ASC 09ドルトムント(ASC 09 Dortmund)は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ドルトムントに本拠地を置くサッカークラブである。1909年に創設され、現在はオーバーリーガ・ヴェストファーレン(ドイツ5部相当)でプレーしている。

クラブは、1909年にドルトムントの北部に位置する地区、アプラーベックで創設された。当初は、ドルトムント市街を流れるエムシャー川にちなんで、「DJKエムシャー09」というクラブ名であった。1919年に現在のクラブ名に変更された。

クラブは、創設以来、下部リーグでプレーしていたが、1960年代後半から1970年代前半にかけて、2部リーグでプレーした。しかし、1974年に3部リーグに降格してからは、再び下部リーグでプレーしている。

クラブのホームスタジアムは、アプラーベックにある「シュポルトプラッツ・アム・ザンドホフ」である。収容人数は2,000人。

クラブのライバルは、同じドルトムントを本拠地とするボルシア・ドルトムントである。両クラブは、毎年「ドルトムント・ダービー」と呼ばれる試合を行っている。

クラブの歴代所属選手には、ドイツ代表のユルゲン・クリンスマンや、日本代表の内田篤人もいる。