アステラス・レティムノウ

アステラス・レティムノウ（ギリシャ語: Αστέρας Ρεθύμνου）は、ギリシャのクレタ島レティムノを拠点とするプロサッカークラブである。現在はギリシャ・フットボールリーグに参加している。

アステラス・レティムノウは1926年にレティムノにある2つのクラブ、オミルロスとタラソスが合併して設立された。創設当初はクレタ島の地方リーグに参加していたが、1970年代にギリシャ・フットボールリーグに昇格した。1980年代にはギリシャ・スーパーリーグに昇格し、1980-81シーズンには7位につけたが、1981-82シーズンに降格した。

その後、アステラス・レティムノウはギリシャ・フットボールリーグとクレタ島の地方リーグを行き来する状態が続いたが、2010年代に入ってから再びギリシャ・フットボールリーグに定着した。2015-16シーズンにはギリシャ・フットボールリーグで優勝し、ギリシャ・スーパーリーグに昇格を果たした。しかし、2016-17シーズンにはギリシャ・スーパーリーグで16位に終わり、わずか1シーズンで降格した。

アステラス・レティムノウは、レティムノ市立スタジアムをホームスタジアムとしている。このスタジアムは、1974年に開催されたFIFAワールドカップの開催地の一つとなった。

アステラス・レティムノウの主なライバルは、同じクレタ島にあるOFIクレタである。両チームの対戦は「クレタ島のダービー」と呼ばれ、熱い戦いが繰り広げられる。

アステラス・レティムノウの主なタイトルは、ギリシャ・フットボールリーグ優勝1回である。