モジャイスク(ロシア語: Можайск)は、ロシアのモスクワ州西部にある都市。モスクワの西約110km、モスクワ川沿いに位置する。人口は約3万人。モジャイスクは12世紀に初めて記録され、13世紀にはモスクワ公国の支配下に入った。1618年にはポーランド・リトアニア軍に占領されたが、1619年にロシア軍によって奪還された。1812年のナポレオン戦争では、モジャイスクは戦いの舞台となり、多くの建物が破壊された。その後、モジャイスクは再建され、19世紀後半には鉄道が開通して経済が発展した。

モジャイスクは、ロシアのサッカークラブ、FCモジャイスクの本拠地である。FCモジャイスクは、1990年に創設され、現在はロシアサッカー2部リーグであるFNL2に所属している。クラブのホームスタジアムは、モジャイスク・アリーナである。

FCモジャイスクは、ロシアサッカー界では無名のクラブであるが、2017-18シーズンには、FNL2で優勝して1部昇格を果たした。しかし、1部リーグでは苦戦を強いられ、1シーズンで降格した。その後、クラブは財政難に陥り、2020年に解散した。

FCモジャイスクは、短命なクラブであったが、ロシアサッカー界にその名を残した。クラブの解散は、ロシアサッカー界にとって大きな損失となった。