ラティーナ・カルチョ1932 (Latina Calcio 1932) はイタリアのラツィオ州ラティーナを本拠地とするサッカークラブである。2021-22シーズンはセリエCに所属している。

History

1945年にヴィルトゥス・ラティーナ (Virtus Latina) として創立し、数年後にはASラティーナ (Associazione Sportiva Latina) に改称。

長年に渡ってセリエC、セリエDレベルに在籍していたが、2007年に経営破綻によりチームが解散。その後、アマチュアからの出直しを図るが、チーム継承を主張する組織がヴィルトゥス・ラティーナ (Virtus Latina) 、FCラティーナ (Football Club Latina) という2チーム存在するという事態に。2シーズン分裂状態が続き、2009年夏に新たにUSラティーナ・カルチョとして再スタートを切った。

2012-13シーズンはレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ・ジローネBで3位、プレイオフを経てクラブ史上初のセリエB昇格を果たした。

2016-17シーズンはセリエBで低迷し、第41節時点で最下位。その節でペルージャ・カルチョと2-2で引き分け、19位との勝ち点差が12になったためレガ・プロへの降格が決定した。その後、財政悪化のためクラブは破産。クラブはオークションにかけられたが不成立、3部への登録は認められなかった。

クラブはSSDラティーナ・カルチョ1932 (Società Sportiva Dilettantistica a r.l. Latina Calcio 1932)として再出発し、4部に登録された。

2021年にクラブ名をラティーナ・カルチョ1932 (Latina Calcio 1932)へ変更した。

USラティーナカルチョ(Unione Sportiva Latina Calcio)は、イタリア・ラティーナを本拠地とするサッカークラブ。2022-23シーズンはセリエC・グループCに所属している。

クラブは1945年にASDオーバーチェ・ラティーナのサッカースクールの流れを汲んだクラブとして設立された。2009-10シーズンにセリエDに勝利したが、その後財政難によってクラブは破産し、事実上消滅した。

2010年夏、USラティーナカルチョとして再建された。2012-13シーズンにセリエDに勝利し、セリエCに昇格した。2015-16シーズンにセリエC・グループCで優勝し、セリエBに昇格した。

2016-17シーズンはセリエBで15位と低迷し、セリエCに降格したが、2018-19シーズンにセリエC・グループCで優勝し、セリエBに復帰した。

2019-20シーズンはセリエBで17位と低迷し、再びセリエCに降格した。