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KKSレフ・ポズナンSA(ポーランド語: Kolejowy Klub Sportowy Lech Poznań S.A.、KKS Lech Poznań)は、ポーランドのポズナンを本拠地とするサッカークラブ。
クラブは地元のカトリック教会に所属していた若者達が協会から脱退して新たにサッカークラブを結成しようとしたことがきっかけとなり1922年3月19日に「ルトニア・デンビエツ(ポーランド語: Lutnia Dębiec」として創設された。
1933年からはポーランド国鉄の支援を受けて鉄道会社のスポーツクラブとして運営された。そのため、ポーランドの鉄道員を意味する「コレヨシュ(Kolejorz)」という愛称で親しまれ、その後もこの愛称が使用されている。1956年にポーランドを建国したとされる「レフ、チェフ、ルスの伝説)」の中の「レフ」から取り、「レフ・ポズナン」と改称された。
ポーランド1部リーグには1948年3月に昇格。1980年代から1990年代初頭にかけて5度のリーグ優勝を果たすなどクラブは全盛期であった。欧州サッカー連盟主催の国際大会へも1978年から2004年の間に34試合出場した。クラブ史上で最も忘れがたい試合は、1988-89シーズンのUEFAカップウィナーズカップ2回戦、対FCバルセロナ戦である。この大会を制するバルセロナ相手に2試合合計で1-1と健闘したがPK戦の結果4-5で敗れた。
また1990-91シーズンのUEFAチャンピオンズカップ1回戦、ギリシャのパナシナイコス戦では2試合合計5-1でこれを下し2回戦へ駒を進めた。2回戦では、フランスのオリンピック・マルセイユ戦では2試合合計4-8で敗れたものの、ホームでは3-2でマルセイユを下すなどクラブ史上で最良の結果を残した。2008-09シーズンのUEFAカップではグループリーグでオランダのフェイエノールトを倒したほかフランスのASナンシーとスペインのデポルティーボ・ラ・コルーニャに引き分け、決勝トーナメントに進出した。