ションビエルキ・ビトム(ポーランド語: Szombierek Bytom)は、ポーランド南部の都市、ビトムを本拠地とするサッカークラブである。1919年に創設され、現在はポーランド2部リーグの1リガに出場している。

クラブの名称は、ビトムの東部にあるションビエルキ地区に由来する。ションビエルキ地区は、19世紀後半に炭鉱が開業し、多くの労働者が移住してきた地域である。ションビエルキ・ビトムは、この地域に住む労働者たちを中心に結成されたクラブである。

ションビエルキ・ビトムは、1930年代にポーランド1部リーグに昇格し、1936年にはポーランドカップで優勝した。その後も、1950年代から1960年代にかけてポーランド1部リーグに在籍し、1957年にはポーランドカップで再び優勝した。しかし、1970年代以降は成績が低迷し、2部リーグや3部リーグに降格することが多くなった。

2010-11シーズンに、ションビエルキ・ビトムは2部リーグで優勝し、1部リーグに昇格した。しかし、1部リーグでは下位に低迷し、1シーズンで2部リーグに降格した。その後、ションビエルキ・ビトムは2部リーグで上位争いを続けているが、1部リーグに昇格することはできていない。

ションビエルキ・ビトムのホームスタジアムは、ビトムにあるションビエルキ・スタジアムである。収容人数は20,244人である。