エルサルバドルのバスケットボールチーム「Arcense Biomedical」は、エルサルバドルで最も成功を収めたプロバスケットボールチームのひとつである。1992年に設立され、現在はエルサルバドルの首都サンサルバドルに本拠地を置いている。チーム名は、チームのスポンサーである製薬会社「Arcense Biomedical」に由来する。

Arcense Biomedicalは、エルサルバドルリーグで9回の優勝を誇り、コパ・エルサルバドルでも6回の優勝を記録している。また、2016年には、国際バスケットボール連盟(FIBA)主催のクラブ世界選手権である「FIBAクラブワールドカップ」に出場し、3位入賞を果たしている。

チームのホームアリーナは、サンサルバドルにある「Gimnasio Nacional José Adolfo Pineda」で、収容人数は約1万2000人である。Arcense Biomedicalは、ホームゲームでは常に満員となる人気チームで、ファンはチームを「Los Toros(雄牛)」と呼んでいる。

チームのスター選手は、エルサルバドル代表にも選出されているスモールフォワードのカルロス・アレイザである。アレイザは、2016年のFIBAクラブワールドカップでは、平均18.3得点、7.3リバウンド、3.6アシストの成績を残し、大会ベスト5に選出された。

Arcense Biomedicalは、エルサルバドルバスケットボール界を代表する強豪チームであり、今後もエルサルバドルリーグや国際大会で活躍することが期待されている。