アーミー・ユナイテッド・フットボールクラブ(タイ語: อาร์มี่ ยูไนเต็ด, 英語: Army United Football Club)は、タイ王国のバンコクをホームタウンとするサッカークラブ。創設は1916年で、2015年シーズン開幕時点のクラブエンブレムに「ARMY UNITED EST.1916 ROYAL THAI ARMY」の文字が入っていた。1996年のタイ・プレミアリーグ創設時のメンバー。2019年に解散。

History

1916年、陸軍のサッカークラブ「ロイヤル・タイ・アーミーFC」として創設された。

1983年、当時のタイ王国クラブサッカーの最高レベルの大会であるコー・ロイヤルカップで優勝した。

1997年、クイーンズカップ決勝に進出したが、3連覇中だったタイ・ファーマーズ・バンクFCに0-1で敗れ、準優勝に終わった。

1999年、入れ替え戦でタイ・ディヴィジョン1リーグ2位のロイヤル・タイ・ネイビーFCに0-1で敗れ、初めてディヴィジョン1リーグに降格した。

2005年、ディヴィジョン1リーグで優勝し、6シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を決めた。

2010年、プレミアリーグ最下位に終わったが、プレミアリーグ15位のバンコク・ユナイテッドFCとディヴィジョン1リーグ4位のソンクラーFCと同組になった入れ替え戦・グループBの1位になり、プレミアリーグ残留を決めた。2010年シーズンはプレミアリーグの下位3チームとディヴィジョン1リーグの4位から6位チームが2つのグループに分かれて2回戦総当たり戦(各チーム4試合)を実施し、各グループの1位チームのみがプレミアリーグに残留(昇格)できるレギュレーションが採用された。同年12月、ロイヤル・タイ・アーミーFCからアーミー・ユナイテッドFCに改称した。

2012年、タイFAカップ決勝戦に進出したが、ブリーラム・ユナイテッドFCに1-2で敗れて初優勝を逃した。2016年シーズン、リーグ16位で終了してタイ・リーグ2に降格。

2019年11月29日、アピラット陸軍司令官がクラブの解散を決定し、103年の歴史に終止符を打った。

アーミー・ユナイテッドFC(タイ語: สโมสรฟุตบอลทหารบก)は、タイ王国バンコクをホームタウンとするサッカークラブである。

かつては陸軍管轄のクラブだったが、2015年にタイ陸軍による財政支援停止をうけ、現在は民間のクラブとなっている。

1948年に創設され、1986年にタイ・ディヴィジョン1リーグ(現タイ・リーグ1)に初昇格。1998年に初優勝を果たした。2002年に2度目の優勝を果たし、AFCチャンピオンズリーグに出場した。2007年に3度目の優勝を果たし、2008年にもAFCチャンピオンズリーグに出場した。

2009年に4度目の優勝を果たし、2010年にもAFCチャンピオンズリーグに出場した。2011年に5度目の優勝を果たし、2012年にもAFCチャンピオンズリーグに出場した。

2015年にタイ・ディヴィジョン1リーグ(現タイ・リーグ1)に降格したが、2018年にタイ・リーグ1に昇格した。

2019年に6度目の優勝を果たし、2020年にもAFCチャンピオンズリーグに出場した。

アーミー・ユナイテッドFCは、タイで最も成功したクラブの一つであり、多くのタイトルを獲得している。また、AFCチャンピオンズリーグにも出場しており、タイのサッカー界を代表するクラブである。