グローバル・マカティFC(英: Global Makati Football Club)は、フィリピン・マニラ首都圏のマカティをホームタウンとするサッカークラブ。

History

タクロバンのサッカー愛好家が週末に余暇活動としてプレーするクラブとして2000年3月に創設された。やがてLaos FCの名義でマニラなどで行われる選手権に参加するようになった。2009年に鉄道会社のCEOを務めるダン・パルミがオーナーとなり「グローバルFC」に改名した。

フィリピン・フットボールリーグが発足した2017年、本拠地をセブに移転し「グローバル・セブFC」に改称。同年はセブ市スポーツセンターをホームとして使用した。

2017年末、ダン・パルミに代わってAlvin Carranzaが新オーナーとなる。しかしクラブはたちまち財政危機に陥り、2018年半ばにはオーナーがMark Jarvisに代わった。2018年はリサール・メモリアル・スタジアムをホームとして使用した。

2019年はフィリピン・プレミアリーグの参加を見送った。その後フィリピン・フットボールリーグが復活し、グローバルは本拠地をマカティに移転してリーグに参加したが、財政難のためシーズン途中で棄権して最下位でシーズンを終えた。

しかし2020年1月に香港のコンソーシアムMazinyi Managementの出資を受けて再びフィリピン・フットボールリーグへの復帰を決めた。クラブは元ロサンゼルス・ギャラクシー、元アメリカU-23代表のホセ・ヴィラレアル(英語版)やマンチェスター・ユナイテッドFCのアカデミー出身でポール・ポグバやジェシー・リンガードと過ごした経歴を持つガーナ人ストライカーのジョン・コフィー(英語版)らを加入させた。

グローバル・セブFC(Global Cebu FC)は、フィリピンの中央ヴィサヤ地方セブ島を本拠地とするサッカークラブである。2012年に創設された。

クラブは、2013年から2017年までフィリピンサッカーリーグ(PFL)に参加していた。2017年に、クラブはPFLを離脱し、代わりにユナイテッド・フットボールリーグ(UFL)に参加した。UFLは、2020年に解散し、クラブは再びPFLに戻った。

グローバル・セブFCは、2017年に初めてPFLで優勝を果たした。また、2016年と2017年には、フィリピンカップで優勝している。

クラブのホームスタジアムは、セブ市のセブ・シティ・スポーツコンプレックスである。

グローバル・セブFCは、フィリピン代表チームに多くの選手を輩出している。現在、クラブには、フィリピン代表のジェリー・ルスピアーノ、マニー・オッター、パトリック・ライセルが所属している。

グローバル・セブFCは、フィリピンで最も人気のあるサッカークラブの一つであり、国内有数のクラブチームとして知られている。