ウィルバーフォース・ブルドッグス

ウィルバーフォース・ブルドッグスは、米国オハイオ州ウィルバーフォースにあるウィルバーフォース大学を拠点とするNCAAディビジョンIIバスケットボールチームです。彼らはグレートミッドウェスタンアスレチックカンファレンス（グレートミッドウェスト）に加盟しています。ブルドッグスは、全米大学体育協会（NCAA）トーナメントに9回出場しており、2019年にディビジョンIIの全国準優勝を果たしました。

ブルドッグスのホームアリーナは、ウィルバーフォース大学キャンパス内にある「ジョージ・R・ナイアリー・メモリアル・フィールドハウス」です。このアリーナは1953年にオープンし、最大収容人数は3,500人です。ブルドッグスは、毎年多くのファンを集めており、ホームゲームの平均入場者数は1,500人を超えています。

ブルドッグスのヘッドコーチは、2011年からチームを率いているジョン・J・マクラフリンです。マクラフリンは、ウィルバーフォース大学校で長年アシスタントコーチを務めた後、2011年にヘッドコーチに就任しました。マクラフリンは、就任以来、ブルドッグスをグレートミッドウェストの優勝に3回導き、NCAAトーナメントに6回出場しています。

ブルドッグスのスター選手は、2021年にNCAAディビジョンIIの年間最優秀選手に選ばれたケビン・ポーター・ジュニアです。ポーターは、2020年にウィルバーフォース大学に入学し、1年目からチームの中心選手として活躍しました。ポーターは、平均25.5得点、7.5リバウンド、6.5アシストを記録し、ブルドッグスをディビジョンIIの全国準優勝に導きました。ポーターは、2021年のNBAドラフトで1巡目全体4位でクリーブランド・キャバリアーズに指名されています。

ブルドッグスは、毎年グレートミッドウェストの優勝争いの常連チームです。彼らは、ディビジョンIIのトップチームの1つであり、NCAAトーナメントに出場する可能性を常に秘めています。