ベルリナーAK 07

ベルリナーAK07（ドイツ語: Berliner AK 07）は、ドイツ・ベルリンを本拠地とするサッカークラブ。

ベルリナーAK 07（Berliner AK 07）は、ベルリンを拠点とするドイツのサッカークラブである。1907年に創設され、現在、ベルリンサッカー協会の最高位リーグであるベルリン・オーバーリーガでプレーしている。

ベルリナーAK 07は、1907年にノイエンドルフ地区で、スポーツクラブ「ベルリナー・スポーツクラブ・アインハイツァイト（Berliner Sport Club Einheit 07）」として創設された。1910年に現在のクラブ名である「ベルリナーAK 07」に改名。その後、クラブはベルリンのサッカー界で急速に頭角を現し、1913年にはベルリン選手権で優勝した。

ベルリナーAK 07は、1920年にドイツサッカー選手権に初出場。1927年には決勝に進出したが、ニュルンベルガーFCに敗れて準優勝に終わった。その後もベルリナーAK 07はベルリンの有力クラブとして活躍し、1930年代には3度のベルリン選手権優勝を果たした。

第二次世界大戦後、ベルリナーAK 07は、西ベルリンのサッカーリーグであるベルリン・オーバーリーガでプレーした。1950年代には3度のオーバーリーガ優勝を果たし、1955年にはドイツ選手権決勝に進出したが、ロートヴァイス・エッセンに敗れて準優勝に終わった。

1963年にドイツサッカーのトップリーグであるブンデスリーガが創設されると、ベルリナーAK 07は初代メンバーに選出された。しかし、ブンデスリーガでは苦戦が続き、1シーズンで降格となった。その後はオーバーリーガでプレーし、1971年に再昇格を果たしたが、再び降格となった。

ベルリナーAK 07はその後もオーバーリーガでプレーを続けたが、2000年代に入ると成績が低迷し、2004年に5部に降格となった。2007年に4部に復帰したが、2012年に再び5部に降格した。2016年に4部に復帰し、現在に至る。

ベルリナーAK 07は、ベルリンの伝統的なサッカークラブとして知られており、多くの熱心なファンを持つ。クラブのホームスタジアムは、ノイエンドルフ地区にある「シュポルトプラッツ・アルタイル（Sportplatz Attila）」である。