FK ナプレダク・ドンジセパクは、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部の町ドンジ・ヴァクフを本拠地とするサッカークラブです。1932年に設立され、国内リーグでは1部リーグであるプレミイェル・リーガに所属しています。クラブ名の「ナプレダク」とは、ボスニア語で「前進」を意味します。

ナプレダクは、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内で最も成功したクラブのひとつであり、プレミイェル・リーガで2回、ボスニア・ヘルツェゴビナカップで3回優勝しています。また、バルカンカップでも2回優勝しており、国際舞台でも一定の成功を収めています。

ナプレダクは、攻撃的なスタイルで知られており、多くのタレントを輩出しています。元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督のメホ・コドロや、元ベシクタシュ監督のセンョル・ギュネシュなどが、ナプレダクでプレーした経験があります。

近年、ナプレダクは財政難に苦しみ、2015年には2部リーグに降格しました。しかし、2017年に1部リーグに復帰し、現在は中位に位置しています。ナプレダクは、ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー界で重要な役割を果たしており、今後も多くのファンに愛され続けるクラブです。