インディペンディエンテ・デル・バジェ・リザーブ(スペイン語: Independiente del Valle Reserva)は、エクアドルの首都キトに本拠地を置くインディペンディエンテ・デル・バジェのトップチームの予備軍(リザーブチーム)である。

リザーブチームは、トップチームの若手選手や新加入選手の受け皿として機能しており、エクアドルの国内リーグであるセリエBに参戦している。また、コパ・リベルタドーレス・デ・アメリカU-20やコパ・スダメリカーナ・デ・アメリカU-20などの国際大会にも出場している。

インディペンディエンテ・デル・バジェ・リザーブは、2013年に創設された。創設当初は、エクアドルの国内リーグであるセリエCに参戦していたが、2015年にセリエBに昇格した。セリエBでは、2017年に3位、2018年に2位、2019年に優勝を果たした。

インディペンディエンテ・デル・バジェ・リザーブは、セリエB優勝を果たしたことで、2020年にコパ・リベルタドーレス・デ・アメリカU-20出場権を獲得した。コパ・リベルタドーレス・デ・アメリカU-20では、グループステージを突破し、決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメントでは、準々決勝でアルゼンチンのリバープレートに敗れたが、クラブ史上初となるベスト8の成績を残した。

インディペンディエンテ・デル・バジェ・リザーブは、エクアドル国内屈指の強豪クラブとして知られており、多くの若手選手を育成している。近年では、モイセス・カイセドやピエロ・イダルゴなど、インディペンディエンテ・デル・バジェ・リザーブ出身の選手がトップチームの主力として活躍している。