マカオサッカー代表は、中国マカオ特別行政区を代表するサッカーのナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)および東アジアサッカー連盟(EAFF)に加盟している。ホームスタジアムは、エスタディオ・ド・マカオ(澳門運動場)。

1975年に結成され、国際サッカー連盟(FIFA)とAFCに加盟したのは、2008年である。FIFAワールドカップとAFCアジアカップに出場したことはない。EAFF E-1フットボールチャンピオンシップには、2010年大会から出場し、2015年大会では、グループリーグ最下位ながら、1次ラウンドでミャンマーに1-0で勝利し、2次ラウンドに進出した。しかし、2次ラウンドでは、北朝鮮、チャイニーズタイペイ、グアムに全敗し、最下位に終わった。

マカオの歴代最多得点者は、10得点を挙げたチャン・キンフォン(張金鋒)である。また、歴代最多出場数は、27試合に出場したチャン・マンリャン(張海良)である。

マカオのサッカーは、近年、急速に発展している。2015年、マカオサッカー協会は、FIFAから「Developing Association of the Year」賞を受賞した。また、2016年には、マカオU-21代表が、AFC U-22選手権2016に出場し、グループリーグでミャンマーに1-0で勝利した。これは、マカオのサッカー史上、初めての国際大会での勝利であった。