョール [19] | W | 1-2 | |
スペイン ラ・リーガ | 05/14 19:00 | 34 | [19] エスパニョール v バルセロナ [1] | L | 2-4 | |
スペイン ラ・リーガ | 05/04 17:30 | 33 | [11] セビージャ v エスパニョール [19] | L | 3-2 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/30 16:30 | 32 | [19] エスパニョール v ヘタフェ [18] | W | 1-0 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/27 17:30 | 31 | [6] ビジャレアル v エスパニョール [19] | L | 4-2 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/21 19:00 | 30 | [19] エスパニョール v カディス [16] | D | 0-0 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/15 16:30 | 29 | [6] レアルベティス v エスパニョール [19] | L | 3-1 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/08 14:15 | 28 | [18] エスパニョール v アスレティック・ビルバオ [7] | L | 1-2 | |
スペイン ラ・リーガ | 04/01 12:00 | 27 | [12] ジローナ v エスパニョール [17] | L | 2-1 | |
スペイン ラ・リーガ | 03/18 17:30 | 26 | [16] エスパニョール v セルタ [11] | L | 1-3 |
RCDエスパニョール(カタルーニャ語: Reial Club Deportiu Espanyol de Barcelona; カタルーニャ語発音: [rəˈjaɫ ˈkɫub dəpurˈtiw əspəˈɲɔɫ də βərsəˈɫonə], スペイン語: Real Club Deportivo Espanyol de Barcelona)は、スペイン・バルセロナに本拠地を置くプロサッカークラブ。1900年に設立され、2023-24シーズンはセグンダ・ディビシオンに所属している。
1900年10月28日にバルセロナ大学工学部の学生を中心として設立。初期にはサグラダ・ファミリア近くの広場でプレーし、ソシエダ・エスパニョーラ (Sociedad Española de Footbal) と名乗っていたが一年後にクルブ・エスパニョール (Club Español de Fútbol) に名称を変更。外国籍選手を多く起用していた当時のスペインにおける多くのクラブとは異なり、選手はスペイン人のみに限定していた。1910年にクラブ名をクルブ・デポルティウに変更すると共にユニフォームも現在まで続く青地に白のストライプが入ったデザインとなった。
1912年にはアルフォンソ13世より「レアル」の名の利用が許されレアル・クルブ・デポルティーボ・エスパニョール (Real Club Deportivo Español de Barcelona) と呼ばれるようになった。1930年代の第二共和制下では、王室色を廃してカタルーニャ語を使用したクルブ・エスポルティウ・エスパニョール (Club Esportiu Espanyol) と称していた。1995年にはクラブ名をカタルーニャ語表記 (Reial Club Deportiu Espanyol de Barcelona) に改めている。ただし、「Deportiu」という表記はスペイン語の「Deportivo」の語尾だけをカタルーニャ語風にしたものであって、単語としては正しくない(カタルーニャ語では「Esportiu」)。略称の「RCD」を変化させずにカタルーニャ語表記にするための苦肉の策である。
同じくバルセロナ県を本拠地とするFCバルセロナとの試合はバルセロナ・ダービーと呼ばれる。
2004-05シーズンにリーグ戦5位、2005-06シーズンにはコパ・デル・レイ制覇、2006-07シーズンにはUEFAカップで準優勝を果たしている。下部組織からはダニエル・ハルケ、マルク・トレホンなどを輩出している。
2006年夏、ビルバオでUEFAカップ出場権を獲得したエルネスト・バルベルデ監督と契約した。
2006-07シーズン前半戦は優勝争いに絡んだが、後半戦に大きく失速して11位でシーズンを終えた。FWラウール・タムードとFWルイス・ガルシアの両エースが合わせて25得点し、ラウール・タムードはマラニョンが持っていたクラブ記録(111得点)を塗り替えた。UEFAカップではアヤックス・アムステルダムなどと同居したグループリーグを4戦4勝(得点11、失点2)で首位通過し、決勝トーナメントではASリヴォルノ・カルチョ、マッカビ・ハイファ、ベンフィカ、ヴェルダー・ブレーメンを倒して決勝に進出した。決勝ではPK戦の末にセビージャに敗れたが、FWワルテル・パンディアーニが得点王を獲得した。
2007年夏、スーパーサブ的な存在だったワルテル・パンディアーニがオサスナに移籍したが、MFバルド、MFミラン・スミリャニッチ、DFクレメンテ・ロドリゲスなどを獲得して選手層の充実を図った。
2008年夏、エルネスト・バルベルデ監督がオリンピアコスに去り、ヘッドコーチを務めていたティンティン・マルケスが新監督に就任。レアル・マドリード・カスティージャからFWホセ・カジェホン、ヌマンシアからグレゴリー・ベランジェを加えたものの、陣容に大きな変化はなかった。
2008-09シーズンは開幕3戦で勝ち点7と良いスタートを切ったものの、4節からのセビージャ、FCバルセロナ、レアル・マドリード、ビジャレアルとの4連戦(2分2敗)を機に順位は低下し、2008年11月に4連敗したことでティンティン・マルケス監督が解任された。マネ監督が第2監督から昇格したが、6戦を指揮して白星を奪えず、女子チームの監督をしていたかつての英雄、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が迎えられた。最下位でFCバルセロナとのバルセロナ・ダービーを迎えたが、イバン・デ・ラ・ペーニャの2ゴールで首位のFCバルセロナに勝利した。この15節ぶりの勝利がきっかけとなり、29節から最終節までの10試合を8勝1分1敗で乗り切り、10位まで順位を上げた。この10試合中に21得点しているが、これはシーズン105得点を挙げたFCバルセロナの同期間中の得点数と同じである。モンジュイックのラストゲームとなった最終節でエースのラウール・タムードがハットトリックを達成したが、シーズン6得点に終わり、連続二桁得点記録は9シーズンで途切れた。
移籍が噂されたラウール・タムードに代わり、新キャプテンに生え抜きのDFダニエル・ハルケが就任した。司令塔ジョアン・ベルドゥ、中村俊輔らが加入したものの、開幕直前の8月上旬にダニエル・ハルケが心臓発作で死去する不幸が起こるなど不測の事態が起こり、2009-10シーズンを迎えることとなった。第2節のレアル・マドリード戦は新スタジアムエスタディ・コルネリャ=エル・プラットでのリーグ初戦となったが、0-3で敗北した。序盤から苦戦が続き、下位に低迷し降格圏にも位置することもあったが、後半戦は新戦力のハビ・マルケスなどの活躍により順位が上がり、最終順位は11位で終わった。
2010-11シーズンは開幕戦のヘタフェ戦に勝利し、シーズン初勝利を挙げると、第16節のFCバルセロナに敗れるまでホームで無傷の7連勝を記録。序盤から安定した成績で勝ち点を積み重ね、前半戦をヨーロッパリーグ出場圏内となる5位で終えた。
2015-16シーズンは、夏にキャプテンのFWセルヒオ・ガルシアやFWストゥアニ、MFルーカス・バスケス、DFエクトル・モレノ、GKキコ・カシージャという主力選手の大量放出によって、開幕前は降格候補として挙げられていたが、中位をキープしていた。しかし、それに満足しなかったフロントは12月にセルヒオ・ゴンサレス監督を解任し、ガルカ監督を迎え入れた。
2016年、中国の玩具メーカー「RASTAR GROUP」(中国語: 星輝互動娯楽股分有限公司)代表の陳雁昇(チェン・ヤンシェン)がクラブ株式の56%を取得してクラブを買収、オーナー兼会長に就任。
2018-2019シーズンは、クラブOBのルビが新監督に就任。カンテラ出身の選手を積極的に起用した采配が功を奏し、新加入のボルハ・イグレシアスが得点ランキングで7位となる16ゴールを挙げる大活躍もあってリーグ7位に導き、クラブに13年ぶりのUEFAヨーロッパリーグ出場権をもたらした。
しかし暗転が訪れたのは2019-20シーズン。まず2019年6月にルビ監督が退任(補強方針を巡って経営陣との対立が原因とされる)、さらに8月にはボルハも放出し、開幕前に前シーズンの躍進の立役者二名を失うことになった。新監督には2018年に暫定監督として指揮経験のあるダビド・ガジェゴを再びBチームから昇格させたが、開幕から波に乗れず、ガジェゴの経験不足とUEFAヨーロッパリーグとの二足の草鞋にも苦しみ、序盤から下位に低迷した。結局、ガジェゴはリーグ戦開幕8試合で1勝2分5敗という極度の不振により2019年10月に解任、前セビージャFC監督のパブロ・マチンが新監督に就任した。しかしマチンもチームを立て直すことが出来ず、リーグ戦10試合で1勝2分7敗という大不振により最下位に転落、2019年12月に解任された。シーズン3人目としてアベラルド・フェルナンデスが監督に就任、さらに冬の移籍市場でクラブ史上最高額でラウール・デ・トマスを加えたが、リーグ戦14試合で3勝5分6敗と最下位からの浮上すら叶わずに2020年6月に解任、シーズン4人目としてスポーツディレクター職にあったフランシスコ・ルフェテが暫定監督として指揮を執ったが、奇しくもダービーとなった2020年7月8日の第35節の対FCバルセロナ戦に0-1で敗れ、3試合を残して自動降格圏となる18位以下が確定し、1993-94シーズン以来、27年ぶりの2部降格が決定した。なおエスパニョールの1部リーグ在籍期間は、レアル・マドリード、FCバルセロナ、アスレティック・ビルバオ、バレンシアCFに次ぐ5番目であったが、その記録も途絶えることとなった。低迷理由として、強化戦略の失敗(ルビの退任を発端とする監督人事、ボルハの代役と期待されたデ・トマス、武磊は共に4ゴール(チーム最多タイ)に終わっている)以外にも中国資本の参入により財務状況は大幅に改善された反面、中国市場を意識しての戦略が多くなり、2019-20シーズンの猛暑の中のデーゲーム(日中)開催の多さによる弊害も指摘されている。
27年ぶりのセグンダ・ディビシオンを戦うことになった2020-2021シーズンは、前RCDマヨルカ監督のビセンテ・モレノが新監督に就任。残留したデ・トマスとベテランのディエゴ・ロペスが攻守に大活躍を見せ、リーグ最多の71得点、リーグ最少タイの28失点という好成績でセグンダ・ディビシオン優勝に輝き、わずか1年で1部リーグに返り咲いた。